著者:イアン・ハッキング, 江口 重幸, 大前 晋, 下地 明友, 三脇 康生, ヤニス・ガイタニディス
出版社: 岩波書店
ISBN: 9784000248228
発売日: 2017年08月31日頃
一九世紀末のフランスを中心に流行し、その後まもなく消え去った精神疾患「徘徊自動症」。なぜそれはその時その地域にだけ出現し、消滅したのか?そもそもその疾患は実在のものなのか?ボルドーからモスクワまで遁走の旅をした最初の事例アルベール・ダダの資料を詳細に分析し、疾病と社会との相互作用を劇的に描き出した……
続きを見る