ヨーロッパ 9

イタリアはフィレンツェを拠点に活動する男女三人組モンド・カンディドの、自動車のCMソング(1)をフィーチャーしたミニ・アルバム。どこか懐かしさを感じるサウンドとヴォーカルが楽しめるポップな一枚。年末の定番ソングのカヴァー(5)も収録。続きを見る

マヌーシュ・スウィング基調の音楽性のもと、がらっぱちにして洒脱な味を思うままぶちまけて好評のフランス人歌手／ギター奏者の3作目は、ビッグバンドを起用してのもの。ダイナミズムや酔狂さや多彩さが増し、それと裏返しの人間的なキブンも鮮やかに浮き上がる。続きを見る

80年代末以降のフレンチ・ポップスを代表するシンガーの、“発見者”ベン・シドランと組んだ曲で構成のベスト盤だ。特に聴きどころはギルバート・オサリバンの「アローン・アゲイン」とセルジュ・ゲンスブールの「クーラ・カフェ」の未発表カヴァーで、オリジナル曲みたいな仕上げもさすが。続きを見る

イタリア・ナポリ発のマンドリン・オーケストラ。 美しいマンドリンのアンサンブルが奏でるオペラ名曲集！ 2003年リリースのファースト・アルバム（日本では2006年11月に「カフェ・ナポレターナ」としてリリース）に続くセカンド・アルバムです。 本作はイタリアオペラ曲とフランス・オペラ曲で構成されています。オペ……続きを見る

スペインを拠点に活動する兄妹デュオ、セルペンティナが、2008年に発表した3作目のアルバム。A&Mの洗練された中南米サウンドやビーチ・ボーイズ系のハーモニー・ポップといったテイストを取り入れつつも、スパニッシュ・ルーツが感じられるポップス万華鏡的楽しさが。続きを見る

イタリアの男性シンガー・ソングライターの作品。彼が弾くアコースティック・ギターとヴォーカルに、管楽器、アコーディオン、ストリングスなどが絡み、ジャズ、ボサ・ノヴァ、室内楽などのエッセンスが絶妙なスパイスとして用いられ、洗練された独自の音世界を創出している。音から伝わる、透明で柔らかな感性が印象的。続きを見る