「スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ」をジャンル指定でしぼりこみ
特にブラームスはリハーサルで徹底的に鍛えた跡が十分にうかがえる。とにかく細部がこれだけきちんと聴き取れる演奏は珍しい。しかも、そうした細部をこれみよがしに強調していないところが老練の技だろう。メシアンもきりりと引き締まっている。
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61年収録の第1番は、絶頂期のルービンシュタインと若きスクロヴァチェフスキの協演。一点の曇りもないほどに輝かしいピアノの音色、躍動感あふれるリズム、ピアニシモのデリケートなタッチ。SA-CD化によって生彩感あふれる名演が生々しい音で蘇っている。
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