田中　貢太郎 - 電子書籍 5

この作品を含む以下の12作品は、『黒雨集』には以下の順で収録されています。（川山）　「あかんぼの首」（新字旧仮名）　「水郷異聞」（新字旧仮名、新字新仮名）　「蛾」（新字旧仮名）　「雨夜詞（萌黄色の茎）……続きを見る

家族を相次いで失い、悲しみにくれる劉滄客（りゅうそうかく）のもとへ、音信不通となっていた親友の劉海石（りゅうかいせき）がひょっこり訪ねてきた。そして「君は一家族が全滅するが、知らないかね」と言うが…………続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]日本怪談大全　第二巻　幽霊の館[出版社]国書刊行会[初版発行日]1995（平成7）年8月2日 続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]伝奇ノ匣6　田中貢太郎日本怪談事典[出版社]学研Ｍ文庫、学習研究社[初版発行日]2003（平成15）年10月22日 続きを見る

「お諏訪様、お諏訪様、いっしょに遊びましょう」無心に祈る、がんぜない子供の前にあらわれる神の奇跡。（Hiroshi_O）[文字遣い種別]新字新仮名[底本]日本の怪談（二）[出版社]河出文庫、河出書房新社[初版発行日……続きを見る

孔生（こうせい）の腫物をあざやかな手術で取り除いたのは、意外にもわずか十三四の、ほっそりとして、はにかんだ綺麗な少女、嬌娜（きょうだ）だった。命を救われた孔生は、彼女に思いを寄せるも、彼女の従姉と結……続きを見る

将来は宰相になるだろうと言われ、おごりたかぶった男が見た奇怪な夢。清の時代の中国の怪異小説集「聊斎志異」（蒲松齢・著）からの翻訳とみられる。表題の『続黄梁（ぞくこうりょう）』とは、「黄梁の夢」「一炊……続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]日本怪談大全　第二巻　幽霊の館[出版社]国書刊行会[初版発行日]1995（平成7）年8月2日 続きを見る

農夫が路傍で見つけた異様な轎（かご）の中にいたのは……。（Hiroshi_O）[文字遣い種別]新字新仮名[底本]伝奇ノ匣6　田中貢太郎日本怪談事典[出版社]学研Ｍ文庫、学習研究社[初版発行日]2003（平成15）年10月22日 続きを見る

南（なん）は貧しい農民の娘を棄てて、大金持ちの家の娘と結婚しようとする。そのため農民の娘は、南の生ませた赤ん坊とともに死ぬ。やがて南の周辺に、怪異がはじまる……。清の時代の中国の怪異小説集「聊斎志異」……続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]日本怪談全集　※［＃ローマ数字2、1-13-22］[出版社]桃源社[初版発行日]1974（昭和49）年7月5日 続きを見る

不思議な宮殿の庭に迷いこんだ男は、取り巻きの美女達から公主と呼ばれている美少女の姿を覗き見る。男は、少女の落としていった紅い巾（てふき）に少女のあでやかさを讃える詩を書きつけたことから、少女の母親で……続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]日本怪談大全　第一巻　女怪の館[出版社]国書刊行会[初版発行日]1995（平成7）年7月10日 続きを見る

この文章の前置きには、小泉八雲の怪談にのっぺらぼうの川獺のことがあると書かれている。しかし正しくは、小泉八雲の作品では、のっぺらぼうは狢のしわざということになっており、田中貢太郎自身も、同じ話を『狢……続きを見る

冥府を嘲る詩をつくった罪で鬼使に捕えられた儒者の見るさまざまな地獄の光景。原典は、中国の明の時代に瞿佑（くゆう）が著した幻想的な短編小説集「剪燈新話（せんとうしんわ）」。（Hiroshi_O）[文字遣い種別]……続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]聊斎志異[出版社]明徳出版社[初版発行日]1997（平成9）年4月30日 続きを見る

1690(元禄3)年刊の仮名草紙『死霊解脱物語聞書（しりょうげだつものがたりぶんしょ）』で有名な累（かさね）の伝説を、ごく短い小説形式にまとめたもの。伝説をヒントにして、明治時代には、三遊亭円朝が日本三大……続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]日本怪談大全　第二巻　幽霊の館[出版社]国書刊行会[初版発行日]1995（平成7）年8月2日 続きを見る

狢（「たぬき」の異称）が人を化かすという紀の国坂の怪談を、田中貢太郎らしい簡潔な文体で再話。なお、田中貢太郎は、『怪譚（かいたん）小説の話』という随筆の中で、小泉八雲（ラフカディオ・ハーン）の怪談の……続きを見る

僧が止めるのも聞かず、男達が淵に毒を流しこむと、半死になった魚達は次々と腹をかえして浮かびあがってきたが……。全国に類話が分布している有名な昔話の再話小説。（Hiroshi_O）[文字遣い種別]新字新仮名[底本]……続きを見る

この作品を含む以下の12作品は、『黒雨集』には以下の順で収録されています。（川山）　「あかんぼの首」（新字旧仮名）　「水郷異聞」（新字旧仮名、新字新仮名）　「蛾」（新字旧仮名）　「雨夜詞（萌黄色の茎）……続きを見る

谷で猟師が次々と出会った幻想的な出来事。高知県の伝説を小説形式で紹介したもの。（Hiroshi_O）[文字遣い種別]新字新仮名[底本]日本の怪談（二）[出版社]河出文庫、河出書房新社[初版発行日]1986（昭和61）年12……続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]日本怪談大全　第二巻　幽霊の館[出版社]国書刊行会[初版発行日]1995（平成7）年8月2日 続きを見る

幽霊船の伝説。本文に、田中貢太郎が1925（大正14）年に御前崎の燈台を訪問した際、事務員から聞いた話だと書かれている。（Hiroshi_O）[文字遣い種別]新字新仮名[底本]伝奇ノ匣6　田中貢太郎日本怪談事典[出版社]……続きを見る

娟麗（けんれい）ならぶものなき美女である阿宝（あほう）は、毎晩夢の中で男に愛せられる。「あなたは、何人（だれ）」「私は孫子楚（そんしそ）だよ」……。原典は、清の時代の中国の怪異小説集「聊斎志異」（蒲松……続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]日本怪談大全　第一巻　女怪の館[出版社]国書刊行会[初版発行日]1995（平成7）年7月10日 続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]伝奇ノ匣6　田中貢太郎日本怪談事典[出版社]学研Ｍ文庫、学習研究社[初版発行日]2003（平成15）年10月22日 続きを見る

ある夜子供が眼を覚ますと、障子を開けて死んだ母親が……。（Hiroshi_O）[文字遣い種別]新字新仮名[底本]伝奇ノ匣6　田中貢太郎日本怪談事典[出版社]学研Ｍ文庫、学習研究社[初版発行日]2003（平成15）年10月22日 続きを見る

江戸時代のこと、三代目尾上菊五郎（おのえきくごろう）は歌舞伎『東海道四谷怪談』再演の際、幽霊にどんな衣裳を着せようかと悩んでいたが……。文末に「悟道軒円玉（ごどうけんえんぎょく）氏談」という原注がある……続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]伝奇ノ匣6　田中貢太郎日本怪談事典[出版社]学研Ｍ文庫、学習研究社[初版発行日]2003（平成15）年10月22日 続きを見る