著者:ヴェルナー・ブッシュ, 杉山あかね
出版社: 三元社
ISBN: 9784883036172
発売日: 2025年10月20日頃
その風景画に宿るのは、神の秩序としての幾何学。
十九世紀初期、ドイツ近代絵画の幕開けを導いた画家フリードリヒの世界観はどのように形成され、作品に昇華したのか。素描から本画へと至る過程、ロマン主義の幾何学に立脚した画面構成の流儀を詳細に分析し、その信条と手法に深く迫る。
口絵 1
1 はじめに 15
2 生……
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著者:ジョルジュ・ディディ=ユベルマン, 西野 路代
出版社: 新曜社
ISBN: 9784788518568
発売日: 2024年09月05日頃
アウシュビッツで囚人によって撮影され、奇跡的に外部に届けられた4枚の写真をもとに描かれたリヒターの≪ビルケナウ≫。白紙状態のキャンバスから完成までを伴走した著者が改めてその謎の意義を問うべく作家に宛てた四つの書簡。巻頭カラー8頁。
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著者:フランツ・カフカ, アンドレアス・キルヒャー, パーヴェル・シュミット, ジュディス・バトラー, 高橋文子, 清水知子
出版社: みすず書房
ISBN: 9784622096061
発売日: 2023年10月18日
〈カフカの遺品のうち、まさに素描のほとんどが含まれている部分が、何十年にもわたってまったく手の届かない状態に置かれていた。そのひと束の紙が、カフカの創作の最後の偉大な未知数であったと言っても、決して過言ではない。〉
ーー「前書き」より
チューリッヒの金庫に保管されていた160点余の素描。2019年、没後百……
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著者:クリストフ・グリューネンベルク, ダレン・ビー, 野崎武夫
出版社: 創元社
ISBN: 9784422700977
発売日: 2015年04月04日頃
シュルレアリスムの大家、ルネ・マグリットの作品と彼の世界観を明らかにする百科事典。各国の美術館所蔵作品や資料をもとに、国際的なマグリット研究家たちが丁寧に解説。レファレンスとしてきわめて有用な一冊であり、マグリットを中心にシュルレアリスムを理解するうえで必携の書である。2011年から12年にかけてテート……
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著者:ピーター・ウェブ, ロバート・ショート, 相馬俊樹
出版社: 国書刊行会
ISBN: 9784336072252
発売日: 2021年08月20日頃
すべてのエロティック表現者に捧ぐ!
フェティッシュな少女人形ーー痙攣的な美!
ブルトンとバタイユを魅了し、
澁澤龍彥と四谷シモンをとりこにした、
イマージュの極北!
不屈の生涯、本邦初の評伝
「無理なポーズでこちらを向く少女は何も言わない。
ただキュルウ、キュルウと音がするだけ!」
ーー四谷シモン
父親……
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著者:ポール・セザンヌ, エミール・ゾラ, アンリ・ミトラン, 吉田 典子, 高橋 愛
出版社: 法政大学出版局
ISBN: 9784588011030
発売日: 2019年10月26日頃
二人の偉大な芸術家は中等学校で知り合ってから、互いに成長し、遠く離れても、長い間、強い友情で結ばれてきた。彼ら自身の言葉と行動の足跡を丹念に辿ることで、芸術の創造の軌跡、「自然」や「感覚」、「モティーフ」、そして、「絵画における真実」と「文学における真実」の交錯が見えてくる。二人の交流について定説……
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著者:ケネス・マケンジ・クラーク, 尾崎彰宏
出版社: 法政大学出版局
ISBN: 9784588140211
発売日: 2015年07月
著者:西村 和子
出版社: 博雅堂出版
ISBN: 9784938595456
発売日: 2010年06月01日頃
『おはなし名画をよむまえに(全5巻)』について
小さなお子様向けの名画絵本シリーズです。サイズも小さめで名画を簡単な物語、セリフ、あるいは詩と一緒に楽しめます。「芸術に触れる最初の一歩」として高い評価を得ています。
赤ちゃんは生後間もなくから色を認識し始め、5〜6歳までに色彩感覚を身に付けます。色彩は……
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著者:コレット・ドゥブレ, 石川美子
出版社: ベルリブロ
ISBN: 9784991330520
発売日: 2025年11月25日頃
パリで活動をつづける画家コレット・ドゥブレは1990年にこう宣言した。「わたしのこころみは「限りない」数の絵によって、先史時代から現代にいたる女性のさまざまな姿形をふたたび描きなおすことである。」無数の美術に描かれた女性像を「引用」して淡彩画(ラヴィ)で物語や背景から解き放ち自由に翔びたたせる。来る日……
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著者:ドミニック・ボナ, 持田明子
出版社: 藤原書店
ISBN: 9784894345331
発売日: 2006年09月
著者:ハンス・ベルティング, 岡部由紀子
出版社: 三元社(文京区)
ISBN: 9784883033706
発売日: 2015年01月
近代芸術がパリ画壇で花開いていた20世紀初頭、激動のドイツにあって対立する“近代性”と“伝統”との調停点ー伝統を近代精神で満たすこと、近代精神の真っただ中で伝統の力を呼び覚ますことーを求めつづけた画家マックス・ベックマン。画家が生きた時代の歴史的文脈を解明し、彼を同時代の美術史のなかに位置づけることで……
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著者:永井隆則, イザベル・カーン, 浅野春男, 大木麻利子, 工藤弘二
出版社: 三元社
ISBN: 9784883034901
発売日: 2019年07月15日頃
「一文無しになるまで、この絵は絶対に手放しません」
《コンポー トのある静物》を所有していたゴーギャンにこう言わしめたセザンヌは、いかにして近代絵画の父と呼ばれるようになったのか?
近代絵画の始祖として、世界的に認識されているセザンヌ。この概念 は誰が作り、どのように継承されてきたのか?フランス語圏……
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著者:アナベル・ハワード, アダム・シンプソン
出版社: パイインターナショナル
ISBN: 9784756247025
発売日: 2015年12月
著者:ロベルト・ロンギ, 和田 忠彦, 丹生谷 貴志, 柱本 元彦
出版社: 筑摩書房
ISBN: 9784480099907
発売日: 2020年06月12日頃
現代イタリアを代表する美術史家ロンギ。本書は絵画史の流れを大胆に論じ、若き日の文化人達に大きな影響を与えた伝説的講義録である。解説 岡田温司
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著者:ノルベルト・シュナイダー, 下村耕史
出版社: 三元社(文京区)
ISBN: 9784883032327
発売日: 2008年08月
精緻なリアリズムが神秘的な象徴を具現化して生まれた奇跡の祭壇画。本書では、隠された象徴的意味について、文化史的に解釈される美術的革新と同様、詳しく論究される。単に様式分析的になされた、あるいは宗教的意味内容を一面的に強調した解釈に対して、著者はフス戦争と公会議運動にあらわれた宗教改革前夜の教会革新……
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著者:ミシェル・アンリ, 青木 研二
出版社: 法政大学出版局
ISBN: 9784588140358
発売日: 2016年05月20日頃
〈生の現象学〉の立場からカンディンスキーの絵画作品とその抽象絵画論を入念に考察し、人間の形而上学的認識能力に絵画の本質を探りつつ、芸術創造の秘密に迫る。カラー口絵8頁。
序
内部/外部ー見えないものと見えるもの
「抽象絵画」という表現において「抽象」の意味するもの
フォルム
純粋な絵画的フォルム
抽象的……
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著者:アルベルト・ジャコメッティ, 矢内原伊作, 宇佐見英治, 吉田加南子
出版社: みすず書房
ISBN: 9784622086222
発売日: 2017年05月26日頃
形をなしている文章においても、走り書きのメモにおいても、アルベルト・ジャコメッティは、その造型作品において様式を目ざしたりしてはいないのと同様に、文体というものを目ざしたりしてはいない。彼がしようとしているのはただ、何かをとらえること、言うべきことをつかむことだけだ。今、死の暗いサロンの高い暖炉の……
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著者:ロベルト・ザッペーリ, 吉川登
出版社: 三元社
ISBN: 9784883032174
発売日: 2007年11月
『パウルス3世とその孫たち』は、ティツィアーノの最も有名な、論じられることの多い絵画の一つである。とはいえ、この絵が提示する一連の問題は、今日まで満足のいく解答を見出していない。この絵は普通、国家肖像画のジャンルに分類されているが、これまで誰も、その絵の政治的意味内容を解読しようとしなかった。この……
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著者:ツヴェタン・トドロフ, 小野潮
出版社: 法政大学出版局
ISBN: 9784588010125
発売日: 2014年09月04日頃
フランス革命を生んだ啓蒙の精神と、ナポレオン戦争のもたらす暴力的惨禍とのあいだで、人間の深い闇を見つめたゴヤ。宮廷画家としての出発から、夢・狂気・病に満ちた作品群をへて、晩年の「黒い絵」にいたる創造の過程を、多数の絵画作品や書簡、当時のスペイン社会の状況から跡づける。画家はいかにして、正義の名のも……
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著者:ジルケ・フォン・ベルスヴォルト=ヴァルラーベ, 水沢勉
出版社: みすず書房
ISBN: 9784622079460
発売日: 2016年04月26日頃
「線より」「点より」などで、現代美術に新しい地平を拓き、国際的に高い評価をうける李禹煥Lee Ufan。ドイツ・ボッフムに夫妻で画廊を構え、李の作品と長年向き合ってきた著者が、その独自の芸術を初めて理論的に分析。充溢と空虚、作られたものと作られていないもの、作品と空間…それらが相互に結びつけられ、互いに移……
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著者:指田菜穂子, ロバート キャンベル
出版社: アートダイバー
ISBN: 9784908122163
発売日: 2022年02月22日頃
「絵で百科事典をつくる」という発想のもと、言葉から連想されるあらゆる事象を一枚の画面に緻密に描き込む芸術家・指田菜穂子。その1冊目となる作品集です。
今回、指田が選んだテーマは日本文学でした。1901(明治三十四)年から1925(大正十四)年に発表された小説25篇を選び出し、その登場人物を作品名としたシリー……
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著者:ベルトロッティジョルジョ, ベルトロッティ百代
出版社: 銀の鈴社
ISBN: 9784866180335
発売日: 2018年09月15日頃
芸術の国からやってきたイタリア人が日本語で書いた美術史。とにかく楽しくてわかりやすい哲学・文化・歴史が学べる一冊。
イタリア モンテッソーリ女史研究第一人者 元青山学院短大学長 前之園幸一郎氏
◆もくじ◆
・初めに
1章 イタリア絵画の様式とかが空間の作り方
・表現方法
A:様式
1 色彩的様式
2 線的様式
3 ……
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著者:ベルナール・チュルシェ, 北山研二
出版社: 未知谷
ISBN: 9784896422689
発売日: 2009年05月
「ピカソと共にキュビスムを始めた男」よく知られたブラックの姿はその人生の序盤に過ぎなかった。キュビスム以降、セザンヌが切り聞いた道に従って展開し続けた芸術活動ー、それこそが美術史上注目されるべきジョルジュ・ブラックの仕事である。アトリエの閉じた宇宙の中で作品を生み続け、「極端なものを追求しない」と……
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著者:ミッシェル・セール, 阿部宏慈
出版社: 法政大学出版局
ISBN: 9784588009198
発売日: 2009年07月
対話を拒絶する“美的なるもの”をコミュニケーションの哲学の場に定位しようとする試み。象徴解釈や図像解釈学的な分析ではなく、歴史的・実証的な美術批評とも一線を画して、図像の位相幾何学的な同形性を解読する。
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著者:ヴェルナー・ブッシュ, 神林恒道
出版社: 三元社(文京区)
ISBN: 9784883031955
発売日: 2007年01月
ライト“空気ポンプの実験”は、18世紀の絵画を解き明かす鍵である。この絵の描写には、これを貫く三つの局面が指摘される。まず第一の局面において、この絵は手の込んだ実験のきわめて精確な再現描写である。第二の局面において、これは夜に行われた実験という、特殊な演出効果を狙った表現である。実験者は魔術師のよう……
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著者:エリック・ラルセン, 大谷尚文
出版社: 法政大学出版局
ISBN: 9784588003899
発売日: 1992年12月01日頃
嵐を孕む広大な劇的風景-。レンブラントの油彩風景画の構想とその起源を17世紀ヨーロッパの思想的・文化的背景において探るとともに、その独自の様式の形成過程を辿り、激動期を生きた芸術家の、神と自然(世界)と人間が一体化したヴィジョンとして捉え直す。
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著者:ユベール・ダミッシュ, 松岡新一郎
出版社: 法政大学出版局
ISBN: 9784588008962
発売日: 2008年09月
中世から19世紀末に至るまで「雲」は西欧絵画の空にとりつき、描写のモティーフというより絵画記号論の一要素として多義的な役割を演じてきた。「雲」という一連の記号表現の機能を、絵画史の観点から明らかにする。
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著者:大野芳材, 田中久美子(美術史)
出版社: ありな書房
ISBN: 9784756616456
発売日: 2016年05月
官能と美術と文学の饗宴から自然への畏怖と喜悦/崇高美へ。フォンテーヌブロー宮の官能と美術と文学の饗宴に、ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの描く『いかさま師』に、シャルル・ル・ブランの描く国王ルイ一四世の表象に、ジャン=アントワーヌ・ヴァトーの描く『シテール島の巡礼』に、アデライード・ラビーユ=ギアール……
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著者:萩島哲
出版社: 九州大学出版会
ISBN: 9784798501185
発売日: 2014年03月
著者:ブルス・ベルナルド, 池田敏雄(神父)
出版社: サンパウロ
ISBN: 9784805620427
発売日: 1990年10月
『巨匠たちのマリア』は「処女マリア」を主題にした敬虔な物語画集であり、目には驚く程美しく見える作品集である。この画集は西欧美術の巨匠たちの作品を収め、聖書を典拠にしてマリアの生涯を物語っている。170余に上る華麗なカラー複写集は、その生涯の節目毎に区分されている。
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