一色まこと - 青年 1

コンクールの地区予選で落選してしまって以来、海(カイ)は森のピアノが少しずつ音を失っていき、ピアノを好きなように弾けないことに苛立ちを募らせていた。一方、元の東京の学校に戻ることになった修平は、日本一……続きを見る

音楽室のピアノで阿字野が弾いて聞かせたモーツァルト、メンデルスゾーン、ベートーベン、そしてショパン……。海(カイ)は「普通のピアノで弾いてみないか」という阿字野の勧めを断り、覚えた曲をさっそく森のピアノ……続きを見る

一色まことの18年にわたる長期連載が遂に完結。カイ、阿字野、レイちゃん、雨宮……、それぞれがそれぞれの未来へ向かう最終巻。300P超の大ボリュームでお贈りします！ 続きを見る

森の“森の端”に落ちた雷によって、森のピアノはなすすべもなく燃えてしまった……。一番の宝物を失った海(カイ)に母がかけた言葉。「“森の端”を出てピアノを弾くのよ！」ーーその思いがけない母の言葉にカイは……!? 続きを見る

天才ピアニストだった阿字野(あじの)がアレンジした曲をそっくりそのまま弾いてみせ、専門家でも困難なわずかなピアノの音の狂いを指摘したという少年。阿字野が修平(しゅうへい)の母から聞いたその少年の名は、一……続きを見る

オーストリアから５年ぶりに帰国した修平。彼は留学先でスランプに陥り、“ピエロの悪夢”に悩まされていた。その原因こそ、ほかでもない海（カイ）のピアノであり、修平は直接会うためにカイの居場所を突き止めよう……続きを見る

課題曲・モーツァルト『ケッヘル２８０』を自分のものに出来ないままコンクール当日を迎えた海(カイ)だったが、会場で出会ったあがり性の女の子・丸山誉子(まるやま・たかこ)を励ましているうちに、自分の抱えてい……続きを見る

ショパン・コンクールもいよいよファイナル。最終日の出番を明日に控え、カイは雨宮（あまみや）との最後の練習に向かう。ーーそして、パン・ウェイは阿字野（あじの）への想いを更に募らせ……。それぞれの未来を照……続きを見る

いよいよ2次審査開始！　1次審査結果発表を終え、残るは30名。コンクールをあくまで楽しむカイ。アダムスキの言葉を心に響かせ変わろうとする雨宮(あまみや)。そして、孤高の優勝候補パン・ウェイ。それぞれの想い……続きを見る

ショパン・コンクールのファイナル最終日は最後の演奏者レフ・シマノフスキを迎えた。地元ポーランドの期待を背負うレフは、交通事故によって意識不明となっている最愛の姉エミリアのために最高の演奏をしようとピ……続きを見る

これはただのコンクールじゃない！ “ショパン・コンクール”なんだぞ！　カイの演奏は聴衆を魅了し、一部の審査員を引きつけてゆく。反面、かたくなにポーランドのショパンにこだわり、カイを認めない審査員も。…………続きを見る

ここに来るまで……ひとりではなかった。圧倒的に胸を打つ、ドラマティック・ピアノストーリー!!　雨宮（あまみや）に阿字野（あじの）、誉子（たかこ）や怜（れい）ちゃん……そしてショパン。出逢ったミンナが与えて……続きを見る

「カイくんゴメン……僕はキミが嫌いだった ずっと……」2次審査を通過したカイ。落選を引きずる雨宮（あまみや）。2人の気持ちはすれ違い、互いを傷つけあってしまう。雨宮は自分を見失い、行方をくらました。一方、……続きを見る

ギリギリの予選突破。開始がせまる本戦。ーー海（カイ）は初めて見る、ショパンコンクール会場で……熱気や雰囲気に興奮し舞い上がる。 続きを見る

海（カイ）が、阿字野（あじの）とともに、そして“森のピアノ”を胸にたどり着いた大舞台＝ショパン国際コンクール。孤高の優勝候補パン・ウェイの圧倒的な演奏も終わり、２次審査は２日目へ突入。１次審査で落ちた……続きを見る

雨宮（あまみや）は俺の初めての同志だった。ーーコンクールはついに佳境。ファイナルでの出番が迫る中、カイと阿字野（あじの）の最後のレッスンが始まる。「俺から、大切な人が次々と離れていってしまう……」阿字……続きを見る

海（カイ）を連れて……ショパンコンクールへ！　ーー「カイがいよいよ世界へ……」その知らせを聞いた修平も決断する。５年に一度ワルシャワで開催される世界最高峰の舞台へ、一ノ瀬海＆雨宮修平出陣！ 続きを見る

阿字野の指導のもと、ついに『小犬のワルツ』を弾けるようになった海(カイ)。しかし指導する取り引き条件として阿字野が出したのは、なんと“全日本学生ピアノコンクールへの出場”!!　一方、カイが阿字野の教え子と……続きを見る

阿字野の音を奏でるパン・ウェイのピアノの衝撃が脳裏に焼きついて離れない海（カイ）。その一方で、ショパンの生まれ変わりと評されるアダムスキ、そして修平……、注目されるこの２人のスターが１次予選の舞台に立……続きを見る

パンもレフも、そしてカイも、それぞれがそれぞれの思いを抱えるショパン・コンクール、ファイナル最終日。阿字野（あじの）との邂逅を果たしたパン・ウェイの演奏に変化が……。そして、阿字野との約束を胸についに……続きを見る

「一番“森っぽい所”にいると思うよ」ーー海（カイ）に逢うため必死でピアノを続けてきた誉子。悩みを抱える彼女をカイに逢わせるため奔走するピアノ教師・司馬（しば）は、ふとしたことから「一ノ瀬海」の名前を目……続きを見る

ショパン・コンクール2次審査最終日。レフ・シマノフスキが奏でる“ポーランドのショパン”は、聴衆に彼の優勝を確信させる。30分の休憩をはさんでもなおシマノフスキの余韻の残る会場に、4人目の奏者として、ついに……続きを見る

海（カイ）が暮らしている元バーの廃屋で修平が見つけたものは、カイのイメージからは程遠い“努力”の痕跡（こんせき）だった！　さらに、カイの教え子の少年が弾く自由なピアノを聴いた修平は自分のピアノに対する……続きを見る

ひとりの少年の、たった５分の演奏が、すべてを変えることもある。ーーうまくいかない初めての恋。海（カイ）の気持ちは冴（さえ）に伝わるのか？　そして……物語は大きな舞台へと動き出す。 続きを見る

ショパン・コンクール、ファイナル最終日。カイが臨んだ最後の演奏、その第一楽章の途中で照明が消えるアクシデントが発生！　しかし予想外の出来事に動揺が走る会場を収めたのは、“森が育てた”カイのピアノだった……続きを見る

森のピアノは、その少年を待っていたーー。捨て去られたピアノ。壊れて音の出ないピアノ。いま、ひとりの少年の選ばれた指が、失われた音を呼び覚ます。少年の名は一ノ瀬海(いちのせかい)。彼は心に深く豊かな森を……続きを見る

◎TVドラマも絶好調！　『コウノドリ』巻頭カラー付きで登場!!　◎『ピアノの森』最終回、特増５６ページ！　カイが奏でるグランドフィナーレを体感しよう♪　◎表紙は『クッキングパパ』。パパのアゴすら外れる驚きの……続きを見る

◎表紙＆巻頭カラー付きで『ピアノの森』、再開！　連載開始から18年、いよいよ最終章に突入。なんと、今号より最終回まで毎号掲載！　　◎『ギャングース』も待望の連載再開！　半グレのトップ：安達の容赦ない追撃……続きを見る

◎電子版モーニング特製表紙は『まんが 新白河原人 ウーパ！』　　◎『グラゼニ　東京ドーム編』は、凡田に人生最大級の試練発生!?　　◎『ピアノの森』最終シリーズ、第２回。不意に現れたミュージシャン・ハンド・……続きを見る

◎『レディ・ロウと７日の森』　表紙＆巻頭カラー！ ー色まこと、５年振りに本誌に帰還！ ──この国に生まれた王子は17歳になるまでに、必ず死ぬ。ナイル国に300年続く呪いを解く少年たちの冒険が始まる。　◎『この……続きを見る