橋本一 - 本 2

ドーピングは悪なのか？「スポーツ精神」がその根拠とされるが、ドーピングは競争・向上をめざす近代スポーツが生み出した必然ではないのか。ドーピング撲滅運動の問題性を指摘し、スポーツと社会のあり方を根底から問いなおす、関係者必読の書。日本の現状に合わせた訳者解説を付す。続きを見る

見たことのない、数論の世界を探検しよう！「素数」にまつわる数学を主題に、美しく謎めいた迷宮やちょっと危険な密林などを数論の世界を知り尽くした名ガイドがご案内します。続きを見る

「症候学の基本は症例の検討にある」典型例・希少例・鑑別を要する症例など、全１６５編の症例論稿を収載。続きを見る

１８世紀以降、西洋の外圧を受けながら、東アジアはどのような秩序をいかに構築していったのか？美術、宗教、軍事、教育、経済、文学、言語、テロリズムなどの多数な論点から、中国・台湾・日本における秩序の形成と変容の諸相を探る。続きを見る

本書は、半世紀に及ぶ我が研究人生の到達点であり、また同時に通過点でもある。筆者はこれまで、関東の石器群を中心として先史文化の解明を模索し、逐次その成果を披瀝してきた。この間、新たな視点を求めて資料の悉皆調査と徹底的な観察に努め、隠れた資料にも光を当てる日々が続いた。その結果、旧石器時代の「環状ユニ……続きを見る

映画のヒット、当時の社会状況や文化を紹介する書籍の相次ぐ刊行などを受けて「昭和３０年代」がブームになり、ノスタルジックな商品・消費はもはや定着したといってもいい。温かな地域コミュニティがあり、貧しいながらも夢や希望にあふれた時代と捉えられている高度経済成長初期は、しかし現実的にはどのような社会状況……続きを見る

関東大震災からの復興をアピールし、「皇紀二千六百年」を記念して構想された一九四〇年の東京オリンピックは、ヒトラーやムソリーニとの取引で招致に成功したものの、「満州国」参加の可否、天皇の開会宣言など問題は山積みだった。そして日中戦争が勃発、ついに返上を余儀なくされる。戦争と政治に翻弄された五輪の悲劇……続きを見る

日本に自動車産業を確立し育成するために一生涯をかたむけた男たちがいた。続きを見る

秘蔵写真でよみがえる昭和の蒸気機関車デゴイチ。続きを見る

あかねさす　紫野行き　標野行き　野守は見ずや　君が袖振る（額田王）。天皇や皇后、貴族から防人、乞食者などの庶民まで、幾千の老若男女の声があふれる現存最古の和歌集。巻第一から巻第四までを収録。続きを見る

山本健吉に「きれい寂び」と称された秋櫻子の世界。続きを見る

秘蔵写真でよみがえる昭和の国鉄・私鉄・路面電車。続きを見る

このひと言が人生を照らす。続きを見る

解剖の現場に立って初めて分かる造形の妙と機能の精緻「脳」「神経」「生殖器」…この道五十年の泰斗が今明かす医科学のディティール。続きを見る

秘蔵写真でよみがえる昭和の蒸気機関車。続きを見る

秘蔵写真でよみがえる昭和の蒸気機関車。続きを見る

艦長から水兵まで分けへだてなく、強い信頼の絆でむすばれた駆逐艦乗りたちの戦場ー初陣の凱歌に湧いたジャワ、火炎と砲弾の雨に打たれたソロモン、そして、霧の中の遭遇戦アッツまで、克明に海戦の推移を描きつつ、勇気と実行力に富み、負けじ魂は人一倍強い下士官兵たちの胸中を切々と伝える感動の海戦記。続きを見る

東日本大震災から１０年。全国に広がるアートプロジェクトの取り組みから、社会×アートの未来を展望する。災害や感染症、分断や不寛容が広がるなか“アートは社会の役に立つ”のか？それとも“今改めて自分を見つけなおすために”アートが必要なのか？続きを見る