日本美術 1

著者は、クリスティーズに入社後、長らくオークションを担当したのち、6年前からプライベートセール（売り手と買い手が市場を介さず直接、話を進める）専門となった。これは一般的なオークションとは違い、その分……続きを見る

誰もできなかった鎌倉時代の名刀再現に成功した刀匠が語る日本の凄さーー。至高の美、強さ、精神性。日本刀の世界では、鎌倉期の刀が最高のものとされてきたが、製法が失われ、再現が不可能となっていた。特に江戸……続きを見る

江戸浮世絵の巨匠・葛飾北斎が最後に残した春画本の傑作を遂に完全翻刻・現代語訳化! 高精度デジタル技術による補正・修復で色彩豊かに再創造された浮世絵春画の世界。 葛飾北斎が最後に制作した最後の艶本『萬福……続きを見る

実は、多くの人が「字をきれいに書きたい」と思っている。なぜなら、文字を正しく、美しく書くことは、書く人の評価につながることを知っているからだ。パソコンや携帯電話が普及し、Eメールが当たり前の時代。逆……続きを見る

■見どころ： 激動の幕末、絵師・月岡芳年に宿る狂気 ■目次： 時空を超えるArt 目次 激動の幕末、絵師・月岡芳年に宿る狂気 無惨絵 最後の浮世絵師 “血みどろ芳年”の虚像と真実 魁題百撰相 月岡芳年の生涯 誕生の章……続きを見る

北海道から沖縄まで作家470名をの作品960点を掲載目次 : 岩間弘/ 水田勢二/ 山田／将晴/ 冨長敦也/ 藁谷収/ 篠原勝之/ 村井進吾/ 湯村光/ 長澤英俊/ 豊福知徳〔ほか〕続きを見る

１３年１０月にイギリス・大英博物館で行われる江戸春画展。海外で高く評価される日本のアートを再発見できるムックが登場！　江戸の浮世絵ジャンルで大きな位置を占める春画の名作・秀作をたっぷり収録した、芸術……続きを見る

四〇〇年の時を超えて、いまなお伝統芸能の頂点に燦然と輝く歌舞伎。平成の世を迎えて、続々と大名跡の襲名披露興行が行なわれ、絢爛たる賑わいを放射する。その平成歌舞伎の魅力の正体を、確かな審美眼で独自の美……続きを見る

本書は、江戸期の鳥取を代表する文人画家・土方稲嶺の一生を紹介し、「気韻生動」の稲嶺の核心に迫り、従来の稲嶺像を覆してその真価を浮き彫りにするものです。今日稲嶺のことを知るには『鳥取県郷土史』などの地……続きを見る

「日本漢詩」は中国の模倣だと言う人がいますが、日本人は漢字の流入後じきに中国の漢詩を自家薬籠中の物にして、本家とはひと味もふた味も違う新しい文学に昇華させました。大津皇子の臨終の詩「泉路賓主無く、此……続きを見る

2021年は民藝運動を提唱した柳宗悦の「没後60年」。名もなき工人たちが作った生活道具に美を見出した柳は、それらを「用の美」と称えました。全国を巡り、その生涯をかけて柳が蒐集した秀逸な民藝品から「器」「家……続きを見る