著者:田中 貴子
出版社: 岩波書店
ISBN: 9784004319580
発売日: 2023年01月24日
誰にも等しく訪れる一日という時間を、見ぬ世の人々はいかに過ごしていたのだろう。暁の別れを描いた『源氏物語』。白昼堂々と跋扈する不気味な強盗。夕暮れに感じる人の命のはかなさ。月や夜景を愛でるこころ。──古典文学のなかの「とき」に眼を凝らし、そこに息づく人々の生きざまや感性を活写する。時を駆ける古典入門……
続きを見る
著者:ドリヤス工場
出版社: 文藝春秋
ISBN: 9784163912141
発売日: 2020年06月12日頃
「芥川賞を私に下さい」と選考委員の佐藤春夫に手紙を出した太宰治。中原中也と小林秀雄のある女性をめぐる三角関係。谷崎潤一郎の「細君譲渡事件」……教科書に載るような文豪たちも、実生活ではワイドショー顔負けの様々な事件を起こしていた。それらを文藝春秋創業者・菊池寛がこっそり教える漫画版文壇事件簿。漫画に描……
続きを見る
著者:川村 裕子
出版社: KADOKAWA
ISBN: 9784044008499
発売日: 2024年09月24日頃
平安時代の貴族たちは、現代とは比べものにならないほど多くの手紙を綴っていた。使用する紙や文字に細心の配慮をし、内容にふさわしい植物の枝に結ぶ。返事が遅いと不安にかられ、早く届けば幸福に包まれる……。また、手紙は途中で盗み読まれる、間違った相手に届くなどの危険も多く、それを防ぐ手立ても必要とされた。『……
続きを見る
著者:松田浩, 上原作和, 佐谷眞木人, 佐伯孝弘
出版社: 勉誠出版
ISBN: 9784585291473
発売日: 2017年06月30日頃
万葉集は「天皇から庶民まで」の歌集か? 源氏物語の本文は平安時代のものか?
中世は無常の文学の時代か? 春画は男たちだけのものか?
未解明・論争となっている55の疑問に答える。
続きを見る
著者:木村 洋
出版社: 名古屋大学出版会
ISBN: 9784815811082
発売日: 2022年12月26日
新たな文体は
新たな社会を
つくる
小説中心主義を脱し、政論・史論から翻訳・哲学まで、徳富蘇峰を起点にして近代の「文」の歩みを辿りなおし、新興の洋文脈と在来の和文脈・漢文脈の交錯から、それまでにない人間・社会像や討議空間が形づくられる道程をつぶさに描いた意欲作。
続きを見る
著者:諸坂 成利
出版社: 彩流社
ISBN: 9784779130946
発売日: 2026年04月07日頃
炎に魅せられた蛾は、炎の周りを飛び回るが、ついに意を決し炎に飛び込むーーそのとき蛾は神と合一する。このスーフィズムの寓話とベルグソン哲学の関係とは何か?またこの寓話は、中島敦とどう結びつくのか?小林秀雄はなぜ「学問をしているやつが一番馬鹿だ」と言ったのか?またプラトンや本居宣長、漱石との関係は?そ……
続きを見る
著者:加藤 典洋
出版社: 講談社
ISBN: 9784065319604
発売日: 2023年06月12日
村上春樹『スプートニクの恋人』、村上龍『希望の国のエクソダス』、川上弘美『センセイの鞄』、大江健三郎『取り替え子』、高橋源一郎『日本文学盛衰史』、阿部和重『ニッポニアニッポン』、町田康『くっすん大黒』、金井美恵子『噂の娘』、吉本ばなな『アムリタ』など、1990年代の日本文学を深く読み込んでその本質を読……
続きを見る
著者:山下泰平
出版社: 柏書房
ISBN: 9784760150076
発売日: 2019年05月
漱石・鴎外を人気で圧倒しながら今では知名度ゼロの“明治娯楽物語”。その規格外の世界をよみがえらせる。朝日新聞&ジブリも注目する異才が描く、ネオ文学案内。
続きを見る
著者:藤井 貞和
出版社: 講談社
ISBN: 9784065285312
発売日: 2022年06月09日頃
人間はなぜ物語を必要とするのか?
精神分析、政治、戦争、神話、歴史、そして昔話、小説、うたーー。
物語は社会のいたるところにある。
平家物語などの「語り物」やアイヌのユカラとの対比、源氏物語の婚姻制度と母殺しの阿闍世コンプレックス……日本列島の物語を起源から、そして世界文学との比較から考える。
「もの……
続きを見る
著者:尾形 大
出版社: 文学通信
ISBN: 9784909658746
発売日: 2022年04月11日頃
明治期以降、ジャーナリズムの発達・拡張にともなって、文学者たちのなかに文壇という〈場〉が共同的に創り上げられていく。1920年代に文学上の出発を果たした川端康成と伊藤整。彼らは文壇をどのように意識し、参入し、そしてそれぞれの文学を生み出していったのだろうか。
彼らが見据え研究し、距離を測りながらかかわ……
続きを見る
著者:酒井信
出版社: 西日本新聞社
ISBN: 9784816710018
発売日: 2022年05月18日頃
「小説は場所への興味から始まる」吉田修一 (「波」2019年9月号より)
気鋭の批評家、酒井信(明治大准教授)が“土地”から小説を読み解くブックガイド。
農村、漁村、下町や都心部、寂れゆく地方都市、郊外のベッドタウン…。小説には、土地から立ち上がるもの、逆に立ち上がらなくなったものが反映されている。作家の……
続きを見る
著者:泉谷瞬
出版社: 鼎書房
ISBN: 9784907282998
発売日: 2025年01月24日頃
《新刊》金原ひとみ(現代女性作家読本22)
混沌の中に息づく、圧倒的なリアリティ、心の真実。
金原ひとみの文学世界を読み解く28編。
現代社会が抱える問題や、人々の心の深層にある感情を掘り下げていく作家・金原ひとみ。美しくも危うい登場人物たちが織り成す独特の世界観で読者の感性を鋭く刺激する。
デビュー作……
続きを見る
著者:高専古典教育研究会
出版社: あるむ
ISBN: 9784863332065
発売日: 2026年04月24日頃
古典とは、長い時を越え現代と過去を結ぶもの、私たちをつくるもの、たくさんの人々によって受け継がれてきたもの、そして、これからも大切に受け継いでいくもの。
タイトルの“結ひ”(ゆい)は「つながり」を意味します。
本書は、歴史のなかで伝え紡がれてきた作品と作品とのつながりを楽しみながら、古典のおもしろさを……
続きを見る
著者:中川李枝子, 松居直
出版社: 新潮社
ISBN: 9784106022517
発売日: 2014年05月23日頃
編集者として、翻訳家として、作家として、日本における子どもの本の礎を築いた石井桃子。本づくりとともに生き、ことばのもつ力を信じていた、石井桃子自身の遺した珠玉の「ことば」を、著作から、談話から、身近な人々から集めました。子どもの本に対する考え、日常生活の過ごし方、人生への真摯な姿勢。百一年の体験と……
続きを見る
著者:渡邊英理
出版社: インスクリプト
ISBN: 9784900997868
発売日: 2022年07月19日頃
中上健次の文学を(再)開発文学の視座から捉え、ポストヒューマンをも射程に収めつつ、複数の方向に開かれた路地の「仮設」性に、脱国家・脱資本を志向する〈路地のビジョン〉=中上思想の可能性の中心を見出す。一見すると古く、停滞しているように見える路地。しかし「それは、状態として見れば停滞であるが、「運動と……
続きを見る
著者:荻野 文子
出版社: Gakken
ISBN: 9784054069909
発売日: 2024年05月30日頃
シリーズ累計450万部超の大人気古文参考書が、待望の一般書化!エッセイ風のキーワード集で、平安時代の生き方がリアルにわかる。藤原氏を中心とした平安時代の人物や文学史などをまとめた、人物関係&時代ガイドつき。
続きを見る
著者:齋藤 樹里
出版社: 文学通信
ISBN: 9784867660775
発売日: 2025年03月10日頃
★書評掲載情報
『日本文学』2025年10月号(評・塚本章子氏)
『日本近代文学』2025年11月・第113集(評・天野勝重氏)
『昭和文学研究』2026年3月・第92集(評・井原あや氏)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日本の近代文学テクストを「芝居」と「女性」という2つのキーワードを中心に据えて……
続きを見る
著者:村田和子
出版社: 未知谷
ISBN: 9784896426991
発売日: 2023年10月
人気作家三浦綾子から“全幅の信頼を置く”と公言された若き友人村田和子。この世での最期の瞬間まで傍に付き添いー「綾子が通らざるを得なかった道のりをつぶさに見た者の務めとして書き残す」。一九二二年生誕から九九晩年まで年譜形式で読む七十七年の生涯。
続きを見る
著者:源氏物語研究会, 林望
出版社: プレジデント社
ISBN: 9784833425254
発売日: 2023年12月19日頃
紫式部と 源氏物語の謎
林望『謹訳 源氏物語』著者の特別インタビュー収録
「『源氏物語』はわが国で生まれた最古にして最高の人間ドラマだ」
源氏物語研究会=編
NHK大河ドラマ「光る君へ」
これが最高の副読本!
紫式部って実は二人いたの?
ヒロインの肖像はかぐや姫から着想?
式部は藤原道長の愛人……
続きを見る
著者:安藤宏, 大原祐治, 十重田裕一
出版社: 勉誠出版
ISBN: 9784585200796
発売日: 2022年06月30日頃
坂口安吾(1906年ー1955年)が残した全作品を解説するとともに、安吾の人となりや作品を読み解くうえで重要なキーワード、安吾と交流のあった人物を取り上げ、安吾のすべてに網羅的に迫る。
【本書の特色】
1総執筆者150名以上による坂口安吾研究の第一線の論考を収録。総項目数は830項目以上。今後の坂口安吾研究の指針……
続きを見る
著者:倉本 一宏
出版社: 講談社
ISBN: 9784065332542
発売日: 2023年09月21日
『源氏物語』がなければ道長の栄華もなかった!
無官で貧しい学者の娘が、なぜ世界最高峰の文学作品を執筆できたのか?
後宮で、道長が紫式部に期待したこととは?
古記録で読み解く、平安時代のリアル
・紫式部は早くに生母と死別、父は後妻のもとに通う日々
・道長の権力獲得に欠かせなかった姉・詮子
・道長最大……
続きを見る
著者:板野 博行
出版社: 大和書房
ISBN: 9784479306238
発売日: 2016年11月12日頃
中世の大ベストセラーだった『伊勢物語』の中身を知っていますか?名前だけは聞いたことがあるけれど…の古今の「名作」を、できる限り原典を引用し、あらすじと作品背景を紹介。日本文学の豊饒さをまるごと実感できる画期的文学史!『古事記』から『火花』まで、面白すぎる日本文学千三百年分を一気読み!
続きを見る
著者:苅部 直
出版社: 新潮社
ISBN: 9784106039027
発売日: 2023年10月25日
代表作『本居宣長』へと至る、大いなる「思考の冒険」とは? 気楽な随筆に見えた雑誌連載『考へるヒント』は、実は徳川思想史探究の跳躍板だった。モーツァルトやベルクソンを論じていた批評家が、伊藤仁斎や荻生徂徠らに傾倒したのはなぜか。その過程で突き当たった「歴史の穴」とは。ベストセラーを読み直し、人間の知……
続きを見る
著者:中村ともえ
出版社: 教育評論社
ISBN: 9784866241159
発売日: 2025年03月11日頃
小説家としての谷崎潤一郎の名前を超えて、ひろく、長く読まれてきた「陰翳礼讃」-- 陰翳とは何か。それが日本的なものだとはどういうことか。
「陰翳礼讃」は創元選書の表題作になったことを契機に、谷崎潤一郎という小説家の個人的な随筆から、知識階級の読む日本文化論へと進化(グレードアップ)した。「陰翳礼讃」と……
続きを見る
著者:木魚庵, YOUCHAN
出版社: 誠文堂新光社
ISBN: 9784416520024
発売日: 2020年09月03日頃
ぼさぼさ頭に下駄ばき、うだつのあがらない風采なのに実は名探偵、金田一耕助は、横溝正史の生みだした日本で最も有名な私立探偵です。
毎年のようにドラマや映画になる金田一をテーマに、原作小説はもとより、歴代の金田一俳優、当時の流行や時事用語まで、稀代の名探偵を徹底分析し、イラストたっぷりの辞典に仕上げま……
続きを見る
著者:安田 登
出版社: NHK出版
ISBN: 9784144072451
発売日: 2019年06月25日
私たちは、あの名著を「誤読」していた。
『古事記』『論語』『おくのほそ道』『中庸』──代表的4古典に書かれている「本当のこと」とは? 私たちは何を知っていて何を知らないのか。古典の「要点」さえ理解できれば自分だけの生きる「道」が見えてくる。自分なりの価値観を見出していくために。古今東西の名著に精通す……
続きを見る
著者:彩図社文芸部
出版社: 彩図社
ISBN: 9784801306530
発売日: 2023年03月28日
本アンソロジーのテーマは、文豪たちの「嘘」。題材は、小説ではありません。随筆や手紙、周囲の人々が書き留めた、文豪自身の嘘が題材です。
「死んでやる」と言い過ぎて記者にキレられた太宰治。親しい人に嘘のハガキでいたずらをする芥川龍之介。「彼の嘘を聞くと春風に吹かれるようだ」と評された歌人・石川啄木など……
続きを見る
著者:平田オリザ
出版社: 朝日新聞出版
ISBN: 9784022952004
発売日: 2022年12月13日
何を読むか、どう読むかーー。日本近代文学の名作にこそ現代人の原型あり。50人の名著を魅力的に読み解く第一級の指南書!*********************日本近代文学は、まだ百数十年の歴史しかない。本書を通じて、そこに関わった者たちの懊悩、青臭い苦悩を感じ取っていただければ幸いだ。(「はじめに」……
続きを見る
著者:落合教幸, 阪本博志, 藤井淑禎, 渡辺憲司
出版社: 勉誠出版
ISBN: 9784585200802
発売日: 2021年03月26日頃
死後50年を経て、未だ我々を魅了し続ける乱歩の創作・思考の背景にあるものはいったい何か。
乱歩の形成した人的ネットワーク、そして彼の生きた戦前戦後という時代と文化事象、出版文化の展開とともに花開いた様々な雑誌メディアなど、総勢70人に及ぶ豪華執筆陣のナビゲートにより乱歩ワールドの広がりを体感できるエン……
続きを見る
著者:高橋 敏夫, 田村 景子
出版社: エクスナレッジ
ISBN: 9784767830179
発売日: 2022年07月19日頃
家を知れば文学が見えてくる
文豪たちの創作の拠点となった家、36軒を詳しく解説。
編集者との打ち合わせを重ねた応接間、愛猫と過ごした縁側、
執筆部屋から、さらには文豪たちが愛用した万年筆、家具に至るまで、
作品に影響を与えた「家」にまつわるさまざまなモノを写真とイラストで掲載。
文豪の家を知ることで、名……
続きを見る