「デイヴィッド・ジンマン」をジャンル指定でしぼりこみ
協奏曲の第2番がアシュケナージ、それ以外をすべてアルゲリッチでまとめた、ショパンのピアノ作品集。ショパンの魅力と、アルゲリッチのショパン演奏のエッセンスが楽しめる内容となっている。
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ベーレンライター新全集版の使用、古楽器を採り入れた軽やかな響きなどの新しい試みで絶賛されたジンマン&チューリヒ・トーンハレの全集に、後発の序曲集を組み合わせた日本独自企画。重苦しさのない爽快なベートーヴェン演奏は、今なお他とは一線を画す。
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他パートとズレる冒頭のフルートから、終楽章のソプラノの裏で鳴るコントラバス・ソロの扱いまで、また各所でのポルタメントや第2楽章のソロ・ヴァイオリンの開放弦での漸強加減など、スコアの緻密な細部描写は単なる刺激に終わらず、濃密なタペストリーを形成する。★
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ツィクルスも第3弾であること、そして内容が自然賛歌であることもあってか、今作はジンマンらしい良さが十分に発揮されていると思う。特に後半部分の清潔で見通しの良い響きはたいへんに心地よい。特にマルチで再生するとその効果が倍加されるかも。
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チューリッヒ・トーンハレ中興の祖ジンマンが美しく描く、極彩色のシュトラウス・ワールド
1990年後半にベーレンライター社刊行の新全集版を使用し、時代考証様式を取り入れ、随所にアイデアが加えられた聴きどころ満載の刺激的なベートーヴェン全集を録音し、一時代を隠したデイヴィッド・ジンマンとチューリッヒ・ト……
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