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木(新潮文庫)
著者:幸田文
出版社: 新潮社
発売日: 2022年03月04日
樹木を愛でるは心の養い、何よりの財産。父露伴のそんな思いから著者は樹木を感じる大人へと成長した。その木の来し方、行く末に思いを馳せる著者の透徹した眼は、木々の存在の向こうに、人間の業や生死の淵源まで……続きを見る
価格:539円
レビュー件数:8 / 評価平均:★★★★ (4.33) → レビューをチェック
崩れ
著者:幸田文
出版社: 講談社
発売日: 2020年07月03日
山の崩れの愁いと淋しさ、川の荒れの哀しさは、捨てようとして捨てられず、いとおしくさえ思いはじめて……老いて一つの種の芽吹いたままに、訊ね歩いた「崩れ」。桜島、有珠山、常願寺川……みずみずしい感性が捉えた……続きを見る
価格:616円
レビュー件数:29 / 評価平均:★★★ (3.24) → レビューをチェック
季節のかたみ
著者:幸田文
出版社: 講談社
発売日: 2020年05月22日
今朝の雲はもう居ません。その代わり、風が訪れてくれます。季節の移り変わりを見るのが、私は好きです。なにより有り難いのは、前向きの心でいられることでしょうか。時の移ろいを瑞々しい五感がキリリと掬いとっ……続きを見る
価格:770円
レビュー件数:6 / 評価平均:★★★★ (3.67) → レビューをチェック
きもの(新潮文庫)
著者:幸田文
出版社: 新潮社
発売日: 2022年03月04日
明治時代の終りに東京の下町に生れたるつ子は、あくまできものの着心地にこだわる利かん気の少女。よき相談役の祖母に助けられ、たしなみや人付き合いの心得といった暮らしの中のきまりを、“着る”ということから学……続きを見る
価格:737円
レビュー件数:78 / 評価平均:★★★★ (4.1) → レビューをチェック
おとうと(新潮文庫)
著者:幸田文
出版社: 新潮社
発売日: 2022年03月04日
高名な作家で、自分の仕事に没頭している父、悪意はないが冷たい継母、夫婦仲もよくはなく、経済状態もよくない。そんな家庭の中で十七歳のげんは三つ違いの弟に、母親のようないたわりをしめしているが、弟はまも……続きを見る
価格:605円
レビュー件数:69 / 評価平均:★★★★ (3.84) → レビューをチェック
父・こんなこと(新潮文庫)
著者:幸田文
出版社: 新潮社
発売日: 2022年03月04日
父・露伴の死にゆく姿と、続く葬儀の模様を綴り、刻々の死を真正面から見つめた者の心の記録とした『父ーその死ー』。掃除のあとで、念を入れるために唱えなければならない呪文「あとみよそわか」のことなど、露伴……続きを見る
価格:572円
レビュー件数:38 / 評価平均:★★★★ (3.91) → レビューをチェック
黒い裾
著者:幸田文
出版社: 講談社
発売日: 2020年02月07日
千代は喪服を著(き)るごとに美しさが冴えた。……「葬式の時だけ男と女が出会う、これも日本の女の一時代を語るものと云うのだろうか」ーー16歳から中年に到る主人公・千代の半生を、喪服に託し哀感を込めて綴る……続きを見る
価格:1,353円
レビュー件数:6 / 評価平均:★★★★ (3.8) → レビューをチェック
流れる(新潮文庫)
著者:幸田文
出版社: 新潮社
発売日: 2022年03月04日
梨花は寮母、掃除婦、犬屋の女中まで経験してきた四十すぎの未亡人だが、教養もあり、気性もしっかりしている。没落しかかった芸者置屋に女中として住みこんだ彼女は、花柳界の風習や芸者たちの生態を台所の裏側か……続きを見る
価格:605円
レビュー件数:62 / 評価平均:★★★★ (4.04) → レビューをチェック
台所のおと 新装版
著者:幸田文
出版社: 講談社
発売日: 2021年08月12日
台所からきこえてくる音に病床から耳を澄ますうち、料理人の佐吉は妻のたてる音が変わったことに気付く。日々の暮らしを充たす音を介して通じ合う夫婦の様を描く「台所のおと」のほか、「濃紺」「草履」「雪もち」……続きを見る
価格:737円
レビュー件数:12 / 評価平均:★★★★ (4.2) → レビューをチェック
幸田文 老いの身じたく
著者:幸田文, 青木奈緒
出版社: 平凡社
発売日: 2022年01月14日
厳しくもあたたかな幸田文の視線は、自他の老いにも向けられていた。いかに芯の通った老い方をするか。人生の達人・文先生から学ぶ。 続きを見る
価格:1,584円
北愁
著者:幸田文
出版社: 講談社
発売日: 2020年02月07日
幼くして母を亡くし、継母と文筆家の父に育てられた才気煥発な娘あそぎ。そのまっすぐな気性は時に愛され、時に人を傷つける。婚家の没落、夫婦の不和、夫の病ーー著者・幸田文自身を彷彿とさせる女性の波乱の半生……続きを見る
価格:1,562円
レビュー件数:1 / 評価平均:★★★★ (4.0) → レビューをチェック
雀の手帖(新潮文庫)
著者:幸田文
出版社: 新潮社
発売日: 2022年03月04日
〈おでん、すきやき〉が〈筍にそら豆〉になる一月から五月までの百日間、〈ちゅんちゅん、ぺちゃくちゃと自分勝手なおしゃべり〉を毎日書き留めた手帖。冬枯れの光景に、悲惨な事件を起こしてしまった女性の心理を……続きを見る
価格:473円
レビュー件数:21 / 評価平均:★★★★ (3.95) → レビューをチェック
台所のおと みそっかす
著者:幸田文, 青木奈緒
出版社: 岩波書店
発売日: 2020年12月24日
父露伴の没後,文筆の道に進んだ幸田文.端正で勢いのある文章には定評がある.味わい深い小説「台所のおと」「祝辞」,生い立ちを語る「みそっかす」,露伴の臨終を描いて圧巻の「終焉」など,孫娘の編んだ作品集……続きを見る
価格:792円
レビュー件数:7 / 評価平均:★★★★ (4.43) → レビューをチェック
包む 現代日本のエッセイ
著者:幸田文
出版社: 講談社
発売日: 2020年06月05日
季節と詩情が常に添う父・露伴の酒、その忘れられぬ興趣をなつかしむ「蜜柑の花まで」。命のもろさ、哀しさをさらりと綴る「鱸」、「紹介状」「包む」「結婚雑談」「歩く」「ち」「花」など、著者の細やかさと勁さ……続きを見る
価格:1,199円
レビュー件数:5 / 評価平均:★★★★ (4.4) → レビューをチェック
月の塵
著者:幸田文
出版社: 講談社
発売日: 2020年06月05日
父・露伴が重態の床で教えてくれたのは、「母の座」というもの。家事雑用、浮世談義、自然への手引きに、一生残るような教えをしてくれた父。胸にまいた古い種が発芽し、奔走した塔の再建、木や荒涼とした崩れへの……続きを見る
価格:660円
レビュー件数:2 / 評価平均:★★★★★ (4.5) → レビューをチェック
さざなみの日記
著者:幸田文
出版社: 講談社
発売日: 2020年02月07日
平凡にひそやかに生きる女たちの心のさざ波……「明るく晴れている海だって始終さざ波はあるもの、それだから海はきらきらと光っている。」ーー手習いの師匠を営む母と年頃の娘、そのひっそりと平凡な女所帯の哀歓を……続きを見る
価格:1,254円
レビュー件数:5 / 評価平均:★★★★ (4.2) → レビューをチェック
猿のこしかけ
著者:幸田文
出版社: 講談社
発売日: 2020年07月03日
「あれはいったい何だったろう」かと、淡いかなしみと共に想い出しつつ、いいものだと思う娘と父の深い係わりを描く「平ったい期間」。各々手応えのある人生を感じさせた「三人のじいさん」。ほかに「葉ざくら」「……続きを見る
価格:1,254円
レビュー件数:3 / 評価平均:★★★★ (3.67) → レビューをチェック
草の花 現代日本のエッセイ
著者:幸田文
出版社: 講談社
発売日: 2020年07月03日
基督教系の女子学院で、級友に「あなたは感情が強いのよ。そして正直なのよ、いゝ人なのよ」と言われた著者。継母との間も円満にいった思春期の幸福な一時の後に、やがて「わがまゝな父、負けていないはゝ、短気で……続きを見る
価格:1,254円
レビュー件数:4 / 評価平均:★★★★ (3.67) → レビューをチェック
番茶菓子 現代日本のエッセイ
著者:幸田文
出版社: 講談社
発売日: 2020年07月03日
《時間は一度勝負だ。過ぎた時間は書き直せない》と覚悟した著者が、日常の暮らしでの人と人との出会いと記憶の断片を、掌篇小説の如き味わいの小品12章につづる。「花の小品」「きものの四季」「新年三題」「一……続きを見る
価格:979円
レビュー件数:9 / 評価平均:★★★★ (3.78) → レビューをチェック
駅・栗いくつ
著者:幸田文
出版社: 講談社
発売日: 2020年06月05日
「男と女のなかには距離がひそむ。親子のあいだにも寸法は残されている。駅も距離だし、国も距離だし、ことばも距離だし、風も著物も距離だ」(『駅』「さとがえり」)ーー男と女の縁、夫婦、親と子、幼な友達、嫁……続きを見る
価格:979円
レビュー件数:2 / 評価平均:★★★★ (3.5) → レビューをチェック
幸田文 生きかた指南
著者:幸田文, 青木奈緒
出版社: 平凡社
発売日: 2022年03月30日
離婚、子育て、貧乏…。苦境に立ったときあの人ならどうするだろう。厳しくも優しい幸田文の文章から人生の指針を学ぶアンソロジー。 続きを見る
価格:1,584円
レビュー件数:2 / 評価平均:★★★ (3.0) → レビューをチェック
回転どあ・東京と大阪と
著者:幸田文
出版社: 講談社
発売日: 2020年06月05日
「いったい涼しげというのは、すっきりと線が立っている趣をいい、すっきりとは或る鋭さを含んでいるとおもう。……。げというのは力量である。」(『回転どあ』「あじさい」)ーー父・幸田露伴の思い出を綴った文章……続きを見る
価格:1,353円
レビュー件数:2 / 評価平均:★★★ (3.0) → レビューをチェック
男
著者:幸田文
出版社: 講談社
発売日: 2020年07月10日
男は黙ってよく働いている だいじにしなければなあと思う 歿後30年。 「男」をめぐる初の随筆選。 羅臼の鮭漁、森林伐採、ごみ収集、救急医療、下水処理、少年院、橋脚工事ーー 日常の暮らしを支える現場で働く男……続きを見る
価格:1,562円
レビュー件数:1 / 評価平均:★★★★★ (5.0) → レビューをチェック

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