平山夢明 - 小説・エッセイ 2

てのひら怪談──それは、てのひらにおさまるほど小さな小さな物語。すべて800字以内で書かれた、こわい話やふしぎな話のこと。短いから、あっというまに読みおわる。でも、油断しちゃだめだよ。幽霊やのろいの話、……続きを見る

「霊感がないから」「幽霊を見たことがないから」。怖いことに会ったことのない人は口をそろえて言う。だが本当の恐怖と遭遇した時、いままでの無知はほんの幸運な偶然にすぎなかったことがわかるだろう･･････。実……続きを見る

近所の神社のご神木に、びっしり打ち付けられたわら人形を好奇心で外してしまった高校生が、深夜、見たものは、血のように赤い目玉をした女の首であった……（「ぐちゃくちゃの木」）。今年の夏もまた、“怪談の神様”……続きを見る

「雨宮さんは、夜、女友達と電話中に『死ねばいいじゃん』という低い男の声を聞いた。友人の凄まじい悲鳴が聞こえ、電話が切れた。ぞっとして振り向くと、姿見から、にやにや笑った男が這い出してくるところだった……続きを見る

本書は、伝説的な実録怪談集『「超」怖い話』全十一冊に残された、著者執筆分最後の四十話に、この本のために特別に書き下ろされた最新の怪奇譚、ネットのこと、無灯火、チクロ屋、ドライブするーなど十話を新たに……続きを見る

吉直さんが小学校の頃の話である。父親の実家近くの山の中で、友達とふたり、木の枝に女の髪の毛が下がっているのを発見した。連れのかっちんが、その髪を燃やすと、〈真っ黒な人の首〉が、すとん、とぶら下がった……続きを見る

伝説の実録怪談集『超怖い話』全十一冊からよりすぐった、奇妙な恐ろしい実話怪談を五十話収録。あながたこの本を手にとったとき、何か妙な感覚を覚えたかもしれない。それはこの本に集まられた怪奇が、新たな出現……続きを見る

てのひら怪談──それは、てのひらにおさまるほど小さな小さな物語。すべて800字以内で書かれた、こわい話やふしぎな話のこと。短いから、あっというまに読みおわる。でも、油断しちゃだめだよ。幽霊やのろいの話、……続きを見る

すぐ読めて、あっ! 怖い 恐怖が連続する152話の実話怪談 人気シリーズ第5弾! 1〜2ページの怪談を詰め込んだ恐怖度MAXの一冊。ホラーの鬼才・平山夢明を筆頭に、黒木あるじ、黒史郎、我妻俊樹、つくね乱蔵、神薫、……続きを見る

ショッキングな幕切れで知られる竹本健治の「恐怖」を筆頭に、ノスタルジックな毒を味わえる宇佐美まことの図書館奇譚「夏休みのケイカク」、現代人の罪と罰を描いた恒川光太郎の琉球ホラー「ニョラ穴」、誰からも……続きを見る