福間健二 - 全体 1

新型コロナウイルスの猛威が深刻化し、人と会わなくなった日々にこの先に待つ変化を思いながら構想された詩集。５９篇収録。続きを見る

今日の代表的詩人を網羅し時代の言葉の可能性を最も遠くまで展望。続きを見る

世界をおおいつくす空虚さと疲労のなか、屹立する生への意志。未来への思いを遮断する現実の多義性をひとつの声でつらぬいた、「いま」を深い呼吸で生きる２５篇。続きを見る

センチメンタリズムとモダニズム、耽美と猟奇…、「網走番外地」シリーズや異常性愛路線…。奇想あふれる石井映画の世界を、萩原朔太郎賞受賞詩人・福間健二によるインタビューと詳細フィルモグラフィーで集成。『リングの王者　栄光の世界』から『ゲンセンカン主人』までの全作品インタビュー、『ゼンセンカン主人』から『……続きを見る

顔をなくした幽霊たちと、死後を生きる機械が棲むハイパーな都市の谷間に投げ出された少年たち少女たち。自由への誘惑と形のない欲望を抱えたまま生きる彼らの裸型の物語を、鮮かな映像的手法とポリフォニックな言葉で構成した近未来スペクタクル。古い世界から脱け出し、ゲームとざわめきの街をくぐり抜け、自ら光と声の……続きを見る

肯定でも否定でも満たしきれない場所に踏みとどまる力。行き先の見えない世界にあって、個人を超えた人生への手段として、なおも生の総体を言葉に託す。現代詩手帖連載詩に「マイ・フェイヴァリット・シングズ（ノート篇）」を付す。続きを見る

詩は書かれる先から読まれていった。小説は物議を呼んだ。批評は絶対支持か、断固粉砕だった。難解さこそ美徳であった。知の権威が問われ、言語の秩序が大きく揺らいだとき、文学はかつてなく輝いていた。１９６８年から７２年まで、実験の時代の文学アンソロジー。続きを見る

ぼくはどこにも帰らないナイフだ。『結婚入門』『地上のぬくもり』『行儀のわるいミス・ブラウン』の詩人福間健二が、歩き、出会い、そして挑戦する。新しい外国、新しい女性、新しい速度。読んだ日から世界がちがって見えてくる２１世紀の扉をノックする２１編の詩。続きを見る