ノンフィクション 99

「妻が乳がんに」「がん再発は死の宣告と同じ」「自分ががんになるより恐れていること」「６歳の娘に母親のがんをどう伝えるか」「想定外の治療費」、そして「がん離婚の危機」家族を襲った一大事にダメ夫は何を考え、どう行動したか？プレジデントオンラインの好評連載が単行本に！続きを見る

海軍は特攻機による沖縄総攻撃に呼応し、世界最大最強の戦艦「大和」を水上特攻に投入した。随伴する最新巡洋艦「矢矧」と歴戦駆逐艦八隻ー昭和二十年四月七日、護衛機なき日本海軍最後の水上艦隊は、いかなる最期を迎えたのかー敗れても悔いなき戦いを演じた「大和」艦隊乗員の各艦それぞれの死闘を克明に綴る海戦記。続きを見る

コンプレックスがあってこそ人生は成功する。新宿・歌舞伎町に一代で企業グループを築いた男の半生。続きを見る

ミャンマーの監獄で過ごした６年。苦難の日々を耐え抜くことができたのはなぜか？１９９３年に政治犯として刑務所に投獄され、獄中で大病を患った女性人権活動家。その苦難を乗りこえるための「特効薬」。それは書物と瞑想から得られた知識と洞察力だった。続きを見る

火災地獄の中で、母に抱かれて息をひきとる子ども、父親に子どもたちのことをたのみ、家の下敷になったまま死んでゆく母親…。広島の少年少女たちの心に消えない傷痕をのこした原爆の恐ろしさを教えてくれる希有の記録。一〇五篇を収める。続きを見る

あの日１３機の零戦に乗っていた仲間達。その猛訓練と活躍を描きます。三上さんは戦争や東日本大震災など日本史上最悪と言われる困難を乗り越えてきました。戦後、平和を願いたくましく生きる三上さんの姿はまさに奇跡の一本松、「奇跡のパイロット」です。続きを見る

殺伐たる中国戦線でささやかなる清風を吹きこんだ兵と烏との交流、ビルマにおいてチャンドラ・ボースとの約束を果たした少佐、フィリピン人俘虜に篤実さをもって接した司令官と報道班員ー苛烈な戦場で日本将兵たちがしめした純粋な愛情と信義。自らをかえりみず、素朴な人間愛のもとに行動した人々の姿を綴る。続きを見る

水雷戦隊は主隊の楯となって敵に近づき、雷撃により一挙に撃滅する。旗艦はつねに先頭にあって子隊を誘導、チャンスをつかんで駆逐艦を放つー一水戦から六水戦まで。神通は那珂、川内、阿武隈に名取、夕張ら旗艦軽巡に率いられて身は小なれど、駆逐艦四隻一隊一二隻が一致協力して挑んだ、大海戦の実態を綴る。続きを見る

焼肉屋で働いていたある日。足の痛みが続き検査を受けると、悪性の神経膠腫が見つかり、１０〜６０ヶ月の命だと余命宣告を受けー。２５歳で闘病がはじまるも、日々の生活に楽しみを作り、周囲の人々の素敵なところを見つけながら過ごしていく。前向きでエネルギッシュな著者による自伝的エッセイ。続きを見る

半世紀前のベトナム戦争。米兵キャルはなぜ戦争を拒否したのか！その後の人生は。積年の追跡ドキュメント。続きを見る

患者の命はすべてお医者に委ねている。医者や看護師の顔色ひとつで患者の気持ちは変わっていくのだ。逝くならば黄泉の国までポックリと。８６歳の入院生活、自宅療養の過ごしかた。続きを見る

巨大ダムによる水力発電、最先端の家電品、自家用車に幹線道路ー。一〇〇年前、アラバマ州の田舎町を舞台にフォードが主導した「テクノ・ユートピア構想」と、それを取り巻く濃密な人間模様を描いた傑作ノンフィクション。続きを見る

獄中で死を待つ日々を生きる確定死刑囚たち。「生きている死者」として扱われる彼らの生活の真実は、当局の通信の妨害によって外部に漏れることはない。本書は死刑囚が妻あてに秘密の方法で送り続けた通信で、確定囚の実態が初めて赤裸々に描かれた名著である。続きを見る

人生山あり谷あり、その中には多くの人との出逢いがあった。ギャンブル依存症から抜け出した男の、恥も外聞も捨てた、ありのままの半生記。続きを見る

南方戦線で見た「動物と兵隊」が織りなすもうひとつの戦争。ワニやヘビが棲むジャングルを行軍し、吼えるトラの声を聞きながら夜を明かした兵隊たちの従軍奇譚。陸軍中野学校出身者の秘密謀報戦記、南方軍通信隊軍属の従軍記なども併載。表題作の他４編収載。続きを見る

食事とれず、胃ろうは拒否。余命１ヵ月と告げられた母が、どのように暮らしたのか？-在宅介護、受け手からの実情報告。続きを見る

司令官山口多聞少将、艦長加来止男大佐。傑出した二人の闘将を指揮官に戴いて、パイロットも機関科員も人艦一体となり天翔ける龍のごとく、国家存亡をかけて戦い、炎の海に雄々しくも最後を遂げた航空母艦『飛龍』-エンジニアたちの叡智と技術と努力の結実したその誕生から終焉まで、詩情豊かに描いた感動作。続きを見る

逆境をばねに、世の中の役に立つ製品開発を続け、前へ、前へ進んできたーそのエナジーと信念を次世代に伝えたい。続きを見る

海軍飛行兵、奮戦せり！熾烈なる日米航空戦の渦中にあって、Ｐ５１ムスタング、Ｐ４７サンダーボルトと紫電改の死闘を、またＢ２９による長崎への原爆投下の一部始終を目視し、みずからも６６機ものＢ２９の猛爆を受けながら奇跡的に死をまぬがれるという稀有な体験を持つ熱血豪胆の若鷲が赤裸々に吐露する感動の記録文学。続きを見る

「戦争に行く前に、ライバルと最後の試合がしたい」昭和１８年秋、学徒出陣の直前、非公式かつ内密にあるラグビーの試合が行われた。東大ー京大戦である。惜別の思いで迎えたノーサイド。その後、学生たちは戦地へ赴いたー京都帝国大学（現・京都大学）ラグビー部を主人公に、東大・慶大・早大・同志社大・明大などのライ……続きを見る

一緒にいられるのは、小学校卒業までーいつもキラキラの笑顔で走りまわり、生きる喜びを全身であらわしている彼。この一瞬一瞬を、ずっと残しておきたい。胸がいっぱいになって泣けてくる感動の手記。続きを見る

『日本辺境論』の内田樹と、『日本の大転換』の中沢新一。野生の思想家がタッグを組み、いま、この国に必要なことを語り合った渾身の対談集。続きを見る