印章・篆刻 2

一口に古印と言っても、優品から劣作にいたる大きな段落がある。従って古銅印譜の最も完好なものが作られた、清末の陳介祺・呉式芬に代表される著名な印譜から資料を選択した。無論明末以来の名譜、また最近出土した超級品を採入したのはいうまでもない。小冊ながら、最も信頼すべき中国古印の入門書。続きを見る

漢印篆は、篆刻文字の基礎である中国秦代の小篆から発展した字体で、その起源は前漢代の官印や私印にまでさかのぼります。本書は、伝統的な字体を正しく守りながら、より現代にふさわしい美しい形を追求した、「現代に生きる」篆刻デザイン文字集です。続きを見る

小篆は、古代文字のなごりを色濃くとどめている大篆を基礎に、今から２０００年以上前の中国の秦代（紀元前３世紀頃）に成立した書体であり、篆刻・印章の基本となる文字です。なかでも鉄線小篆は篆刻の陽文印（朱文印）に最もよく使われる字体です。本書は、伝統的な字体を正しく守りながら、より現代にふさわしい美しい……続きを見る

本全集は、名家の篆刻作品を、時代・作家別に精選・収録したものである。本巻は、清　陳予鍾、陳鴻寿と、同時代浙派名家の刻印からなる。続きを見る

松丸東魚（一九〇一年-一九七五年）が、篆刻を学ぶ過程で、その勉学のために購入した印譜の目録とその解題。続きを見る

歴史学と考古学の知見・史資料を綜合して、印章をめぐる数々の謎に挑む。オリエント古代文明の印章に始まり、一世紀の「漢委奴国王」印、三世紀の「親魏倭王」印や古代の律令印、織豊時代のローマ字印章から歴代の「天皇御璽」と「大日本国璽」、さらには武家や庶民の「はんこ」にもおよぶ。続きを見る

どこまで消しゴム印と遊べるか？遊印アートの世界へようこそ！だれでも楽しく簡単に彫れる消しゴムで、世界でただ一つのあなたのハンコを作ってみましょう。“時候のあいさつ”から“年賀状”、“グリーティングカード”など、この一冊は一生使えるほどの作り方・表現のアイデアが満載です。続きを見る

２１世紀は自分で印を彫る！材料の選び方から印譜の作り方、展示の方法、書画用印の調和考まで分かりやすく、ていねいに解説。書道、絵画、篆刻の世界必携の本です。続きを見る

本書は、シンプルな花の消しゴム印で多彩な表現を楽しむ「遊印アート」の入門書です。彫り方の基本から、印ならではの「反復性・複数性」を生かしたアレンジ方法まで、わかりやすく紹介。重ねて押したり、連続で押したり、組み合わせて押したり、背景を作って演出したり…。一つの印を最大限に楽しむためのアイデアを詰め……続きを見る

本書は、身近かに在る自然の木の枝や竹の根を材料として、楽しく使えるハンコを彫る方法を紹介します。続きを見る