バルトーク - 全体 1

「あらゆる民族が、歌で結ばれ兄弟となる」みずからの理想を彼は音符であらわした。１０歳から読めるクラシック音楽入門書。音楽が試聴できるＱＲコード付き！続きを見る

２０世紀最大の作曲家のひとりであるバルトーク（１８８１-１９４５）。彼はまた、ハンガリーやルーマニアなど中欧・東欧の各地で民謡を採集するという、民俗音楽研究者としての顔をもっている。音楽が無調へと向かい、より抽象化していく時代の中、バルトークはなぜ、そしていかにして民俗音楽を採集するのか？本書は彼……続きを見る

ナチの脅威が迫るなか、１９４０年１０月、作曲家ベラ・バルトークは妻ディッタとともに、祖国ハンガリーを去り、アメリカに亡命する。著者、アガサ・ファセットがブダペストの音楽学院の学生だった頃、ピアノの教授であったバルトークは、学生の間で偶像視されていた。著者は、１９２０年にアメリカに渡ったが、２０年後……続きを見る

１９０４年、使用人リディが口ずさんだ素朴なメロディを聞いたバルトークは、真のハンガリー精神は農村で伝承されている民族音楽にあると確信した。その後、バルトークはハンガリー、ルーマニア、スロヴァキアの民俗音楽の旋律を採集、分析し、創意豊かな作曲技法を確立する。そうして生まれたバルトーク作品の旋律は、な……続きを見る

バルトーク音楽の真骨頂　オリジナリティあふれる“演奏会用作品”。続きを見る

バルトークのピアノ作品の中から、教育的な目的をもつ『１０のやさしいピアノ小品』、『ピアノ初心者のために』、『ルーマニアのクリスマスの歌』の３つの作品を編集したもの。続きを見る

本書で伝えたいこと。大作曲家の作品に“バッハが宿っていないもの”はない。“フーガの技法”はなぜ「ニ短調」で書かれたかを、初めて解明しました。「自筆譜」を学べば、「対位法」「和声」が自然に身についていきます。続きを見る