江戸川　乱歩 - 電子書籍 6

ある春の夜、浅草公園で小林紋三が目にしたものは、十歳くらいの子供の胴体の上に、大人の頭が乗っかった小男だった。その不気味な男の懐中から、風呂敷に包まれた青白い人間の手が転がり落ちた。同じ時、山野家の……続きを見る

初期の本格短篇と戦慄のホラー、レンズ好きの乱歩ならではミステリー。これぞ乱歩！の傑作集・第一弾。「五階の窓」も全篇収録！ 乱歩が第一回を執筆した「五階の窓」は、雑誌『新青年』誌上で6人の作家によって書……続きを見る

ミステリーからスリラー、時代小説まで、乱歩の「発端篇」をもとに、総勢12名の作家が書き継いだ連作小説5編を一挙収録。 昭和25年から35年。日本が敗戦の混乱から抜け出し、復興の波に乗って新たな時代に漕ぎ出そ……続きを見る

江戸川乱歩（えどがわらんぽ）1894-1965 推理小説家。本名、平井太郎（ひらいたろう）。大正12年、「二銭銅貨」でデビュー。有名なキャラクターとして、明智小五郎、小林少年、怪人二十面相、少年探偵団がある。 続きを見る

20の違う顔を持っていると言われる変装名人であり、盗む際には予告状を送ることで新聞を賑わせている大怪盗怪人二十面相。二十面相は名探偵・明智小五郎やその助手・小林少年と対峙することになる。 本作で警視庁……続きを見る

江戸川乱歩（えどがわらんぽ）1894-1965 推理小説家。本名、平井太郎（ひらいたろう）。大正12年、「二銭銅貨」でデビュー。有名なキャラクターとして、明智小五郎、小林少年、怪人二十面相、少年探偵団がある。 続きを見る

貧しい大学生・蕗屋清一郎は、親友である斎藤勇から、彼の下宿先の家主である老婆が大金を貯めていることを耳にした。老い先短い老婆より、まだ若くて未来のある自分がその大金を使った方がずっと効果的だ、と考え……続きを見る

50年の時を経て、名探偵、華麗に帰還ーー。謎と美と欲望に彩られた戦前の帝都・東京。かつてなく妖しく美しい明智小五郎と、禍々しくも華々しい怪人たちの、夜の宴の幕が上がる。江戸川乱歩の代表作・明智小五郎シ……続きを見る

魚津へ蜃気楼を観に行った帰りの汽車の中、二等車内には「私」ともう一人、古臭い紳士の格好をした60歳とも40歳ともつかぬ男しかいなかった。「私」はその男が、車窓に絵の額縁のようなものを立てかけているのを奇……続きを見る

頑丈な木枠に縛りつけられた娘の豊満な胸をめがけて、きっ先が鋭い刃物になった大きな振り子が迫ってくる。ついに振り子がその娘の乳房をえぐった！　と思った瞬間、うすれゆく意識の中で、彼女は無気味な悪魔の笑……続きを見る

美貌と大胆なふるまいで暗黒街の女王に君臨する「黒蜥蜴」。ロマノフ王家のダイヤを狙う「怪人二十面相」。　乱歩作品の中でも屈指の人気を誇る、名探偵・明智小五郎の二大ライバルの作品が一冊で楽しめる！ 続きを見る

無一文からたたき上げて資産を築いた富豪の家に、一家皆殺しの恐怖の予告。不安に怯えていた次女が突然、失踪、蝋人形のように死化粧をされて発見された。現場に残された犯罪史上初の〈三重渦状〉の怪指紋。四日後……続きを見る

名探偵・明智小五郎が思いを寄せる玉村妙子の叔父に、毎夜無気味な紙切れが届く。しかし捜査へ向かう道中で、明智は賊に捕らえられてしまう。賊の娘・文代の助けで辛くも脱出するものの、玉村家では叔父が殺され、……続きを見る

江戸川 乱歩の「二銭銅貨」 【文字数】16915文字 【あらすじ】 大金を盗んだ紳士泥棒がつかまった。だが金の隠し場所は白状しない。盗金を追う俄か探偵。彼は謎の二銭銅貨に封じられていた暗号文を見事に解き、ま……続きを見る

江戸川 乱歩の「人間椅子」 【文字数】15533文字 【ページ数】13ページ 【あらすじ】 椅子製作に心血を注いだ果てに椅子に変身してしまった男。合理主義の内にあり、現実的な方法で椅子に変身する・・・ 続きを見る

江戸川 乱歩の「怪人と少年探偵」 【文字数】36239文字 携帯に便利な「ポケット版」として書籍化しました。 幅広い年代の多くの方に読んでほしいと願っています。 続きを見る

江戸川 乱歩の「怪人二十面相」 【文字数】108624文字 携帯に便利な「ポケット版」として書籍化しました。 幅広い年代の多くの方に読んでほしいと願っています。 続きを見る

シリーズ第1巻は、「怪人二十面相」を大活字、読み仮名付きで収載した。江戸川乱歩作の少年向け推理小説シリーズの第1話である。 乱歩が創作した架空の大怪盗、怪人二十面相の初登場作品。盗む際には予告状を送る……続きを見る

シリーズ第2巻「人間椅子」は、表題作のほか、「Ｄ坂の殺人事件」「押絵と旅する男」「蟲」の4篇を大活字、読み仮名付きで収載した。「人間椅子」は、椅子の中に住み、そこに座る女のぬくもりを味わう男の体験談。……続きを見る

シリーズ第5巻「火星の運河」。表題作のほか、「鏡地獄」「月と手袋」「白昼夢」「人でなしの恋」の5篇を大活字、読み仮名付きで収載した。江戸川乱歩があこがれていた異世界、禁断の夢をえがいた「火星の運河」。……続きを見る

江戸川 乱歩の「二銭銅貨」 【文字数】16915文字 【あらすじ】 大金を盗んだ紳士泥棒がつかまった。だが金の隠し場所は白状しない。盗金を追う俄か探偵。彼は謎の二銭銅貨に封じられていた暗号文を見事に解き、ま……続きを見る

怪物は彼女のふくよかな胸をねらって、短剣をふりかぶった。もがきにもがく手が、近々とのしかかる怪物の顔を、はっしと打ったその瞬間、ポロリと落ちた黄金仮面！　怪物はアッと叫んで、す早く仮面を被りなおした……続きを見る

雨続きに増水して、無気味ににごる川面。岩角にぶち当たってすりむけたのか、顔全体がグチャグチャに崩れ、醜くふくれ上がった溺死体！　死後十日以上経過している。ーー恋に狂った男たちの奇妙な毒薬決闘の果て、……続きを見る

小林君は小学生ながら名探偵・明智先生の助手をしてる。ある日、怪人二十面相がダイヤを盗み少年を誘拐する事件が発生。小林君は先生にかわって捜査にのりだすが…。歴史に残る名推理をカラーで！感想文の書き方付き 続きを見る

江戸川 乱歩の「人間椅子」 【文字数】15533文字 【ページ数】13ページ 【あらすじ】 椅子製作に心血を注いだ果てに椅子に変身してしまった男。合理主義の内にあり、現実的な方法で椅子に変身する・・・ 続きを見る

江戸川 乱歩の「怪人と少年探偵」 【文字数】36239文字 携帯に便利な「ポケット版」として書籍化しました。 幅広い年代の多くの方に読んでほしいと願っています。 続きを見る

江戸川 乱歩の「怪人二十面相」 【文字数】108624文字 携帯に便利な「ポケット版」として書籍化しました。 幅広い年代の多くの方に読んでほしいと願っています。 続きを見る

シリーズ第3巻は、「パノラマ島綺譚」を大活字、読み仮名付きで収載した。乱歩の中編小説。売れない物書きの人見廣介は、自分と瓜二つの大富豪菰田源三郎になりすまし、沖の島に長年の夢であった理想郷、パノラマ……続きを見る

シリーズ第4巻「屋根裏の散歩者」は、表題作のほか、「心理試験」「芋虫」「二銭銅貨」の4篇を大活字、読み仮名付きで収載した。「屋根裏の散歩者」は、無気力で、何にも興味を示さず退屈な日々を送っていた郷田三……続きを見る

シリーズ第6巻は「黒蜥蜴」を大活字、読み仮名付きで収載した。「黒蜥蜴」とは、江戸川乱歩の長編探偵小説および、作中に登場する黒衣の女性盗賊の俗称。小説は1934年（昭和9年）、月刊誌『日の出』1月号から12月……続きを見る