五木ひろし - 全体 4

昭和27年の(1)から平成元年の(12)まで、美空ひばりのヒット曲を五木節で。哀愁系の楽曲を中心にした構成だが、オリジナルを尊重したオーソドックスな編曲で唄っているところに、五木の大先輩に対する尊敬の念と唄い手としての自信を感じる。続きを見る

ヤクザ者や渡世人などをうたう、オリジナルの「旅鴉」を含む股旅作品。芝居や映画などの主人公に託された人生の哀歓をうたった戦前からの股旅歌謡名曲をカヴァーしている。五木ひろしがうたうと、さほど古さを感じさせないのが面白い。彼の得意とするジャンルの歌だけに、時にくどいと思えるコブシが快感となっている。続きを見る

82年に大ヒットした「居酒屋」とB面だった「デュオしのび逢い」のデジタル・リマスタリング。作・編曲が大野克夫という異色演歌の「居酒屋」は、アコギのアルペジオ、ラテン・パーカッション、オブリガートのようなシンセが鮮明になったことにより、歌もより生々しく聴こえる。続きを見る

五木ひろしの2008年11月発表のシングルは、切ないラヴ・ソング。格調高い喜多條忠の詞に、ヒットメイカーの三木たかしが曲を付けた作品で、五木の伸びやかな歌声が感動を誘う。続きを見る

作曲家・吉田正の名曲で綴る芸能生活40周年記念アルバム。吉永小百合のナレーションによる「寒い朝」から始まり、フランク永井の名唱で知られる「夜霧の第二国道」「有楽町で逢いましょう」まで、モダンなメロディをしみじみ五木節で歌い上げている。続きを見る

芸能生活40年を迎え、ますます円熟の境地を深めつつある五木ひろし。本作は、“酒”にまつわる古今の名曲を集めたアルバムで、五木ひろしならではの歌ごころをお届けする、秋の夜長に最適の1枚。続きを見る