木村了 - 本 1

令和４年度・令和５年度第１次検定問題・解説・解答、第２次検定問題・解説・解答試案掲載。続きを見る

同人仲間から受けた情熱的な告白をきっかけに亀井まどかは、目指す純文学とは違った官能小説に挑戦する。それは“ふともも”で有名な東山千の目に留まり、コツとテクを伝授されるうち、自ら相姦を意識することに。まさか弟が、そして息子が…。美人女流作家が先達に胸襟と脚を開いて泳ぎ出す、官能の大海原！！続きを見る

「女は家庭、男は仕事」という性分業が成立した近代に、「主婦」は誕生した。『主婦之友』『婦人公論』といった婦人雑誌は、いかに「主婦」像をつくりだしたのか。マスメディアというイデオロギー装置の機能を読み解く。続きを見る

いまだ童貞の新人高校教師、吉本和馬にとって“最愛の女性”-それは五つ上の姉、友香だ。中学時代に偶然触れた姉のふとももが忘れられず、以来禁断の思いを抱き続けてきた。そんな折、年上の人妻女教師、雅美から童貞であると見抜かれた和馬は、女子生徒たちに狙われるといけないからという理由で『夜の指導』を受けること……続きを見る

『国史』が成らねば水戸藩は天下の笑いもの。一向に進まない編纂作業に業を煮やした前水戸藩主・徳川光圀公（実在）は、書物問屋の隠居に身をやつし、遅筆揃いの不届き執筆者どものもとへ原稿催促の旅に出た。お供は水戸彰考館の覚さん（実在）、介さん（実在）をはじめ、鬼机（デスク）のお吟など名編修者たち。まずは下……続きを見る

１２か月の行事や季節感をテーマに、人形、動物、風物などの作品をまとめました。いろいろな模様の紙で折ったり、作品をいくつも並べて情景を構成したり、季節に合わせてお楽しみください。続きを見る

東京・江古田ー三つの大学が集まっている学生の街。喫茶『カルチェ』はそんな街の片隅にある小さな店だ。かつてシンガーソングライターを目指していたマスター、朝倉のいれる美味いコーヒーと居心地のいい空間を求めて集う学生たちや編集者、昔のバンド仲間たち。そこには切ない別れや予想外の出会い、そして熱い想いがつ……続きを見る

近年、ジェンダー・フリーという言葉をめぐり、はなはだしい曲解や誇張をもとに、男女平等に関わる教育実践や性教育へのバッシングが起こっている。さらに、ジェンダーという言葉そのものやジェンダー学／研究にまで攻撃の対象が広がってきた。しかし、言葉を換え、使わなければ問題は解決するのか。そうではないだろう。……続きを見る

１０歳で性に目覚めて以来、ずっと七つの年上の姉・智代を女として意識してきた中学教師、水木祐介。妻の友実も姉に似ているから結婚したほどだ。長い間、禁忌の想いを一人でかかえてきた祐介だが、教え子の母親や同僚の女教師など、息子たちの淫らな視線を感じ同じように近親姦の妄想をいだく相手が現れ、予行演習セック……続きを見る

元特捜検事・宗光彬。検察の腐敗により無実の罪で法曹界を追放された過去を持つ。弁護士資格のないまま高度な法律案件を闇で請け負うことから「非弁護人」と呼ばれていた。ある日パキスタン人少年から「級友を捜してほしい」と依頼される。その少女と家族の消息を追ううちに大量の失踪者の存在が明らかになる。戦慄の犯罪……続きを見る

祐平は高校二年生。四年前に父が他界、いまは義母の文佳と二人暮らしである。そんな祐平が性に目覚めた小五のとき以来、妄想の中で穢し続けているのは文佳だった。ある日祐平は隣家の人妻・祥子から家に招かれ、文佳への気持ちを見抜かれてしまう。そして「出すだけなら私がしてあげる」と初体験をすることに。実は祥子に……続きを見る

女の子／男の子／母親／父親…『らしさ』の枠をあらためて問う。続きを見る

接待汚職「ノーパンすき焼きスキャンダル」発覚で大蔵省は大揺れ。黒幕の大物主計局長、暴力団、総会屋、敏腕政治家らの思惑が入り乱れるなか、大蔵省始まって以来の変人・香良洲圭一はこの危機にいかに立ち向かうのか。スリリングな官僚ピカレスク小説。続きを見る

成功の方程式が通用しなくなった理由。これまで「最強」とされていた戦略だけでは、変化の時代を生き残れない。グローバル、デジタル、社会的価値ほか９つの視点から、新時代の経営を解説。ボストンコンサルティンググループのコンサルタントが分析！続きを見る

わたしは中国の女スパイーノンキャリア公務員の並木は、恋人から告白される。狙われた理由は、上司から預かった中国語の原稿。両国組織を欺くために、ふたりは同棲を始めるが…。警視庁公安部から地下鉄で追尾され、中国の国家安全部からは拉致される。何が真実で、誰を信じればいいのか？実力派作家が放つ、大人のサスペ……続きを見る