(不明) - 新書 1

「なぜ救ったのか」と問われぬために。超高齢多死社会・日本。いまや「死にたいように死ねない時代」ともいえるわが国において、患者本人の意志を尊重し、残される家族、かかわる医療関係者が困難に陥らない人生の最終段階の迎え方について、救う医療・支える医療のフロントランナーたちがその本音を語り尽くす。-生前契……続きを見る

二〇一四年春、北関東で当時一七歳の少年による強盗殺人事件が起きた。少年は一一歳から学校に通えず、一家で各所を転々としながらホームレス生活をつづける「居所不明児童」だった…。虐待、貧困、家庭崩壊などが原因で、ある日突然行方がわからなくなる子どもたち。半世紀のあいだに、累計二万四〇〇〇人もの小中学生が……続きを見る

大樹がスランプ！？Ｔ３の春休み旅行のプランを立てているのに、どこかぼーっとしていて話を聞いていない大樹。理由を聞くと、「夢の電車デザインコンテスト」に応募したいのに、何もアイディアがひらめかなくて悩んでいるという。そこで遠藤さんがミステリーツアーをプロデュース！Ｔ３初の、行き先も乗る電車もまったく……続きを見る

現代思想を代表するマルクス主義理論家か、妻を殺めた狂気の人か。光と闇の落差がもたらす眩暈のなかに哲学者は姿をくらます。彼にとっては、「行方不明になる」ことが「政治」であったー知られざるアルチュセール（一九一八ー九〇）の哲学が「スピノザを読むアルチュセールを読む」というかつてない試みを通して浮かび上……続きを見る

持ち主の居所や生死が判明しない土地の「所有者不明化」。この問題が農村から都市に広がっている。空き家、耕作放棄地問題の本質であり、人口増前提だった日本の土地制度の矛盾の露呈だ。過疎化、面倒な手続き、地価の下落による相続放棄、国・自治体の受け取り拒否などで急増している。本書はその実情から、相続・登記な……続きを見る

飛行機に乗るとき、頭をよぎるのが「事故」。墜ちたら一巻の終わりと考えるからか、少しの揺れにも身構えたりしてしまう。しかし実際には、揺れが原因で墜ちることはまずない。パイロットの勘違い、ちょっとした整備ミス、小さな故障など、さまざまな「想定外」が大事故を招いてきた。本書では、世界で起きた５５事例をも……続きを見る

宇宙の全質量のうち、星や星間ガスなど「普通の物質」が占める割合はほんの５％弱。残り２７％を「暗黒物質」（ダークマター）、６８％を暗黒エネルギーが占めている。暗黒物質は今この空気中にも大量に存在するが、一切の光・電波を発しないため見ることができず、いまだ「正体不明（ダーク）の物質」だ。だが暗黒物質が……続きを見る

素粒子を光速近くまで加速し衝突させる加速器実験。この実験で二〇一二年、世界最大の円形加速器＝ＬＨＣの研究チームがヒッグス粒子を「発見」したことは記憶に新しい。本書で扱うＩＬＣ（国際リニアコライダー）は、物理学の最先端の知を結集した、従来の円形加速器とは一線を画す直線型の最新加速器。日本での建設を念……続きを見る

なぜ宇宙は存在するのかー。この宇宙は奇妙な謎に満ち溢れている。しかし、現在、人類の宇宙を見る目は大きく開かれつつある。いま、宇宙の何がわかっていて、何がわかっていないのか。宇宙の全体像とは？宇宙の「外側」とは？現代宇宙論のフロンティアへと旅立つ一冊。続きを見る

シェイクスピアによる過激な描写で、“稀代の悪役”に仕立て上げられたリチャード３世。遺骨から判明した「思いがけない真相」とは？ミイラから採取したＤＮＡ鑑定で、ツタンカーメンの母親が突き止められた！？「勝者の歴史」が覆い隠した「王家の真実」を、最新生命科学が解明する！続きを見る

その会社のパソコン事業部には、秘密裏に働く「特殊対応」担当がいたー。重クレーマー、暴力団、新宗教、海外ＶＩＰ、利害関係者…「厄介な顧客」たちの、理不尽な要求の数々。知られざる「特殊対応」社員の悪戦苦闘の業務記録！続きを見る

生物学的に言うと、全ての成功はまぐれである。微生物の生存戦略は、かくもカオスだった！光合成をやめ、わざわざ寄生虫になったもの、細胞から武器を発射するもの…。無計画でムダなことばかりするへんなやつらのオンパレードだ。新進気鋭の生物学者が、偶然の進化に満ちたミクロの世界へご案内。続きを見る

個人所有から共同利用へ。空き地・空き家問題の解決策とともに考える。続きを見る

泰斗、メディア、行政から国民に至るまで、エネルギー利用の勘違いが！わが国のエネルギー利用を世界に先駆けて究極のものにしつつ、日本の電力システム技術を世界の手本にして、国際展開を図ろうと提案する。続きを見る