藤浩子 - 全体 1

近年、“主体性”を持った人材が社会で広く求められており、教育界もまた、“主体性”を持った人材の育成に取り組んでいるーしかし、その“主体性”とは一体何なのか？本書は、これまで曖昧なままにされてきた“主体性”に鋭く切り込み、“主体性”が強く求められることで生じるパラドキシカルな今日的課題についても示唆する。“主……続きを見る

世間並みの立身出世を願い、子どもの行く末を心配し、ときには喧嘩をし、妻を亡くして北の街へ傷心旅行に出るー。西洋音楽史上最大の作曲家は、敬虔なルター派教徒にして、なによりも普通の家庭人だった。そのなかにあって、「偉大なる常識人」は、現在でも聴きつがれる珠玉の名曲を生み出しつづけた…。彼が暮らしたドイ……続きを見る

その道ひと筋に五十年… 痴漢道の奥義を極めた男の異色ドキュメント!! ●1971年より88年まで、成人映画の代名詞として数々の傑作・問題作を世に問い続けた世界でも類を見ない「官能のフィルモグラフィー」日活ロマンポルノ！ 2021年にロマンポルノ生誕50周年を迎えたことを記念し「50周年記念シリーズ」としてブルーレイ＆……続きを見る

フェミニズムの先駆者がフランス革命を批判した保守主義の雄Ｅ．バークと真っ向から対決し、人間の本源的平等を主張した『人間の権利の擁護』。フェミニズム思想に至るきっかけとなった『娘達の教育について』をあわせて収録。続きを見る

人の臨界を超える世界の眺望を切り拓く。法・制度、精神・身体、言語から、食、性、死、そして、生命の進化まで、既知の限界から未知の創出へ、思考を自由に駆動させる大胆不敵でユニークな哲学書の誕生。続きを見る

フランス革命前夜の空気を音楽に遺したモーツァルト、イタリア、ドイツの統一運動とヴェルディ、ワーグナーの関わり、一九世紀終わりのヨーロッパを席巻した「ジャポニスム」、フランス史上最も有名な女性ジャンヌ・ダルクの光と影、そしてシェイクスピア劇の題材になった歴史の虚実…。“魔笛”“タンホイザー”“蝶々夫人”ほ……続きを見る

情熱的で、ドラマティックで、壮大ーオペラは観る者の心のもっとも深いところを揺さぶりながら、感性に訴えかけ、さまざまな人間模様を映し出す。この類いまれな力強い芸術様式の世界を、絢爛豪華なヴィジュアルで案内する画期的大図鑑。ルネサンスから現代に至るまでの、４００年以上にわたるオペラの歴史を彩る重要作品……続きを見る

絵画と音楽、この二つの芸術はつねに並走してきた。あるときには楽器演奏者や作曲家が絵に描かれ、またあるときには双方が共通するテーマを取り上げてきた。ある芸術家は音楽家になろうか迷った末に画家となり、ときには画家と音楽家が「宿命の女」をめぐって争った。気鋭の音楽評論家が読み解く、名画と音楽の間の秘めら……続きを見る

モーツァルト、ヴェルディ、ワーグナー、プッチーニ…。名高い音楽家の多くは、今も頻繁に上演される「新しい時代」を切り開いた有名オペラを作曲してきた。年月を経て生き残ってきた人気の秘密とは何か。作品を知るには欠かせない作者の人生や作曲家が生きた時代背景までをも網羅した画期的な一冊。“椿姫”“カルメン”“フィ……続きを見る

イ・ムジチ、カラヤン…錚々たる演奏家の名演を結集。続きを見る

恋多き大作曲家、さまざまな愛と人生のかたち。続きを見る

エチオピア征討軍の指揮官に任命されるラダメス。身分をかくして囚われの身となっているエチオピアの王女アイーダは、祖国への愛とラダメスへの愛の板ばさみに苦しむ…イラスト、解説、対訳、ＣＤ所収。これ１冊で、オペラがわかる。続きを見る

歌に生き、愛に生きてきたのに…。愛するカヴァラドッシを救うため、悪漢スカルピアに我が身を差し出すよう迫られるトスカ。そのとき鋭いナイフがトスカの目に入った…。全曲ハイライトＣＤ＆対訳付き。続きを見る

「お父さん、あなたはなぜぼくを捨てたのですか？」失われた名まえを取り戻すために、ぼくたちの旅は始まるー。さまざまな声が融け合い一つの物語を語り出す交響的・総体的な連作長編詩。続きを見る

アイルランドは、ヨーロッパのなかにありながら大西洋に面したその周辺として、９世紀以降、その時々の中心的勢力の余波が押し寄せる場となってきた。中世のヴァイキングの侵入と定住にはじまり、ブリテン帝国の形成過程における質の異なる植民、連合王国への組み込み、そこからの離脱と脱植民地化というアイルランドの歴……続きを見る

声なき声、形なき言葉が、孤独や沈黙の闇をくぐりぬけ、いまあらたな存在として再帰する。詩と散文のあわいで無限に枝分かれしつづける２０篇。続きを見る