「ヴァーツラフ・ノイマン」をジャンル指定でしぼりこみ
68年以来40年近くチェコ・フィルを率いてきたノイマンの、没後10年を記念してのシリーズ。ベートーヴェンの第7番は、日本初出音源。得意のドヴォルザークは、2度目のデジタル録音のもの。
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チェコの巨匠、ノイマンがチェコ・フィルと収録した3回のドヴォルザーク交響曲全集のうちの第1回目、アナログ時代の録音。ドヴォルザーク大全集(91年)以外では初めてのCD化となる貴重なBOXだ。
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ノイマンにとってドヴォルザークやスメタナと同様に重要な作曲家だったマーラー。その演奏は、没入型でも分析型でも絶叫型でもなかった。ボヘミア人マーラーのトラッドな叙情性への愛着を強く感じさせるが、だからといってトラッドな側面だけを誇張するのではなく、あくまで端正なスタイルで格調の高い音楽を作り出したこ……
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守旧とは一線を画し、新しさに触れる独自の音を持ちながらも、特異というほどには外れてしまわず、職人的な軽さを微妙なバランスで併せ持つマルティヌーの音楽。ほとんど一気呵成に書かれたこれら交響曲を通して聴くと、思いや情景や音の姿の快、いろんなものが、達者なオーケストレーションに彩られてまぜこぜに立ち現れ……
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