SF・ホラー 6

クリスマスイブの日、父さんは、冷たくなって帰ってきた。いつも持っていたヴァイオリンがない。どうして、こんなことに…。主人公の少女テレジアは、勇気を持って父の死の謎に立ち向かうことを決意する。１８世紀の音楽の都ウィーンを舞台にしたスピード感あふれる冒険ミステリー。続きを見る

会津藩ゆかりの地に眠る、怨と縁が織りなす怪談・綺譚。続きを見る

１つのクトゥルー作品をテーマに３人の作家が小説、ゲームブック、漫画などの様々な形で競作するオマージュ・アンソロジー・シリーズ。第５弾は『インスマスの影』に捧げる。当代きっての超伝奇の語り部、夢枕獏と静と動を巧みにあやつる天才絵師、寺田克也の「インスマス幻想譚」！異形のものたちの吐息が聞こえてくるか……続きを見る

売るものは「恋人との最後の時間」-女子高校生・夜見川麻耶は、死を求める客に、二人きりの最後のひとときと、望む形での死を与える日々を送っていた。自身の抱えた傷を隠しながら死にゆく者たちへ愛を振りまく麻耶は、同じく大きな宿業を負った青年と、運命的な出会いを果たす…続きを見る

本書は、元素周期表の美しい法則を読み解くとともに、この世の物質のすべてである元素のヒミツを誰にでもわかりやすく解説したものである。続きを見る

ドイツ人ヴィオリストのマグダレーナ・ラファイエットは、ある演奏会の後、アメリカのメディア権力者ナポレオン・ニューマンから彼の私設オーケストラへの誘いを受ける。最初乗り気でなかったマグダレーナも次第にニューマンの魅力に惹かれていき、オーケストラに参加するため、アメリカのニューマンの元へ。到着して翌日……続きを見る

インスマスを思わせる漁村怪異譚を江戸時代に展開する「切腹」、クトゥルー・ミュトス・ファイルズの記念すべき第一弾『邪神金融道』の原形「サラ金から参りました」、短いが比類なく恐ろしいとひそやかに語られる「出づるもの」、怪獣映画への憧憬にクトゥルーを絡めた「怪獣都市」、加えてラヴクラフトのみならず神話の……続きを見る

それはミッドウェー海戦から始まった。日本海軍空母部隊を撃破するはずの空母ヨークタウンは突如現れた巨大戦艦により撃沈され、ミッドウェー島は日本軍が占領するところとなった。そして日米の主戦場はソロモン海に移る。だがそこでも謎の巨大戦艦が暗躍する。米軍艦だけを破壊していたその巨艦は、やがて日本艦船までも……続きを見る

クリシュナムルティには長期間にわたって続いた“プロセス”と呼ばれる不可解な身体的苦痛を伴う体験があった。それは一体何を意味するのか？また、彼は通常思われているように本当に神智学的な思想を否定していたのか？著者は膨大な資料を駆使しながら、これらの問題に深く探りを入れる。そして、「永遠の哲学」という広い……続きを見る

ビル・プロンジーニ、エドワード・Ｄ・ホック、マイクル・Ｚ・リューイン他、名匠が綴る、本を巡る殺人事件。バベルが主催する第２４回ＢＡＢＥＬ翻訳奨励賞“英日フィクション部門”の課題作品の翻訳。続きを見る

ドロシー・Ｌ・セイヤーズ、ルース・レンデル、ローレンス・ブロック他、名匠による本を巡る殺人事件第２巻。続きを見る

都会では熱帯夜にとどろく槌音が狂気をうみ、山村では異形のモノたちが酒を酌みかわす。忘却の底から記憶があなたのもとを訪れる-。現代中国の「混沌」を描く異色短篇集。続きを見る

『幻の女』はホントに傑作か？“ミステリ界の御意見番”が海外の名作に物申す。マクベインの追悼エッセイや、銃に関する連載コラム等も収録。続きを見る

テレビで報道されたのは、なんと“幽霊”の事情聴取を担当する柏木くんの姿。現役警部補が人質になってしまったのだ。前代未聞の大失態に警視庁はただちに捜査本部を設置。柏木に取り憑く美少女幽霊・結花や、特殊能力を持った「お宮の間」の同僚達も救出に乗り出した。犯人の要求は、「元中学教師樋口を捜して連れてこい」……続きを見る

ヘミングウェイ「殺し屋」、フォークナー『サンクチュアリ』、アラン・ロブ＝グリエ『消しゴム』…。大物作家の作品をミステリ小説として読み解く。“ミステリ界の御意見番”が純文学からエルモア・レナード、エラリー・クイーンまでを自在に説いたエッセイ評論集。続きを見る

あの「９．１１」から１０年…現代史に隠された闇の真実とは？希望の光はどこに？元テレビ記者による執念の「国家犯罪」追究。続きを見る

愛する少女に告白した瞬間、勇者イサギは未来へと飛ばされた。彼を喚んだのは、敵対していたはずの魔族。滅亡の危機に瀕した魔族を救うため、愛する少女を探すため、イサギは立ち上がったーただし、魔王イサギとして。時を超え、種族を越え、少年の夢は再び世界の希望となる！！続きを見る

先人の評論・研究を読み尽くした著者による２１世紀のミステリ評論。膨大な読書量と知識を縦横無尽に駆使し、古典的名作から今なお読み継がれる傑作の数々を新たな視点から考察する！続きを見る