志ん生 - 全体 4

最近は珍しいリレー落語で、昭和30年6月22日にNHKラジオで放送された。登場人物が多く演者には難しい噺だが、そこは実力者2人、メリハリの効いた1席にまとめている。もしこのような試みが復活したなら、私は談志・圓鏡の「粗怱長屋」を聴きたい。続きを見る

「宿屋の仇討ち」として知られる(1)、自在な話の逸脱ぶりがおかしい(2)、実在した料理屋を舞台にした珍しい演目(3)を収録。枕は比較的短め、さっぱりとした話ぶり。ちょとした言葉のニュアンスが笑いを生む志ん生ならではの“マジック”は楽しい。続きを見る

「風呂敷」のような長屋噺は十八番。この音源は昭和30年5月4日のNHK「放送演芸会」のもの。人物の出入りが激しいので演者には難しい噺だが、志ん生は苦労は微塵も感じさせず楽しそうに演じている。そのあたりがこの人の凄さであり、恐さでもある。続きを見る

没後20年以上を過ぎても、絶大な人気を保ち続けている名人が絶頂期だった昭和35年の実況盤。古典に軽妙な味を加えた志ん生の粋な話術で、江戸情緒たっぷりの廓話と人情話を聴かせる。淡々とした口調ながらぐいぐいと引き込んでいく芸はまさに絶品。続きを見る

志ん生が売れてる、と聞くが以前からの根強い人気がつくったブランドのように思える。でも、一席聞いただけでは志ん生の独自性、おもしろみは初心者にはわかりにくいかも? これを機会にほかの噺家も聞いてみて。やっぱり志ん生は偉大だから。続きを見る

本曲集には、『讃美歌２１』に収録されている賛美歌の旋律を主題とするオルガン曲が収録されています。礼拝の前奏、後奏、聖餐式、奉献の時等の間奏、また賛美歌を歌いだす前の前奏としても使うことが出来ます。リードオルガン、ポジティヴ・オルガン、ペダルがついているパイプオルガン、電子オルガン、また、ピアノなど……続きを見る

心に伝わる文章は、こうして書け！ミリオンセラーを含め約２５０冊の著作を誇る鬼才・船瀬俊介が、未来の書き手のためにはじめて明かす、愛を込めた「文章」「編集」の極意。続きを見る

文豪・音楽家・芸術家たちの「絶望に寄り添う言葉」から生きるヒントをさがす。続きを見る