マンハッタン・トランスファーのシンガーがケニー・バロン、レイ・ドラモンドをバックにしたスタンダード集。濃淡の対比も鮮やかに、のびのびと歌う(3)では巧さをアピール。軽快にスウィングする(10)、ロマンティックな(12)と守備範囲も広い。どこか生真面目な表情も味。
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C.ミンガス・グループの一員として注目されたカーソン、79年ピアノレス・トリオでのパフォーマンス。このフォーマットで彼のトランぺッターとしての技術が一層際立つこととなった。バックのベース、ドラムスがリードを支えて完璧の一言。トリオが一体となったプレイには感心した。仕上がり抜群の好アルバム。★
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