夢咲ミル - 小説・エッセイ 1

孤独と貧困に負けることなく、けなげに生きてきた少女フェイス。17歳になり侯爵家のメイドとして働き始めるが、森で迷い途方に暮れていたところを不思議な青年ルークに助けられる。字を読むことも書くこともできな……続きを見る

妖精が見え画家でもある伯爵令嬢のフィオナは、無類の筋肉好きでちょっと変わった審美眼の持ち主。そんな彼女のまさに「理想の姿」を体現した青年ディオンにフィオナは出逢うのだが、彼の正体は実はパラルビオン国……続きを見る

リューナック伯爵令嬢のフィオナは絵を描くことが何よりも好き。妖精の姿を見ることのできるフィオナは、従者のウィルを伴って王国中を旅しながら、妖精の絵を描く日々を送っていた。そんな旅の途中、フィオナに執……続きを見る

貸衣装屋を営むネージュは、没落した男爵家の元令嬢。ある日、ネージュの店に伯爵家の次期当主・ローズが逃げ込んできた。ならず者に追われていたローズをかくまったネージュは、彼に気に入られる。が、ローズはた……続きを見る

影の一族の呪いにより、パラルビオン王国は窮地に追い込まれていた。黒狼の大群が押し寄せ、町や村が廃墟と化していくばかりではなく、国王ディオンと婚約者で妖精画家のフィオナは、愛を募らせつつも互いの姿が見……続きを見る

　生まれながらの不運体質な女子大生・楠城湊は、その日もすこぶる体調が悪かった。迷い込むように路地裏の料理処を訪れた湊は、そこで謎めいた美貌の店主・白澤さんに手料理を押し売られる。「帰しませんよ？　貴……続きを見る