イギリスの国民的作曲家エルガーの作品集。有名な「エニグマ変奏曲」や「威風堂々」から、比較的珍しい交響曲まで収録していて、エルガーの魅力に迫る。フルニエのチェロ協奏曲はデュ・プレとは一味違う名演。
続きを見る
第6番(ペインにより補筆。2006年初演)まで存在するにもかかわらず、第1番のみがダントツで有名な「威風堂々」。アシュケナージはオケの明るい響きとパワーをフルに活かし、各曲の魅力を溌剌と描き出している。第2番以降を聴いたことがない人には特にお薦め。弦楽セレナードは一転して柔和な仕上がり。
続きを見る
Viola Classical
発売元:
Hungaroton *classics
JAN:
5991813281128
発売日:
2020年06月04日
珠玉のヴァイオリン小品をヴィオラで演奏!
名手ゴラニが朗々と歌い上げる魅力的なアルバム!
リヴカ・ゴラニは1946年生まれのイスラエル人ヴィオラ奏者で、世界各国のオーケストラと共演している大御所ソリストです。新曲の発表にも力を注いでおり、これまで約70曲の協奏曲を含む300曲もの作品が彼女のために書かれてい……
続きを見る
「威風堂々」を演奏するロンドンpoの張りきる様子は見ものである。特に管楽器ののり方はかなりのもの。「エニグマ」の方はシカゴ響であるが、こちらは鋭いリズム感と明るく華麗なサウンドで聴きごたえのある演奏である。録音も良く迫力満点の一枚である。
続きを見る
登場を祝福されるべき録音。エルガーの会心作ともされるヴァイオリン協奏曲だが、これまでは20世紀前半の英国趣味に囚われていた感が強かった。イングリッシュネスの縛りを振り解いた功績者は誰よりもスナイダー、加えて伴奏の妙がともに作品本来のダイナミズムと歌を描ききった。★
続きを見る
ヴァイオリン作品集
発売元:
Etcetera
JAN:
8711801018225
発売日:
2024年05月31日
20世紀以降のヴァイオリンとピアノのための音楽
「ポルトガル最高のヴァイオリニストのひとり」(リスボンの日刊紙デイリー・プブリコ)、「今日のもっとも有名なポルトガルのミュージシャンのひとり」(リスボンの週刊紙ウィークリー・エクスプレッソ)、「艶のある黄金の音色」(アメリカの音楽誌ファンファーレ)、「……
続きを見る
戦争の現実に向かい合った作曲家たちの心の声を奏でる
感覚が研ぎ澄まされ、傷つきやすく、ロマンティックな作曲家たちが、戦争の現実に向き合った時にどう反応するのか?
こうした考えと、そこから連想される美への憧れがアルブレヒト・マイヤーのニュー・アルバムで演奏される作品すべてに共通する鍵となる事柄です……
続きを見る