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ロディオ・バム
著者:片岡義男
出版社: ボイジャー
発売日: 2015年07月01日
スポーツだけではないロディオの 名残りをとどめた男が町にポツンと。 ロディオ・バム(Rodeo Bum)のBumとは、 浮浪者や怠け者、ルンペン、無能の者、といった意味。 ブロンク・ライダーと呼ばれる一人の男の中に……続きを見る
価格:275円
荒馬に逢いたい
著者:片岡義男
出版社: ボイジャー
発売日: 2015年07月01日
シャッター押さなかったことによって 定着された1枚の絵。 そこにこめられた荒馬の歴史をカウボーイが語る。 ごく短い酒場のシーンを前後にして 真ん中に荒野の情景が挟まっている。 荒馬の絵と、絵を語る作者の老……続きを見る
価格:275円
まっ赤に燃えるゴリラ
著者:片岡義男
出版社: ボイジャー
発売日: 2015年07月22日
シリアスさを欠いた三角関係から まっ赤に燃えるゴリラはやがて故郷に帰る。 多くの片岡作品がそうであったように、出会いは路上。 そこにはオートバイがあり、19歳の少年がいる。 年上の女がリードする。女はその……続きを見る
価格:275円
ワン・キッス
著者:片岡義男
出版社: ボイジャー
発売日: 2015年07月24日
ワン・キッスは、最後のキス。 片岡義男の小説において 「彼女」と「彼」は偶然に出会う。 昨日までは互いの存在をまるで知らなかった同士だ。 夜のスナック。同じ曲をジュークボックスでかける、という偶然。 帰……続きを見る
価格:275円
花が濡れてます
著者:片岡義男
出版社: ボイジャー
発売日: 2015年07月24日
やめろ、って風が言った、 と、彼女は言った。 予兆は冒頭のシーンから漂っている。 その後、房総の自然の中を、物語が進んでいくうち いつしか忘れそうになる頃、ああ、やっぱり。 予兆は現実のものとなる。 彼女……続きを見る
価格:275円
高原のティー・タイム
著者:片岡義男
出版社: ボイジャー
発売日: 2015年07月24日
高原の静かなティー・タイムは、 にぎやかな劇を挟んで、再び画面にあらわれる。 小説においては、このような物語も可能なのか? そうだ、むろん、十分に可能だ、とでもいうような一編。 最初と最後に、1つの視点……続きを見る
価格:275円
よりかかってドライ・ジン
著者:片岡義男
出版社: ボイジャー
発売日: 2015年07月31日
男は、バカばかり。 彼女を癒すのは、ドライジンと 心優しきゲイ・ボーイ あからさまだったり、まわりくどかったり。 ホステス、という職業をやっている女性の許には 様々な男たちが寄ってくる。 律儀に対応してい……続きを見る
価格:275円
結婚記念日
著者:片岡義男
出版社: ボイジャー
発売日: 2015年07月31日
祝福の日には、 出席者全員に祝砲を。 高原のスロープに立っている優美なヴァケーション・ハウス。 夫妻の結婚記念日を祝うため、7人が集まっている。 残る1人も、まもなくやってくるだろう。 ハウスについての、……続きを見る
価格:275円
もうひとつラヴ・ソング
著者:片岡義男
出版社: 株式会社ボイジャー
発売日: 2015年11月25日
彼女が作り、彼が歌うラヴ・ソング この短篇のすばらしさは、タイトルに集約されている。 「もう一つのラヴ・ソング」ではなく「もうひとつラヴ・ソング」。 「の」を抜くことによって、一つのラヴ・ソングのこと……続きを見る
価格:275円
水瓜を射つ女
著者:片岡義男
出版社: 株式会社ボイジャー
発売日: 2015年11月25日
女に二言はない 明解極まりない短篇小説である。 アメリカでは、日本と違い、一定の手続きを経れば、誰でも銃を手にすることができる。 射撃の対象となったものは、よほど堅固な物質か、もしくは柔らかすぎる物質……続きを見る
価格:275円
粉雪のつらく降るわけ
著者:片岡義男
出版社: 株式会社ボイジャー
発売日: 2015年12月25日
誰も知らないから自分で言う。「おまえ、どうするんだよ」 未来へと目を向けてある決断を下しても、それは現在が見ている風景でしかないからやがてその時がやってきた時点でかつて未来だった幻想から悪戯される、……続きを見る
価格:275円
さっきまで優しかった人
著者:片岡義男
出版社: 株式会社ボイジャー
発売日: 2015年12月25日
さっきまで優しかった人たち 唖然とする展開、といってもいいかもしれない。 しかも2度。この短さの中で2度、唖然とできる。 舞台設定が、サスペンスの効果を高めている。 ここで「本気だ」と言われているセリフは……続きを見る
価格:275円
紅茶にお砂糖
著者:片岡義男
出版社: 株式会社ボイジャー
発売日: 2016年02月25日
彼女が紅茶で男が砂糖。底に沈んでかきまわされよう 再会。これもまた片岡作品の主題の一つである。 同じ人間が、時間と場所と立場を変えると、同じ人間ではなくなる部分と、それでもやはり同じ人間であり続ける部……続きを見る
価格:275円
ふたとおりの終点
著者:片岡義男
出版社: 株式会社ボイジャー
発売日: 2016年02月25日
終点を語る4人の男女、未だ終点に至らず。 同じ大学に在籍していた男女4人がステーション・ワゴンで西へ向かう。 やはり同じ大学にいた友人の結婚披露宴に出席するためだ。 社会に出て数年。もはや学生ではないが……続きを見る
価格:275円
フラッシュ・バックを使うな
著者:片岡義男
出版社: 株式会社ボイジャー
発売日: 2016年03月25日
撮って、と彼女の現在が言う 作品の隅々にまで、シドニーのさわやかな風が吹いている。 そして、片岡作品の顕著な主題の一つである「再会」がここでもあざやかに表れる。 18歳から28歳へ。東京からシドニーへ。 10……続きを見る
価格:275円
ろくでもない男
著者:片岡義男
出版社: 株式会社ボイジャー
発売日: 2016年03月25日
港と風と、女が2人 タイトルは「ろくでもない男」だが、これはむしろ女の物語だ。 男に従属するのではなく、しかし男に連れられて渡っていくことを自分なりに受け止めている、そういう女のストーリー。 語尾に「だ……続きを見る
価格:275円
その物語を要約すると
著者:片岡義男
出版社: 株式会社ボイジャー
発売日: 2016年04月25日
その要約を物語にすると、女は殺されても生きるだろう ミステリ小説の好きな女性が、移動の時間を利用して買ったばかりのミステリに読みふける。至福の時間だ。 それがおよそどんなストーリーなのか、といった説明……続きを見る
価格:275円
傷心のつくりかた
著者:片岡義男
出版社: 株式会社ボイジャー
発売日: 2016年04月25日
論理的に、あくまで論理的に 『微笑の育てかた』と題された短編集に含まれた一編。 「微笑」が育つ背景には、「傷心」の生産もあった、というところだろうか。 物語はシンプルである。女が2人、男が1人。 一方で……続きを見る
価格:275円
あおむけに大の字
著者:片岡義男
出版社: 株式会社ボイジャー
発売日: 2016年04月25日
無防備を撮り、それを交換する関係とは何だろう? 短編というよりは掌編。 そしてちょっと不思議な一編である。 登場人物は女性2人だけ。 酔った1人をもう1人が介抱し、その後、時を経て一緒に京都に旅行をする……続きを見る
価格:275円
胸は痛まない
著者:片岡義男
出版社: 株式会社ボイジャー
発売日: 2016年09月16日
昔話、作り話、嘘の話。しかしそこにも真実があるらしい 長く語ることのできる人、というのがいる。 この小説には2人、そういう人物が出てくる。 しかもその2人の2つの話はとてもよく似ている。 なぜなら、それ……続きを見る
価格:275円
灰皿から始まる
著者:片岡義男
出版社: 株式会社ボイジャー
発売日: 2016年09月16日
灰皿から始まり、やや遠くまで歩く 劇作家であり、小説家でもあったチェホフは、かつて 「ぼくは何でも書く。目の前に灰皿があれば灰皿の短編を躊躇無く書く」と言い、これはチェホフの創作に対する考え方を端的に……続きを見る
価格:275円
かたわらで泣いた
著者:片岡義男
出版社: 株式会社ボイジャー
発売日: 2016年09月16日
第1章と最終章、あとは会話で小説 作家と編集者が会う。原稿の受け渡しのためだ。 これまで共に仕事をしてきた時間も含め、深い信頼で結ばれた2人は 今、書かれつつある小説の今後の成り行きについて検討を重ね……続きを見る
価格:275円
火曜日が締め切り
著者:片岡義男
出版社: 株式会社ボイジャー
発売日: 2016年11月25日
ストーリーを手に入れるための金曜日、土曜日、日曜日・・・ 恋人ではないが親密な間柄といっていい男性から 滞在先で電話をもらったのは、この小説の主人公である28歳の女性作家だ。 火曜日には締め切りがあり、……続きを見る
価格:275円
この色は心の色
著者:片岡義男
出版社: 株式会社ボイジャー
発売日: 2017年04月20日
やがてそのくやしさからも解放されるはず シンプル極まりないが、同時に陰影に富んだ短篇である。 片岡義男という作家には、人間の身体(いや、小説の登場人物というべきか) に対する厚い信頼がある。その主人公……続きを見る
価格:275円
永遠に失われた
著者:片岡義男
出版社: 株式会社ボイジャー
発売日: 2017年04月20日
すべてが終わること、写真を撮ること 17歳。人生で最も輝かしく、また不安定な年齢だ。 誕生日を終えたばかりの彼女は、ふと家を出て バスに乗り、海岸にまで足を延ばす。 焦燥感のような、鬱屈した気持ちのような……続きを見る
価格:275円
過去の黄色、現在のブルー
著者:片岡義男
出版社: 株式会社ボイジャー
発売日: 2017年04月20日
彼女がキャンディを口に含む時 キャンディを口に含んだ瞬間、つい、空を仰いでしまう。 ああ、自分もそうだった、とまでは行かなくても 子供だった頃を思い返せば、誰にでも納得の行く仕草ではないだろうか。 そん……続きを見る
価格:275円
ロマンスなら上海
著者:片岡義男
出版社: 株式会社ボイジャー
発売日: 2017年04月20日
なつかしい過去にアクセスし、彼らは新たな「現在」を手に入れる 2人仲良く出張するサラリーマン。 偶然、新幹線に置いてあった雑誌で これから仕事で訪ねる先の街で かつて熱心に通ったナイトクラブが今も盛業中……続きを見る
価格:275円
「ママ、ママ」
著者:片岡義男
出版社: 株式会社ボイジャー
発売日: 2017年04月20日
その切実さを成就させるために、彼女には現実とは別の形式が必要だった 人は、自らの生い立ちを選ぶことはできない。 空手のインストラクターを務めるようなしなやかな肢体を持った 20代の美しい女性に成長しよう……続きを見る
価格:275円
そして最後にマヨネーズ
著者:片岡義男
出版社: 株式会社ボイジャー
発売日: 2017年04月20日
やっぱり最後にあの言葉 主人公は作家。作家が女性と食事を共にし、 小説のアイデアを語って聞かせるという冒頭の展開は 片岡作品になじみのシーンの一つと言っていいだろう。 そこに、これまた片岡作品ではしばし……続きを見る
価格:275円
自分のことが気になって
著者:片岡義男
出版社: 株式会社ボイジャー
発売日: 2017年05月31日
私ともう一人の私とは、けっして会うことがない 少女小説にして哲学小説。それも高純度の。 少女が「死」に魅入られる物語は世の中にいくつかあるだろう。 しかしここまで理論的に、少女同士の会話を通して 「私」……続きを見る
価格:275円
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