著者:中尾 太一
出版社: 思潮社
ISBN: 9784783746003
発売日: 2024年11月15日頃
家のなかには風が吹いていた
外は無風だった
いや、荒れ狂っていた
(序詩)
「詩の家」に、それらはやってきたーー。語り尽くせぬ物語の暗闇を駆け抜けて、未明の荒れ野へと出奔するわたしたちの、心の光が広がっていく。構想10余年、今この時代にこそ投じる長篇連作詩。話題作『ルート29、解放』に次ぐ、最新詩集。装……
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著者:中尾太一
出版社: 書肆子午線
ISBN: 9784908568466
発売日: 2024年11月05日頃
「国道29号線、きみは/このどうということのないものが接続された/骨と体が/百年後には決して/託せないものをしっているだろうか/わたしはそのころ/きみが素足で土をふみながら歩いていることを/祈っている/約束とはそういうもので/つなぐ手を永遠に借りてもいいという信頼に/わたしは永遠に、救われている」(……
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著者:中尾 太一
出版社: 思潮社
ISBN: 9784783709817
発売日: 2013年07月01日頃
今日は鳥が見えないが、犬が川を流れている、へい、命を返してくれ返してくれ、それはボブ・ディランのなんていう曲だったろう、僕は柱になって倒れていた
それから何処までも転がっていった、柱の中には二人の子供が身体を寄せ合っている、そいつらも激しい雨を感じて泣いている、やすらかに眠っていてくれ
(「a viaduc……
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著者:中尾太一
出版社: 書肆子午線
ISBN: 9784908568121
発売日: 2018年05月18日頃
詩人・中尾太一の新たな展開を示す待望の新詩集。鳥の絵の大きな叛旗をかざして詩は自由の地へ行く、中尾太一のあふれるエレジーその未踏のカナシミを大声で歌え!「かつて/世界概観バイシクルの車輪が回ると風が吹いていた、太陽の光を少しだけ信じていた虹の青は銀やんまの銀に溶け/突出したさいのうを風の中に送った……
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著者:黒住 光, 森井 勇佑, 中尾 太一, 西村 ツチカ
出版社: リトルモア
ISBN: 9784898156018
発売日: 2024年11月26日頃
人は生まれる前、どこから来て、
生まれてからどこまで行って、
死んだらどこへ帰っていくのだろう。
その細長いルートを、私は誰と一緒に歩くだろう。
世代をこえて胸に響くファンタジーノベルの傑作、誕生!
ーー
鳥取で清掃員として働くのり子は、ある日、仕事先の精神病棟で出会った患者から、娘を連れてきてほし……
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