映画 94

風に舞うポンチョ、冷気を震わすケーナの響き、神話の果て、アンデスの魂を映像に刻み続けるボリビア・ウカマウ集団。「映像による帝国主義論」の創造を経て、先住民世界への「越境」を試みる果敢な営為と、日本からの協働実践をふりかえる。続きを見る

正義、モラル、バイオレンス、愛。世紀末に向けてギャスパー・ノエが放つ衝撃のヴィジュアル！中谷美紀による『カノン』書き下ろしレヴュー。２大対談・ギャスパー・ノエ×フィリップ・ナオン、村上隆（アーティスト）。ポストカード７枚付き。続きを見る

水俣病の記録映画を鋭い視点から撮り続ける映像作家。「水俣ー患者さんとその世界」「水俣一揆ー一生を問う人びと」などにより世界的反響を呼び、常に反体制的視点を忘れず様々な問題に取り組む著者の自伝。続きを見る

１９３０年に日活入社、「剣を越えて」の娘役でデビュー。以来日本を代表する女優として活躍。１９８８年より「五十鈴十種」を中心に舞台活動を展開。現在も艶やかな美しさを保ち、女性のさまざまな姿を演じきっている。２０００年、女優初の「文化勲章」を受賞した著者の自伝。続きを見る

新しい旅。それは地域文化との出会い。熟練のナビゲーターが案内するアフリカ映画の２０年。続きを見る

映画批評の言葉はこの本から変わる。北野武・阪本順治・三池崇史・瀬々敬久…昭和とスタジオ・システムの終焉ののち、「風景」「肉体」「物語」「ジャンル」が変質し日本映画は新・黄金期に突入した-。続きを見る

アートの「過去・現在・未来」を旅してーアートに刻印された時間の記憶をたどり、２０世紀アートの諸相を再訪する。新たなるアート概念の創出へ跳躍する彫刻家による最新エッセイ。続きを見る

噛んでみろ！オレの人生弾。劇しく暴走する生きざまを、手探り傷だらけ活写する疾風砂塵。ノンフィクション。続きを見る

東映ヌーヴェルヴァーグ時代劇映画の先駆者・沢島忠の世界。続きを見る

本書は、いわゆる日本の映画音楽史を綴ったものではない。戦後（または戦中より）、音楽・音響演出という方面から日本映画を支えてきた数人の作曲家たちの演出形態を、主観にもとづいて書き記していったものである。続きを見る