石森章太郎 - 本 1

１９７７-７９年『月刊マンガ少年』連載の「海底ピラミッド編」は、当時ブームだった巨大遺跡の神秘感をモチーフに、壮大にスケールアップしたＳＦ大作で、００９全シリーズ中での最長エピソード。この久しぶりの長編新作と、１９７９-８０年放映のカラー版ＴＶアニメシリーズ（日本サンライズ制作）とが共にヒット＆リン……続きを見る

少年の頃から、まんが家としての才能を発揮した石ノ森章太郎は、上京してまんが家の道を歩みます。最大の理解者である姉の死を乗りこえ、『サイボーグ００９』や『仮面ライダー』など、数かずの名作を、世におくりだしました。続きを見る

大迫力！Ｂ５判フルサイズによる、初の完全版！雑誌連載当時のフォーマットを、忠実に初再現！「仮面ライダー」に始まる石ノ森変身ヒーローブームのさなかの１９７３年、『週刊少年マガジン』に連載されたハードボイルド・ロボットＳＦ漫画の傑作。最新鋭メカを搭載しながらも、時に詩を書き、人間より心やさしい「Ｋ（ケ……続きを見る

未完の「天使編」に続き、伝説の月刊誌「ＣＯＭ」に連載されたシャープな前衛的手法による野心作「神々との闘い編」（６９-７０年）を、初のカラー完全収録！加えて、５年後、「週刊少女コミック」ほかで執筆再開した、「風の都編」（７５）「エッダ（北欧神話）編」（７６）をはじめとする“インサイド・ストーリー”群を……続きを見る

桜井侑斗にとつぜんデンライナーのオーナーから、緊急鉄道電報が届いているとの知らせが入った。電報は１２世紀に発信されたらしい。内容は、「テンオウ　シスカ　シタケ　セラ」とカタカナで印字されていた。一体これは何かと考え込む侑斗だったが、良太郎の「これって誰かが助けをもとめてるよね」という一言が、大きな……続きを見る

ついに完結となる、「キカイダー」第４巻。ビジンダー（ミエ子）、００＝ダブルオー（零）が新登場。ハカイダーと一時共闘して、巨大組織シャドウに立ち向かうジローたちの運命は！？そして訪れる、驚愕のクライマックスと、哀切のラストシーン…。ビジンダー初登場シーンの、雑誌版だけのスタイルを、実に４１年ぶりに初……続きを見る

二十歳になった鎮宮影正は父・鍵臣の命令でトルキア共和国の地下都市に潜入した。そこでは、災害をのがれて避難してきた子供たちが徒党を組み、住み処を奪い合っていた。影正のミッションはライダーシステムの実験をするために、ベルトとロックシードを子供たちに配ることだ。もちろん影正が貴族であることはトップシーク……続きを見る

２０１８年の新たな始まりの日。世界崩壊を懸けたすべての戦いの記憶をなくし、仲間たちとの高校生活を謳歌するソウゴたちの姿がそこにはあった。だが、それを見守る歴史の管理者・ウォズには奇妙な違和感が。「何者かが…歴史に干渉している…？」。２０１８年に向かったウォズが目にしたのは、アナザーライダーに襲われる……続きを見る

１９７３年、“石森章太郎劇場”の冠のもと、『週刊少年サンデー』に「人造人間キカイダー」と２作同時連載を果たした本格ＳＦコミックの傑作「イナズマン」が、いよいよ登場。超能力者として覚醒した高校生・風田サブロウが、サナギマンからイナズマンに、電光ほとばしる二段変身！巨敵・バンバと壮絶なエスパーバトルを展……続きを見る

不完全な「良心回路」を持ち、正義と悪のはざまで戦うアンドロイド・ジロー＝キカイダー。スピーディーなアクション、手に汗握るスリリングな展開。１９７２-７４年「週刊少年サンデー」連載、「仮面ライダー」と並ぶ巨匠・石ノ森の大ヒット傑作ＳＦが、初のＢ５・「完全版」で刊行！連載時にきわめて忠実な初の編集、全……続きを見る