著者:若尾 政希
出版社: 岩波書店
ISBN: 9784004317500
発売日: 2018年11月19日頃
「反体制運動ではなかった」、「竹槍や蓆旗は使われなかった」-百姓一揆の歴史像は、研究の進展によって大きく転換した。なぜ百姓は、訴訟や一揆を通して粘り強く自己主張することができたのか。各地に残る「一揆物語」には、どんな思想が織りこまれているか。その独特のピープルズ・パワーから、近世という時代を考える。
続きを見る
著者:塩野 七生
出版社: 新潮社
ISBN: 9784103096214
発売日: 2003年12月14日頃
もはやローマの衰退は止まらない。危機を克服する力を失ったのはなぜか。ローマ帝国衰亡の真の原因を解明する力作。
続きを見る
著者:藤井 讓治
出版社: 岩波書店
ISBN: 9784004315223
発売日: 2015年01月20日頃
信長入京前夜から家光の死去まで、約百年の通史をたどる。「天下」をめぐる争いとして描かれることの多い時代。だが改めて、当時「天下」の語は、どのような意味を持っていたか?同じく「戦国」「乱世」「太平」とは?徹底した史料の読み込みから確かな歴史像を求め、近世の“実像”を語る、待望のシリーズ第一巻!
続きを見る
著者:宮崎 克則, 福岡アーカイブ研究会
出版社: 海鳥社
ISBN: 9784866560823
発売日: 2020年09月18日頃
近世の福岡・博多を描いた代表的な古地図「福岡城下町・博多・近隣古図」をもとに、関連史料と現在の景観を参照しつつ、1800年代から現代に至る町の姿を探る。原図は223.2×266.5cm、町並みや住居だけでなく、一部には石高や家紋、さらに和歌までが書き込まれている。
図版・写真315点。オールカラー版
続きを見る
著者:芦田 均
出版社: 岩波書店
ISBN: 9784003403112
発売日: 2015年11月17日頃
第二次世界大戦下、世界各国が展開した外交の全貌を描いた一大記録。日本外交がたどった最悪の過程を、厖大な資料によりながら描き出し、後代の日本に向けて警世の声明を伝える。政治・外交の前面に立った著者畢生の作品.上巻には、全49章中、日米開戦直前の「第28章 日本の最後協定案」までを収める。(全2冊)
続きを見る
著者:鈴木 牧, 齋藤 暖生, 西廣 淳
出版社: 朝倉書店
ISBN: 9784254185423
発売日: 2019年12月15日頃
森林と人はどのように歩んできたか。生態系と社会の視点から森林の歴史と未来を探る。〔内容〕日本の森林のなりたちと人間活動/森の恵みと人々の営み/循環的な資源利用/現代の森をめぐる諸問題/人と森の生態系の未来/他
続きを見る
著者:岡 義武
出版社: 岩波書店
ISBN: 9784003812648
発売日: 2019年09月19日頃
「彼の一生を語ることは、明治・大正史を語ることである」。痩軀鶴のようなこの人物、元老・山県有朋は、ひろく張り巡らせた自らの派閥を背景に政界に君臨し、内閣を製造しては倒壊させた。烈しい権力意志に貫かれたその生涯を、明治・大正期の日本国家の軌跡とともに端正な筆致で描き切った評伝の傑作。(解説=空井護)
……
続きを見る
著者:塩野 七生
出版社: 新潮社
ISBN: 9784101181974
発売日: 2014年08月28日頃
地中海世界を揺るがすパワーゲームにフランス、スペインも参戦し、戦況は混迷をきわめた。トルコを率いるのは陸上ではウィーンにまで迫り、のちに「大帝」と呼ばれたスレイマン一世。迎えるキリスト教連合国軍の最前線に立つのはそのトルコに本拠地を追われた聖ヨハネ騎士団。最終決戦の舞台はマルタ島と決まったー。地中……
続きを見る
著者:水本 邦彦
出版社: 岩波書店
ISBN: 9784004315230
発売日: 2015年02月20日頃
古くさい因習の共同体とイメージされがちな近世の村社会。だがこの時代、百姓たちは生産力の主な担い手であり、互いに支え合いながら田畑を切り拓いて耕し、掟を定めて秩序を保ち、時には国家権力にさえ物申す存在だったー。活力あふれる村の生活を丹念に追うことから近世日本に新たな光を当てる、画期的な一書。
続きを見る
著者:宮崎 市定
出版社: 岩波書店
ISBN: 9784003313343
発売日: 2015年06月16日頃
下巻には近世史(宋ー清)と最近世史(中華民国ー中華人民共和国)を収める。宋では貴族が没落して庶民階級が興隆し、君主独裁制が確立した。著者は宋に発生した文化は頗る優秀なもので西洋文化にひけをとらず、東洋の近世文化は欧州の近世文化に影響を与えたと結論づける。また、歴史学は単なる事実の集積ではなく、論理……
続きを見る
著者:南森 茂太
出版社: 九州大学出版会
ISBN: 9784798503349
発売日: 2022年07月14日頃
幕末から明治初期にかけて思想家・官僚として活躍し、大久保利通や木戸孝充にも注目されながら、いまや忘れられた人物となりつつある神田孝平。彼は民衆を「愚民」と捉える当時の思想とは一線を画し、彼らを政治・経済の担い手と位置づけた。官僚、思想家としての活動に焦点を当て、彼の埋もれた業績を掘り起こし、その歴……
続きを見る
著者:高井 としを
出版社: 岩波書店
ISBN: 9784003811610
発売日: 2015年05月15日頃
『女工哀史』の著者細井和喜蔵(1897-1925)の妻高井としを(1902-83)の自伝。10歳で紡績女工になり、労働運動を通じて和喜蔵に出会い、事実上の共作者として夫の執筆を支えた。戦争を挟んだ貧しさのなか、ヤミ屋や日雇い労働で5人の子を育てながら、社会保障を求めて闘いつづけた生涯の貴重な記録。
続きを見る
著者:梯 久美子
出版社: 岩波書店
ISBN: 9784004314080
発売日: 2013年01月22日頃
田中正造、寺田寅彦、宮柊二、端野いせ、吉田茂、中島敦、横光利一、山田五十鈴、室生犀星、管野すが…。恋人、妻・夫、子どもへの愛、戦地からの伝言、権力に抗った理由、「遺書」、そして友人への弔辞…。激動の時代を生きぬいた有名無名の人びとの、素朴で熱い想いが凝縮された百通の手紙をめぐる、珠玉のエッセイ。
続きを見る
著者:村上 隆
出版社: 岩波書店
ISBN: 9784004310853
発売日: 2007年07月20日頃
その輝きで人々を魅了し続けてきた「金・銀・銅」は、贅沢な装飾品として、通貨として、歴史を動かす「富」そのものであった。そしてそのいずれについても、かつて日本は豊かな産出量を誇り、採鉱、精・製錬、金属加工の技術は、驚くべき高みに達していた。豊富な資料に基づいて、古代に始まる「モノづくり」の手わざの跡……
続きを見る
著者:ニム・ウェールズ, 松平 いを子
出版社: 岩波書店
ISBN: 9784003344316
発売日: 1987年08月17日頃
1937年、延安で中国革命の取材をしていた著者(1907-)は、ふとしたことから、キム・サンとなのる朝鮮人革命家に出会い、彼の波瀾に満ちた人生を熱意をこめて記録した。三・一運動、広州コミューン等の革命運動や恋愛・結婚についてじつに率直に語られ、感動的なライフヒストリーとなった。朝鮮を考えるための格……
続きを見る
著者:向正樹
出版社: 大阪大学出版会
ISBN: 9784872597912
発売日: 2024年04月05日頃
モンゴル帝国が覇権を築いた13、14世紀、ユーラシアを覆う巨大な交易ネットワークが出現した。陸と海に跨る「モンゴル=システム」の実像はいかなるものだったのか。大元政権と海域世界との結びつきの形成過程と、大元政権が海域世界にもたらした変化に着目し、モンゴル帝国とムスリム交易ディアスポラが織りなす「人々の……
続きを見る
著者:塩野 七生
出版社: 新潮社
ISBN: 9784101181714
発売日: 2005年10月
失政を重ね帝国に混乱をもたらしたネロが自死した翌年(紀元69年)、ローマには三人の皇帝が現れては消えた。ガルバ、オトー、そしてヴィテリウス。初代皇帝アウグストゥスの血統ではない彼らに帝国の命運が託されたが、傲岸、生硬、怠惰という各人の性格に由来する統治力のなさが露呈、いずれも短期間で破滅した。さら……
続きを見る
著者:東野 治之
出版社: 岩波書店
ISBN: 9784004311041
発売日: 2007年11月20日頃
中国で、遣唐留学生「井真成」の墓誌が発見されたというニュースは、まだ耳に新しい。国家の使節として、また留学生・留学僧として海を渡った人々は何を担い、何を求め、何を得てきたのだろうか。遣隋使と遣唐使を統一的にとらえる視点から、七、八、九世紀の約三百年にわたる日本古代外交の実態と、その歴史的な意義を読……
続きを見る
著者:筒井 清忠
出版社: 岩波書店
ISBN: 9784006002312
発売日: 2009年12月16日頃
かつて教養主義は人々をとらえたにもかかわらず、歴史的に衰退したのはなぜだろうか。本書は近代日本知識社会のインフラであった「教養」の動態を歴史社会学的アプローチで究明し、「教養」が輝いていた時代の意味を問う。知と文化の未来を考察するためにいま何が求められているか。現代文庫化に際して、現代日本の教養を……
続きを見る
著者:塩野 七生
出版社: 新潮社
ISBN: 9784101181622
発売日: 2004年10月
カエサルは、ギリシアでのポンペイウスとの直接対決に勝利し、地中海のほぼ全域を掌握する。しかし首都ローマでは、カエサルの片腕アントニウスの失政により、兵士の従軍拒否、経済停滞という事態が生じていた。帰国後カエサルは巧みな手腕でこれを解決。北アフリカとスペイン南部で相次いで蜂起したポンペイウス派の残党……
続きを見る
著者:大津透, 桜井英治
出版社: 岩波書店
ISBN: 9784000113250
発売日: 2015年06月
摂関政治がはじまる平安中期以降。様々な制度・秩序が改編され、宗教や文化が新たなすがたを現わし、進展してゆく時代の流れを描く。
続きを見る
著者:尾藤 正英
出版社: 岩波書店
ISBN: 9784004306689
発売日: 2000年05月19日頃
日本人の日常生活に息づく伝統が解体しつつある今、私たちの自己認識はどこにたどり着こうとしているのか。人々の価値観や生活意識を示すものとしての宗教や思想を中心に歴史をたどり、国家や社会組織のあり方の変化に対応して、新しい時代の文化を主体的に形作ってきた日本社会の活力と、その固有のエートスを描き出す。
続きを見る
著者:網野 善彦
出版社: 岩波書店
ISBN: 9784006002800
発売日: 2013年01月16日頃
既存の日本像に鋭く切り込む日本中世史家が、宮本常一の代表作『忘れられた日本人』を、用いられている民俗語彙に注目しながら読みぬき、日本論におけるその先駆性を明らかにする。歴史の中の老人・女性・子供・遍歴民の役割や東日本と西日本との間の大きな差異に早くから着目した点を浮き彫りにし、宮本民俗学の真髄に迫……
続きを見る
著者:瀧浪貞子, 山本博文
出版社: 吉川弘文館
ISBN: 9784642064484
発売日: 2013年03月
政変の続く奈良朝において、称徳女帝と共治体制を目指し、宇佐神託事件で失脚した道鏡。今日まで長く悪人イメージが払拭されず、敗者として見捨てられてきた“悪僧”を、古代史の中に位置付け再評価。その実像に迫る。
続きを見る
著者:マリッサ・モス, 中井川 玲子
出版社: 岩波書店
ISBN: 9784001160505
発売日: 2024年03月28日頃
二十世紀前半、物理学が大きな発展を遂げた時代に活躍した物理学者、リーゼ・マイトナー。なかでも「核分裂の発見」という業績は後世に多大な影響を及ぼしたが、第二次世界大戦後、発見の栄誉は共同研究者に奪われてしまう。ユダヤ人差別、女性差別に遭いながらも研究を続けた、「人間性を失わなかった物理学者」の生涯を……
続きを見る
著者:頼 山陽, 頼 成一, 頼 惟勤
出版社: 岩波書店
ISBN: 9784003023112
発売日: 1976年09月16日頃
著者:セシル・ウーダム=スミス, 武山 満智子, 小南 吉彦
出版社: 現代社
ISBN: 9784874740224
発売日: 1981年01月01日頃
■出版社:現代社 ( 在庫あり ) 定価 本体 : 5,600円 ( 税別 ) ※上下巻セット(分売不可)
■本書は、英国の歴史家ウーダム=スミス女史による700頁におよぶ大作“Florence Nightingale”の完訳である。
ナイチンゲールの詳細な伝記としては、他にE.クック卿のものが著名であるが、時代の制約等により、かなりの重要な事実……
続きを見る
著者:杉山頴男
出版社: 並木書房
ISBN: 9784890632602
発売日: 2010年09月
武士はなぜ刀を二本差すのか?髪型はなぜ月代なのか?なぜ左利きがいないのか?刀を武士の魂とした理由は?なぜ武士は腹を切ったのか?「武士とは何者だったか」をひたすら追い求め、平成の世にサムライ復活を熱望する著者が、鎌倉時代より受け継がれた武士のしきたりを五十一話にて紹介。義を重んじ、己が武門の継承、繁……
続きを見る
著者:川上 泰徳
出版社: 岩波書店
ISBN: 9784000613385
発売日: 2019年04月25日頃
一九四八年のイスラエル「建国」に伴い七〇万人のパレスチナ人が故郷を追われてから七〇年。〇・一㎢に満たない敷地内で三〇〇〇人が殺された一九八二年の「サブラ・シャティーラの虐殺」で知られるレバノンのシャティーラキャンプに長年通い続ける著者が多くの証言を通して紡ぎ出す、難民たちの苦難の歴史。
関連略年表
……
続きを見る
著者:野家 啓一
出版社: 岩波書店
ISBN: 9784006001391
発売日: 2005年02月16日頃
起源と目的をもつ「大文字の歴史」が終焉した後、歴史はいかにして可能かを問う。柳田国男の口承論、解釈学、ナラトロジー、科学史における歴史叙述などの成果を踏まえて物語り行為による歴史を追求し、小さな物語のネットワークとしての歴史の可能性を考察する。単行本を増補し、物語り論的歴史哲学を深化させた新編集版。
続きを見る