指揮者に理性派と情緒派があるなら、コバケンは間違いなく後者だが、その一方で彼にはシャイな側面があって、それが過度な没入や暴走を食い止める。2005年のライヴは、情と理が高次元でバランスした名演。コバケン自身にとっても最高の瞬間だった。
続きを見る
日本を代表する世界的アーティストの名盤がごっそり集結! まさに究極!
邦人演奏家・オーケストラを主体とした“ベスト100”シリーズ。本作は、朝比奈隆指揮、大阪フィルーハーモニー交響楽団の演奏による、
ベートーヴェンの交響曲交響曲第9番≪合唱≫をライヴ収録したアルバム(2007年12月録音)。
<収録内容>
1. 交響曲第……
続きを見る
死の1年前の2000年に行なわれた9回目のベートーヴェン交響曲チクルスの演奏会の模様を収録。7度目で最後となった朝比奈のベートーヴェン交響曲全集であり、晩年の彼が到達した至高の境地が刻み込まれている。
続きを見る