ライ・シュン - 全体 1

初夏の雷雨の中、一切の記憶をなくして発見された謎の男・愛宕権之助は、自分に瓜二つの見廻り同心・阿久津金吾と偽って、「偽者同心」として江戸の治安を護ってきた。だが自分が記憶を失った場所で、御用商人紀州屋の手代・茂吉の死体が見つかったことで事態は動き始める。奥羽へ行商に行った茂吉がなぜ江戸で殺されてい……続きを見る

親鸞によって「生身」の法然が立ち現れる！最晩年の親鸞が、念仏往生・本願他力の核心を師・法然の言葉の内に纏めた『西方指南抄』本邦初の画期的現代語訳。続きを見る

ＯＥＣＤが世界に影響を与えた「キー・コンピテンシー」から１５年余。ＯＥＣＤ　Ｅｄｕｃａｔｉｏｎ２０３０プロジェクトは、ＡＩの発達や移民の増加などの社会変化の下で、２０３０年という近未来に必要となるキー・コンピテンシー、さらには、それを育むためのカリキュラムの方向性を示すものである。とりわけ、「エー……続きを見る

関東軍参謀・石原莞爾との出会い、日中戦争の拡大を阻止せんと、東条内閣の打倒に奮迅する。戦後は７１歳で国鉄総裁に就任し、広軌新幹線建設の夢に賭ける。一代の風雲児、激動の後半生ー。「新幹線の父」十河信二の生涯、挑戦篇！続きを見る

鉄道院初代総裁・後藤新平との出会い、関東大震災の復興に携わるなか、贈収賄の嫌疑をかけられる。無罪を勝ち取ったが鉄道省を去り、満鉄の理事となって動乱の中国へ。一代の風雲児、波乱の前半生ー。「新幹線の父」十河信二の生涯、青雲篇！続きを見る

ＩＴでお金や金融がもっと身近で便利になる。最新のサービスとキーテクノロジーの全容がわかる。続きを見る

創業以来わずか４０年で売上高世界第１位に急成長した、小売業チェーンのウォルマート。創業者サム・ウォルトン亡き後も、その経営哲学・ビジネス戦略は受け継がれ、ついに世界を席巻した。田舎町の商人から巨大企業へと導いたサムの起業理念、不屈のケチ精神、比類なきアイディア、お客や従業員への思い、家族への愛など……続きを見る

BR KLASSIK GREAT SINGERS LIVE ルチア・ポップの秘蔵音源！ 名ソプラノ、ルチア・ポップ[1939-1993]のライヴ録音がバイエルン放送音源で登場。しっとり艶やかな美声と、くっきりとした歌いくち、そして恵まれた容姿によって、独墺圏を中心に世界的に活躍したポップが、1968年から1982年にかけておこなったミュンヘン放……続きを見る

「ケンブリッジ学派」は、マーシャル、ケインズ、ピグーと、綺羅星のごとき経済学者を生み出してきた。だが、これまでこの学派を多面的側面から捉えた研究はかなり限られていたと言っていい。緊張と革新を繰り返しながら展開を遂げてきたこの学派の現代的意義とはいかなるものか。第一線の研究者により理論・思想・政策・……続きを見る

「長州ファイブ」。それはＵＣＬ（ロンドン大学）開校早期の留学生ー井上馨、伊藤博文、井上勝、遠藤謹助、山尾庸三を指す名称だ。しかし、五人がイギリスでそう呼ばれていることは日本であまり知られていない。彼らは文久三年（一八六三年）、長州藩より渡英を命じられる。その目的は先進的な知識を身に付けて帰藩し、大……続きを見る

保護者と学校・教師を「子どもをともに育てる者」と位置づけて、保護者の信頼を得ながらかかわる。執筆者の９割が校長経験者という学校知に裏打ちされた、確かな具体策。続きを見る

男に裏切られた女は、生まれたばかりの赤子を捨て、死を選ぼうとするが…。夫に殺されるーと縁切寺に駆けこんできた旗本の妻女の切ない思い…。縁切り御用宿『橘屋』の女将お登勢をつけ狙う男の正体は…。不義の疑いをかけられ追われる男と女。その先にあるものは…深川を舞台に、縁切寺『慶光寺』の御用宿をつとめる『橘屋』……続きを見る

今、注目のキーワードがこれ１冊でわかる！世界を変える新サービス＆最新技術、業界動向を徹底図解。続きを見る

古典文法に精通した「たしかな読み」と今なお評価の高い、多屋頼俊による「歎異抄」読解。厳選された的確で必要不可欠な註。まるで語りかけるかのような品格ある意訳。続きを見る

葉菜２はホウレンソウ・シュンギク・ニラ・イタリア野菜など１７種類２４作型を収録。野菜の生理・生態と栽培の基本技術を初心者にもわかりやすく丁寧に解説。ベテランにも十分活用できる濃い内容。品目・作型ごとに、栽培暦、品種、栽培のポイント、施肥、病害虫防除の方法、経営指標など豊富な図表で一目瞭然。栽植様式……続きを見る

ケンブリッジ黄金期の経済学者たちの群像。ケインズ、カーン、Ｊ．ロビンソン、スラッファー「ケインズ革命」、「不完全競争革命」等を主導したグループに焦点を当て、彼らの、生き方、知的協力、相互批判、理論的な貢献を検討する。続きを見る

京都所司代・松平豊後守資訓急死の陰に謀殺の疑いありとの投書が目安箱に入った。真相を探るべく京に上った目安番・花輪征史郎は、鞍馬山中の寺で驚愕の光景に出くわした。境内の裏手で九代将軍家重呪殺の調伏が始まったのだ。しかもその場に、将軍の弟・田安宗武の姿も見える。これは何を意味しているのか。続きを見る

イングランド王国成立前、六世紀後半から一〇世紀前半までの約四〇〇年間。ブリテン島は戦乱の世を迎えていた。アングロサクソン七王国時代だ。激しい抗争が繰り返され、七つの王国は栄枯盛衰の道を辿る。裏切りと策略が飛び交う中、問われる王の決断…。本書では、七王国時代を生きた八人の王の生涯を読み解く。最初にキ……続きを見る

強盗に殺され犬になり、夏野に飼われて日々を過ごす俺。だが本さえ読めればそれでいいーなのに何で毎回邪魔が入るの！？紅葉はご近所づきあいに天井裏から侵入してくるし（『据え膳食わぬは犬の恥』）、雛子を変態から守るためおつかいに付き添うハメになるし（『犬の道は犬』）、夏野家の倉庫の大掃除にも巻き込まれ…あ……続きを見る