著者:森三樹三郎
出版社: 第三文明社
ISBN: 9784476010961
発売日: 1978年05月
著者:川瀬 智之
出版社: 青弓社
ISBN: 9784787210548
発売日: 2019年10月29日頃
メルロ=ポンティの美術論・芸術論を導きの糸に、「奥行き」や「同時性」という概念に着目して主要テクストを緻密に読み解き、二つの概念の絡み合いを彼の思想に位置づけなおす。哲学に限らず芸術にも越境するメルロ=ポンティの美学の深奥とポテンシャルを指し示す。
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著者:スワミ・ヴィヴェーカーナンダ, 日本ヴェーダーンタ協会
出版社: 日本ヴェーダーンタ協会
ISBN: 9784931148215
発売日: 1999年10月
著者:ヴォルテール, 斉藤悦則
出版社: 光文社
ISBN: 9784334753542
発売日: 2017年05月11日頃
イギリスにおける信教の自由、議会政治を賛美し、ロックの思想、ニュートンの科学などの考察を書簡形式で綴ったヴォルテールの思想の原点。フランス社会の遅れを痛烈に批判し発禁処分にされたことで大ベストセラーとなった。のちの啓蒙思想家たちに大きな影響を与えた初期の代表作。
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著者:鶴見 俊輔, 加藤 典洋
出版社: 岩波書店
ISBN: 9784006000509
発売日: 2001年04月16日頃
カナダの大学で学生に向け語られた、広い視野からの現代日本思想史前篇。ファシズム支配下の日本知識人の軌跡を通して「転向」の事実と意味を問い直し、それが日本の精神史を貫く「文化の鎖国性」という特質と通底することを明らかにする。知識と思想のあり方に反省を迫る独自の日本文化論でもある。
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著者:小島毅
出版社: 山川出版社(千代田区)
ISBN: 9784634346802
発売日: 2004年10月25日頃
礼は日常生活で私たちが使っていることばです。しかし、その由来はあまり知られていません。この字はかつて文明そのものを意味していました。漢語を共有する東アジアのなかで、礼をめぐる文化は国ごとに微妙に異なります。日本には儒教の礼が浸透しなかった結果、どうなったか?中国における礼概念の起源にまでさかのぼり……
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著者:マルティン・ハイデッガー, 原佑
出版社: 中央公論新社
ISBN: 9784121600530
発売日: 2003年05月10日頃
現象学的解釈学の方法によってあばき出される「現存在」の存在の意味と真相。
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著者:遠藤裕行
出版社: アメージング出版
ISBN: 9784910180342
発売日: 2020年11月27日頃
著者:ジッドゥ・クリシュナームーティ, 大野純一(翻訳家)
出版社: コスモス・ライブラリー
ISBN: 9784434004988
発売日: 2000年08月
言葉・思考・信念を超えた英知なしには世界はついに平和も自由も知ることはない。対話の中で炸裂・生成する英知。
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著者:小泉義之
出版社: 青土社
ISBN: 9784791766574
発売日: 2012年06月
生命科学、医学、社会学、経済学、そして、政治学。あらゆる知の最新の達成を渉猟し、法・政治・制度といった現実の問題を真正面から考え続けてきた哲学者が、研ぎ澄まされた言葉で「生」を描きだす。
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著者:工藤 顕太
出版社: 亜紀書房
ISBN: 9784750517230
発売日: 2021年12月22日頃
デカルト、ヘーゲル、カント、そしてソクラテス。哲学と精神分析の交点に立ち上がる、誰も見たことのないジャック・ラカン。
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著者:八木 雄二
出版社: 春秋社
ISBN: 9784393323915
発売日: 2020年07月31日頃
ソクラテスが死刑を宣告されたのは宗教裁判であった。西洋思想における言語や神、あるいは当時の政治・社会の状況をわかりやすく説明し、『ソクラテスの弁明』を詳細に読み解いて、きわめて説得力のある告発者側の論理も明らかにしつつ、遠くガリラヤの地に登場するイエスと共鳴するソクラテスの真の思想に迫る。
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著者:野田 又夫
出版社: 岩波書店
ISBN: 9784003811412
発売日: 2013年12月17日頃
哲学は前6世紀頃、ギリシア・インド・中国でほぼ同時に誕生したー。京都大学で哲学を講じた野田又夫(1910-2004)は、これらを哲学の三つの伝統と捉え、哲学の大胆な世界史的通覧を試みた。そのほか西田幾多郎・田辺元・九鬼周造など恩師の哲学の本質を述べた簡潔かつ含蓄に富む諸論考など13篇を収録。
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著者:鷲田清一
出版社: PHP研究所
ISBN: 9784569603094
発売日: 1998年10月23日頃
ピアシング、拒食・過食、あるいは性。本来なら、ひとを癒し快くする行為が、身体への攻撃として現象している今。わたしたちは、なにか身体に深く浸透しているはずの「智恵」と「想像力」を失いつつあるのではないか。医療システムを通してしか関与できない非人称の身体と、フィットネスなどによって完璧に支配されるプラ……
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著者:佐藤康邦
出版社: 左右社
ISBN: 9784865281897
発売日: 2018年02月
人はいつ、哲学しはじめたのだろうか。トゥーキュディデースの歴史記述、エウリピデスの悲劇、華開く古代ギリシア文化の精髄を味わいながら、近代へと注ぎこむギリシア精神を捉える。
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著者:オショー・ラジニーシ, スワミ・ボーディ・イシュワラ
出版社: 市民出版社
ISBN: 9784881781883
発売日: 2008年05月
インド哲学の源泉として重要な教典集「ウパニシャッド」の真髄を、現代人のために説き明かす。苦悩し続ける人間存在の核に迫り、意識の覚醒を常に促す炎のような若きOSHO。探求者との質疑応答の中で、時を超えた真実の深みと秘儀が、単なる解説ではなくまさに現前に立ち顕われる壮大な講話録完結編。
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著者:山村 奨
出版社: 法政大学出版局
ISBN: 9784588151033
発売日: 2019年09月26日頃
幕末から明治維新、そして現在に至るまで、体制を維持する国家の道徳や個人の修養の思想的根拠であると同時に、社会改革の精神を支えた陽明学。その変容の系譜を辿り、近代日本思想史の新たな見方を提示する。
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著者:アラン・バディウ, 藤本 一勇, フランソワ・ヴァール
出版社: 藤原書店
ISBN: 9784865783315
発売日: 2021年12月28日頃
著者:フリードリヒ・ニーチェ
出版社: 筑摩書房
ISBN: 9784480080820
発売日: 1993年12月
韻文による壮大な哲学的主著『ツァラトゥストラ』を書き終えたニーチェが散文表現による体系的理論書として計画し、書き残した厖大な遺稿群の集成。ニーチェの実妹エリーザベトがペーター・ガストの協力を得て編纂したもの。本書は著作としては未完に終った思想的素材の塊りであるが、晩年のニーチェの思索生活の影が映し……
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著者:ヴィシュワナンダ, 山下豊子
出版社: ナチュラルスピリット
ISBN: 9784864511889
発売日: 2015年12月
愛がものごとの本質であること、神を第一に思うこと、神の名をとなえること。ババジ、イエス、クリシュナとも交流をもつモーリシャス出身、ドイツ在住の覚者が愛と神について説き明かす。
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著者:中村元(インド哲学)
出版社: 春秋社(千代田区)
ISBN: 9784393312124
発売日: 1992年05月
最後の旅と大いなる死を描く、ブッダ伝の後篇。最新の原典批判研究をもとに、考古学的・仏教美術的成果をふまえ、真実の姿を探る決定版。
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著者:老子, 王明
出版社: 地湧社
ISBN: 9784885031830
発売日: 2005年05月
無為の境地を味わう。二五〇〇年の時を越え、真理の響きがまっすぐに届く「道」の詩。中国語も日本語も母国語の詩人だからできた老子の「声」が聴こえる翻訳。
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著者:荻野弘之
出版社: NHK出版
ISBN: 9784140841068
発売日: 1999年11月
「私自身を知りたい」紀元前五世紀のヘラクレイトスの言葉は極めて今日的である。タレス、ピタゴラス、パルメニデス、プロタゴラス…、ソクラテス以前の思想家たちは様々に「世界」や「人間」を探究していたが、そこには今日へと繋がる共通の思考態度=論理の誕生があった。彼らの残した言葉を読むことにより「哲学の始ま……
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著者:合田正人
出版社: 知泉書館
ISBN: 9784862851789
発売日: 2014年02月25日頃
E.レヴィナス(1906-95)の主著『全体性と無限』(1961)の刊行から半世紀、レヴィナス研究は2000年代に入り世界各地でのシンポジウムの開催、全集の刊行など、状況が大きく変化している。そして、日本では2011年に『全体性と無限』刊行50周年記念国際シンポジウムが開催され、フランス、ドイツ、……
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著者:オショー・ラジニーシ, スワミ・ボーディ・デヴァヤナ
出版社: 市民出版社
ISBN: 9784881781937
発売日: 2013年06月
チベット仏教中興の祖・アティーシャの経文を題材に、人間本来の自由、愛、喜び、祝福へと誘う、現代の覚者・OSHOの待望の書。生とは「気づきと慈悲」を達成する機会と捉え、自己成長への深い洞察を促す。
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著者:中村雄二郎
出版社: 岩波書店
ISBN: 9784004305040
発売日: 1997年05月
不透明感を増す現代を、根底から照らすキーワードを精選しておくる、ベストセラーの続編。「悪」「記憶」「宗教」「哲学」「物語」といった基本となる用語から、「アフォーダンス」「オリエンタリズム」「脳死」「歴史の終わり」など現在みおとすことのできないテーマまで、全四十項目を一新。緊密に関連づけられた叙述か……
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著者:スワーミー・ヤティシュワラーナンダ
出版社: 日本ヴェーダーンタ協会
ISBN: 9784931148611
発売日: 2016年07月
著者:副島隆彦, SNSI副島国家戦略研究所
出版社: 祥伝社
ISBN: 9784396115425
発売日: 2018年07月01日頃
副島隆彦を所長とする研究者集団が、さまざまな角度からユダヤ思想と資本主義を論考する。“資本主義以後の世界”が問われる今、必読の知的一冊。
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著者:ウィラード・ヴァン・オーマン・クワイン, 飯田隆
出版社: 勁草書房
ISBN: 9784326198870
発売日: 1992年10月
「なにがあるのかについて」「経験主義のふたつのドグマ」等、現代哲学に大きな転換をもたらした名論文集、待望の新訳。
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著者:今村純子
出版社: 慶應義塾大学出版会
ISBN: 9784766417289
発売日: 2010年06月
本書では、美学・詩学の視点からヴェイユの思想を体系的に論じ、その真髄を明らかにする。自らの「工場生活の経験」(1934-35年)を遠景にもちつつ発語された「労働者に必要なのは、パンでもバターでもなく、美であり、詩である」というヴェイユの言葉は、社会科学と美学・詩学との連続性を問うものであり、本書は……
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