東洋医学 13

古代の癰疽（悪性腫瘍・壊疽）には、現代病といわれる糖尿病、癌、結核、性病など重篤な病気が含まれている可能性がある。その原因がストレスや食生活のほか錬金術による薬（水銀・砒素）の服用にあると指摘し、状況に応じた治療薬、方法を呈示。現代医学の基本をここに見る。世界的文化財・国宝「医心方」。東洋医学の源……続きを見る

１９８７年に発行された（第一次）日本経穴委員会調査部編『経穴集成』の復刻版。３６１経穴すべてについて、５９の古典文献における経穴部位の記載をまとめたデータベース資料書。続きを見る

釈尊時代の最高栄養剤・蘇蜜煎、美肌、疲労回復、精力増強などの処方、鬱による不眠と嗜眠の治療法、結核の古代の名称と当時の理論、さまざまな治療法などを２９文献から撰集。玄宗皇帝勅撰の医書や陶淵明、釈迦の医師耆婆の処方等々、先人の知恵には学ぶべき点が多い。続きを見る

臨床の現場でアロマセラピーがどう使われ、どのような効果をあげているのか、その注意点はどこか、最近のエビデンスや実践している例を示しつつ、各診療科でのアロマセラピーを分かりやすく解説。続きを見る

傷寒・金匱の主要な薬方のみではなく、関連するすべての条文、条文の字句解釈、漢方病理、薬方中の各生薬の働きなどを解説。続きを見る

“伝統とエビデンスの調和”をコンセプトに、漢方医学の伝統的な考え方の基本を分かりやすく紹介するとともに、漢方に関する臨床的・基礎的エビデンスを交えて記述。続きを見る

中国古代の医書および房中術に関する文献を五種収録。胎児の成長や妊婦の養生法、男女の産み分け法に関わる『胎産書』、呪術的医療行為を記す『雑禁方』、具体的な房中術を記す『天下至道談』『合陰陽方』、問答形式の房中・長生術の手引書『十問』。「人字図」「禹蔵図」も詳しく解説。人名・書名・事項索引を付す。シリ……続きを見る

必ず役立つ、知っておくべき定番の漢方薬処方！急性期、病棟、外来診療で使える、定番の漢方処分をエビデンスや作用機序をふまえて徹底解説！日々の臨床にすぐに活かせる処方一覧の付録を巻末に収載！続きを見る

北山寿安は、江戸時代に「浪花随一」といわれた漢方名医である。長年にわたり、長崎や大坂で活躍して漢方医学界に大きな足跡を残した。小林製薬、武田薬品そして塩野義製薬などの大手薬品メーカーの本社がある大阪・道修町の名前の由来は、北山寿安と関係があるという。本書では、寿安の生きた時代、当時の日中の思想状況……続きを見る

漢方を基礎から学習してゆくとき、まず最初に選択してゆくべきものが傷寒論であろう。中国、後漢（西暦２００年）の末期より試行錯誤を経て今日に伝えられた、漢方処方の宝庫へのガイドとしての立場から、本書は執筆された。傷寒論は漢方医学の古典の中でも、現代人が最も理解しやすい、キッチリとした体系と記載をもち、……続きを見る