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グローバル化に伴う負の側面ー疫病の伝播、異郷での死。本書は、近代中国が直面した国際化とその対応を、香港の事例から考察。伝統的な医療や社会組織の変容・適応を再評価しながら、アジア史への新たな視点を大胆に提示。続きを見る

私は悪魔の味方になりましたが、悪魔に魂を売ったわけではありません。米国にも優秀な医師は本当にたくさんいます。他の、どこの国でもそうであるように。私は悪魔の味方になりましたが、悪魔に魂を売ったわけではありません。本当の悪魔はどこにいるのでしょうか？米国医療の実際と、知られざる実態。続きを見る

アメリカ医療の不合理、不法、医療過誤の氾濫などについての驚くべき実態報告。医療を市民の手に取り戻し、本来の医師ー患者関係の確立をめざして、市民医療協会が改革案を提出する。続きを見る

インドネシア共和国、タイ王国を主とした地域に見られる主要な植物性の食品（食用とする植物１６０種、発酵食品９種）を紹介、解説した図鑑。続きを見る

本書は、著者が東京大学人文社会系大学院に提出した博士学位請求論文「近代中国における衛生事業の「制度化」と社会変容に関する研究」に改訂をくわえ、一書としたものである。続きを見る

生体がいかにうまく環境を活かしその健康を保っているか、またその傷害から病気に発展するかを、ウイルスなどの外敵や食べ物さらには生活環境などを広い意味での環境としてとらえて考える。続きを見る

われわれ高等生物のいのちはたった一個の受精卵から出発し、細胞分裂でそれが多くの細胞の塊になり、そのなかで細胞はまた幾つかの特徴のある形と機能をもつものに分化し、複雑な身体を創っていく。第一巻では、この細胞の増殖と分化がどのように調節されているかを中心として五つの話題を提供する。続きを見る

医療の援助協力に関わる社会現象を多角的に考究し、村落でのフィールドワークとグローバル化する国際保健研究を総合した労作。第一人者の案内で医療人類学の最前線へ。続きを見る

本書では、まず生体がからだを守るしくみとその破綻を、先天性免疫（自然免疫）から出発して獲得性免疫へとつなぐしくみから解説する。ひきつづいて免疫系細胞間の情報交換を可能にさせるサイトカインシステム、これら細胞間のチームーワークの乱れとして生ずる癌や自己免疫疾患の発症、および神経系・内分泌系・免疫系の……続きを見る

明治以降、西洋医学の導入とともに、わが国の医学・医療はからだとこころを切り離してしまった。心身医学はこのような反省を出発点としている。心身医学がわが国に導入され、やがて、わが国独自の医学・医療である心療内科が誕生した。心療内科は「心身相関」の医学・医療である。本巻は、このような考えが貫かれている。続きを見る

がん治療から生活習慣病、脳卒中、再生医学、統合医療など、現在もっとも問題となっている疾患の予防と治療について述べた一冊。続きを見る

上海における近代的公衆衛生行政の導入と定着過程の検討から、多様な担い手による防疫措置の実態と社会の反応を明らかにし、衛生事業を介した国家ー社会ー個人関係の変容の歴史的展開を解明する。続きを見る

コミットメントからデタッチメントへアメリカの医療、日本の医療はどこへゆくのか？『悪魔の味方』執筆から１０年。Ｄｒ．岩田が「アメリカ医療」について徹底的に各論的に、総合的に再び考える。続きを見る

経済の緊密なネットワーク化が進む東アジアを対象とした全国規模の調査ＥＡＳＳ　２０１０が、日本・韓国・中国・台湾の健康と社会についての類似性と相違点を浮き彫りにする。続きを見る