黒澤明 - 全体 3

山本五十六の悲劇をハリウッド映画「トラ・トラ・トラ！」で描こうとした黒澤明は、なぜ制作途中で降板させられたのか？黒澤、山本の二人だけでなく、２０世紀フォックス側の動きも丹念に追い、さらには米海軍側の悲劇の主人公であるキンメル太平洋艦隊長官やスターク海軍作戦部長にも言及した重層的ノンフィクション。続きを見る

「泣き虫の黒ちゃん」が「世界のクロサワ」になるまで。日本映画の巨匠が味わった若き日の挫折。続きを見る

世界は「クロサワとミフネ」をどう見たか。映画史に多大な影響を与えた二人の波瀾万丈の人生と全作品に、アメリカ人映画評論家が迫る。関係者へのインタビューと資料調査により、日本国外での評価、制作裏話、苦悩、そして別離、晩年までがつぶさに明かされる。貴重な写真も多数収録！続きを見る

ヴェネツィアとアカデミー賞を制し、「世界のクロサワ」を決定付けた『羅生門』。大震災、戦災、導き手だった兄の自死など黒澤が目のあたりにした光景と実体験を不朽の映画に昇華させていった苦渋と希望の過程を辿る、世界初の試み。コロンビア大学教授による画期的クロサワ論。続きを見る

２０１０年、生誕１００年を迎えた黒澤明。今なお多くの映画ファンに愛され、世界の映画人がオマージュを捧げる偉大な映画作家の足跡を、これまでの『キネマ旬報』に掲載されたインタビュー、対談、評論、ルポなどのセレクションによって辿る。続きを見る

シベリアの極寒と闘った『デルス・ウザーラ』。『影武者』勝新太郎、主役降板までの真相。カンヌ映画祭、アカデミー賞など世界からの賞賛。音楽にも妥協を許さず火花を散らした舞台裏。イタリアで『夢』の絵コンテが絵本になっていた。巨匠が選び解説した「世界の名画百本」リスト。息子と娘が綴った偉大なる父の最後の日……続きを見る

ベースとなるのはゴーリキーの名作戯曲。舞台を江戸時代に置き換え、ボロボロの長屋に出入りする江戸庶民たちの姿が浮き彫りになる。複数のカメラを用い長回しで撮影する独自の演出が頂点を極めた作品。続きを見る

世界の黒澤明と三船敏郎が出会った記念すべき作品。戦争の傷痕が残る闇市を仕切るヤクザ、そして破天荒な医者。それぞれが胸に抱く葛藤が見事に描かれる。三船の強烈な個性に釘付け!続きを見る

緊迫感あふれる誘拐犯と捜査陣のスリリングな駆け引き。あっと驚く身の代金強奪のトリック・シーンは、実際にこだま号を走らせ8台のカメラで同時に撮影したという逸話が残されている。続きを見る

通算30作目となる黒澤明監督の遺作が美しい映像で蘇る。昭和18年、文筆活動に専念するために教職を辞した内田百間と門下生の交流を描く。松村達雄、香川京子、所ジョージを始め出演陣の個性が光る。デジタル・リマスター版。続きを見る

黒澤明の名作『生きる』のリメイクに挑戦したスペシャルTVドラマ。与えられた仕事のみを30年間続けてきた勘治は、すい臓癌で余命いくばくもないことを知らされる。そんなある日、奔放な性格の女性・サチと出会った彼は、自分の生き方に疑問を抱き……。続きを見る

黒澤明、初のカラー作品。貧しい住宅が立ち並ぶ一角で繰り広げられるさまざまな人間模様。個性的でどこか哀しさが漂う人々の暮らしぶり。人間の弱さや幸せを追求した作品。続きを見る

胃がんに冒されたある公務員が選んだ生き方、そして人間の生き甲斐とは……。主役の志村喬をはじめ多くの名優を起用し、作品に重厚感を与えることに成功。ベルリン映画祭銀熊賞に輝く永遠の名作。続きを見る

黒澤映画における、三船敏郎の存在理由とはいかなるものか。その映像の中で、分身／門／拠り代とは何を意味しているのか。画面の精緻な読解から、作品の新たな読みを提示する本格評論。続きを見る

黒澤明監督作品、 待望のBlu-ray ハイクオリティ映像でリリース決定！！ 映像・音声を修復したハイビジョン・マスターを使用し、高画質・高音質でブルーレイ化！ 迫力！息もつかせぬこの迫力！熱血多感の三四郎、波乱の再登場！！ 熱狂的な支持を集めた『姿三四郎』の大ヒットを受け、続編の製作が急遽決定。敗戦直前の……続きを見る

通算30作目となる黒澤明監督の遺作が美しい映像で蘇る。昭和18年、文筆活動に専念するために教職を辞した内田百間と門下生の交流を描く。松村達雄、香川京子、所ジョージを始め出演陣の個性も光る一作。続きを見る