アンリ・ベルクソン - 電子書籍 1

イメージ概念を中心に据え、精神と物質の実在を肯定しながら、心身二元論を深化させ、心身合一への展望を語るベルクソン。科学と哲学を統合するベルクソンのほんとうの主著。 続きを見る

フランスを代表する哲学者アンリ・ベルクソン（1859-1941年）が残した主著の一つである『物質と記憶』（1896年）については、すでに7種もの日本語訳が作られてきた。そのすべてを凌駕するべく、第一級の研究者が満……続きを見る

哲学者であるとともに数学者・文学者であり、仏教にも造詣が深い──ベルクソンの統一的な全体像がわかる、本邦初の個人完訳！　全7巻＋別巻の口火を切るのは『時間と自由』として有名な論考。 続きを見る

時間を、時計のような区切られた点の集まりではなく意識の内的持続の中に見る。19世紀実証主義哲学を批判し、人間の意識と科学の因果律の違いを説いた、ノーベル賞哲学者の代表作。（原題「意識に直接与えられてい……続きを見る

ベルクソン自身によるベルクソン哲学入門。『物質と記憶』や『創造的進化』などの議論のエッセンスが、分かりやすくエレガントに語られる論文集。思考の躍動感を伝える見事な新訳で。 続きを見る

ベルクソンによるベルクソン哲学の方法論指南。哲学者自身の編んだ講演・論文集が、持続と直観というベルクソン哲学の根本を、彼以前の哲学との異同にも触れつつ納得させてくれる。 続きを見る

『笑い』と『不気味なもの』は「反復」といった同じ現象を対象にして出会いかつ分岐する。その二つの論考を並列させると、新たな読み・新たな思考が召喚される。ジリボン「不気味な笑い」を付す。 続きを見る

生命は、「生の弾み“エラン・ヴィタル”」を起爆力として、不断の変形を重ねてきた。目的的ではなく、多様な方向に自由な分岐を繰り返す生命の進化の過程ーそれはわれわれの意識にも通じるものである。時間、意識、……続きを見る