くさか里樹 - その他 1

夫に先立たれたシングルマザー蔵野たからが、末期がんを患う「いたずら好き」白田金蔵の介護をめぐり、さまざまな困難に立ち向かう。プロレスラーのヘルパー早乙女千陽らキャラの立った脇役の活躍とともにシングル……続きを見る

シングルマザーのヘルパー蔵野たからの目の前で亡くなった白田金造。白田の長女・英子は、母や子どもたちをないがしろにしてきた父を恨んでいた。そこに白田の骨壺を抱えて、たからが現れる。英子は「ごみは自分で……続きを見る

余命幾ばくもないいたずら好きな白田金造は、愛人の松原亀子に経営する会社を奪われ、他界した妻の墓守をする長女に忌み嫌われる高齢者。シングルマザーの蔵野たからは、白田家の仲を取り持とうと奮闘するが、新聞……続きを見る

大森美裕は、飲食店を経営していた認知症の母・大森采を介護放棄。仕事と住居を失った蔵野たからは、采のヘルパーとして住み込もうと画策。介護の奇才・恩田百太郎が魅せる 魔法 に刺激を受けたたからは、改善困難……続きを見る

専制政治と教会権力の圧政に、“人間共和”の旗を揚げて起ち上がった男、デイビッド・ロッシィ。同じ数奇な運命に翻弄されながら生きる永遠の女性、ドンナ・ローマ。1900年、永遠の都・ローマを舞台に展開される愛と……続きを見る

（本文より）「もし“人間共和”がいつ実を結ぶのかと聞かれたらわれわれはこう答えればよいのです。たとえば、まずあそこにひとつここにひとつ、あるいはあそこの国、ここの国といったように、世界が“人間共和”をつ……続きを見る

くさか里樹（前書きより）歴史をひもとくにつけ、可笑しくなるくらい、人が「権力」を欲し、しがみつきたくなる図式は同じ。古墳時代もコンピュータが普及した現代も。人々を幸せに導く使命を帯びているはずの「宗……続きを見る

くさか里樹（前書きより）恋愛中心でいくべきか、革命ものなのか、という思いは常にありましたが、考えるほどに「同じ」に思えてきて……人との「出会い」。そこにすべての鍵がある。ロッシィを革命に駆り立てたもの……続きを見る

ドンナ・ローマはロッシィを陥れようと胸像を作り始めるが、17年前の二人の過去が明らかとなり次第に兄妹愛が芽生え始める。一方ボネリィ男爵の持つ“権力の魔性”がますます頭をもたげてくる！ 続きを見る

くさか里樹（前書きより）かの革命家“デイビッド・ロッシィ”がしていること、それはまさに、神の御技であるーー「完全燃焼」を誓ったこの作品も、もう三巻め。画力の無さに泣きつつも自己ベストを目指してひた走る……続きを見る