レーヴェ:オラトリオ『パレストリーナ』
初期ロマン派のドイツの作曲家、カール・レーヴェ。400曲以上を残したバラード(歌曲)で知られますが、17〜18作にもおよぶオラトリオや6つのオペラ、2つの交響曲なども作曲しました。
本作『パレストリーナ』は、その名の通り「教会音楽の父」パレストリーナを題材にしたオラ……
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若い歌手を初めて聴くのは実に楽しい。テノールとなるといっそうである。ナポリ帰りの上本訓久、粗削りながら地中海の青い空を感じさせる声に魅力がある。CD一枚で判断するのは尚早だが、ダイヤモンドの原石を掘り出した思いだ。精進を重ねて大成してほしい。
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懐かしいコルボの旧録音である。モダン楽器による演奏スタイルは時流にそぐわないが、祈りの音楽としての素直な表現は今も清新である。流れるような淀みの無い音楽は明快で、宗教曲としての典雅さとともにこの曲が持つ劇場的な華やかさも味わわせてくれる。
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