田中誠人 - 人文・思想・社会 1

十九世紀には「革命の長老」と呼ばれたブォナローティ。活動した場はイタリア、フランス、スイス、ベルギーと広範囲に及んだ。１７９６年の「バブーフの陰謀」の主要な指導者の一人としてフランス革命、総裁政府のありように影響を与え、『バブーフの陰謀』（１８２８年）の著者としてだけではなく、革命家との交流を通じ……続きを見る

減災・復興政策で、追い出され、置き去りにされる人びと。近年頻発する災害を事例に、社会的不平等が拡大する過程を検証し、居住地選択の自由と地域再生の両立する道を導き出す。続きを見る

２１世紀を生き抜くための必修科目。ビジネスにも交渉にも役立つ、教養としての哲学思考。続きを見る

米国の政治哲学者ジョン・ロールズ（１９２１〜２００２）。１９７１年刊行の『正義論』において、独創的な概念を用いて構築した「公正な社会」の構想は、リベラリズムの理論的支柱となった。「平等な自由」を重視する思想はいかに形成されたか。太平洋戦線における従軍体験、広島への原爆投下の記憶がロールズに与えた影……続きを見る

本書は、『子どもの発達と診断』の第５分冊「幼児期３」です。ここでは、５歳初めから６歳の就学までをとりあげて、その発達を保障していくために必要な発達診断の方法をおもにのべています。続きを見る

写真による大和の民俗誌。奈良の民俗行事を取材し、撮り続けている著者執念の一冊。「民俗写真家」による奈良の写真集。続きを見る

リベラルな価値を賦活する理論の力。「リベラリズムと不安定な成果」をたゆまず語り直し、支持し続けることの意味を追求する、現代政治理論の挑戦。続きを見る

戦争の悲惨は忘却の彼方に、だが当時の現実は教訓として残さねばならぬ。開戦前の緊迫した情勢、戦争の推移、著者自身の戦場体験を加えて、戦争を客観的に見つめなおす。続きを見る

ひろがる経済的格差、学びたい若者の未来を奪うものはだれか！重い教育費負担の現状と打開の道を、国際人権規約の「無償教育の漸進的導入」をキーワードに実証的に解明。続きを見る

田中昌人は、発達保障理論をはじめ、生涯発達心理学、障害者教育学、発達診断学、教育権理論など幅広い研究領域に大きな足跡を残した。これらの研究を引き継ぎ、創造的に発展させる道を探る！最後の講演を収録。続きを見る