清冽な活気と優美な楽想を湛えた、弦楽四重奏曲を思わせるような簡潔な書法による珠玉の名作《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》。2群のアンサンブルを合奏協奏曲ふうに効果的に用いた、室内楽的な《セレナータ・ノットゥルナ》。初期に書かれた弦楽合奏のための3曲のディヴェルティメント。モーツァルトのオーケストラ……
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ドヴォルザークの「新世界より」初演100周年記念公演のライヴ録音。ヨーヨー・マ、パールマン、シュターデ、フィルクスニーら豪華なソリストを迎えての華麗なガラ・コンサートを楽しめる。
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古今東西、バッハの名曲のアレンジは多種多様存在するが、これは作曲家としても著名なクルト・レーデル自作自演(?)による意義ある一枚。全般にオーソドックスなアレンジのようでありながら、実はなかなか凝った作りであることがわかる。全15曲収録。
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フィンランドの指揮者オッコ・カムと、シベリウス演奏には定評のあったカラヤンによる管弦楽曲集。カラヤンによる第2番も素晴らしいが、フェラスとの協奏曲は、この曲の代表的録音のひとつだ。
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ムソルグスキーのピアノ曲をラヴェルが卓越した管弦楽技法を駆使して色彩豊かに編曲した《展覧会の絵》は、現在では原曲以上にポピュラーになっています。また従来の音楽語法を覆して原始的なサウンドにより異教徒の祭祀を描いたストラヴィンスキーの《春の祭典》は、20世紀のオーケストラ曲として幅広い支持を受けていま……
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カザルスが当時唯一演奏を行なっていたマールボロ音楽祭管を振ってのバッハをまとめた2枚組。「様式」といったものを離れ、カザルスの内面で響くバッハをストレートに表現した、偉大な創造がここにある。
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毎年1月1日に行なわれるウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート。
2018年は、フィラデルフィア管、ミラノ・スカラ座を経て、2010年以来シカゴ響音楽監督をつとめる
巨匠リッカルド・ムーティが、1993・1997・2000・2004年に次いで14年ぶり5回目の登壇。
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ノルウェーの作曲家グリーグの作品集。代表作の「ペール・ギュント」はカラヤンによるデジタル録音の方。「抒情小曲集」は、ギレリスによる名盤からの抜粋など選曲、演奏者ともども文句なし。
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