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死神の棋譜(新潮文庫)
著者:奥泉光
出版社: 新潮社
発売日: 2023年02月25日
初夏、名人戦の最中に詰将棋の矢文が見つかった。その「不詰めの図式」を将棋会館に持ち込んだ元奨励会員・夏尾は消息を絶つ。同業者の天谷から22年前の失踪事件との奇妙な符合を告げられた将棋ライターの〈私〉は……続きを見る
価格:880円
レビュー件数:7 / 評価平均:★★★★ (3.57) → レビューをチェック
この国の戦争
著者:奥泉光, 加藤陽子
出版社: 河出書房新社
発売日: 2022年06月18日
あの戦争をどう考えればよいのか。なぜあんなことになったのか。戦争を描いてきた小説家と戦争を研究してきた歴史家が、必読史料に触れ、文芸作品や手記なども読みながら、改めて考える。 続きを見る
価格:968円
レビュー件数:7 / 評価平均:★★★★★ (4.5) → レビューをチェック
その言葉を/暴力の舟/三つ目の鯰
著者:奥泉光
出版社: 講談社
発売日: 2015年07月10日
東京で三年ぶりに再会した、故郷の俊才の変わり果てた姿「その言葉を」。他人の怒りと攻撃性を誘発せずにはおかない、風変わりな先輩との四年間「暴力の舟」。父の葬式で一堂に会した親族たちの、幼い頃は窺い知れ……続きを見る
価格:1,826円
中上健次『枯木灘』を読む(文芸漫談コレクション)
著者:奥泉光, いとうせいこう
出版社: 集英社
発売日: 2017年07月28日
「あの大きな人の、大きな背中を、見たかった」「まさしく、奇蹟のような一回性の小説」。今回は、中上健次の『枯木灘』を読む。芥川賞作家と希代の仕掛人が捨て身でおくる“漫談スタイル”の超文学実践講座。本電子……続きを見る
価格:110円
ゲーテ『若きウェルテルの悩み』を読む(文芸漫談コレクション)
著者:奥泉光, いとうせいこう
出版社: 集英社
発売日: 2017年08月25日
「ウェルテルは自分の才能を文学に使っておけばよかった。その文学性を映画化するなら、「ザ・ストーカー」というタイトルしかない。彼が荒れると世界が荒れる。殺人事件が起き、村は洪水(いとう)」。今回は、ゲ……続きを見る
価格:110円
アンドレ・ジッド『法王庁の抜け穴』を読む(文芸漫談コレクション)
著者:奥泉光, いとうせいこう
出版社: 集英社
発売日: 2017年08月25日
ジュリウス・ド・バラリウル、アメデ・フルーリッソアル、百足組…。そんな名前のラップグループがいてもいいぐらいですが、実はこれ各編のタイトルです(笑)。笑えるところに、すぐに食いつく文芸漫談。今回は、……続きを見る
価格:110円
バナールな現象
著者:奥泉光
出版社: 集英社
発売日: 2014年12月05日
1991年1月17日、湾岸戦争が始まった。砂漠の戦場から遠く離れた東京の郊外で、妻の出産を待つ大学講師・木苺の凡庸な日常に突然、暗黒の陥穽が口を開く。モーセのトーラー、鴉、理不尽な暴力の予感、そして改竄さ……続きを見る
価格:605円
レビュー件数:3 / 評価平均:★★★ (3.33) → レビューをチェック
トーマス・マン『ヴェネツィアに死す』を読む(文芸漫談コレクション)
著者:奥泉光, いとうせいこう
出版社: 集英社
発売日: 2017年08月25日
美。そして、陶酔、陶酔、陶酔。とにかく美しかない。美と理性、そこに忍び込んでくる魔的なものというテーマのトーマス・マン『ヴェネツィアに死す』を読む。芥川賞作家と希代の仕掛人が捨て身でおくる“漫談スタ……続きを見る
価格:110円
鳥類学者のファンタジア
著者:奥泉光
出版社: 集英社
発売日: 2014年11月07日
「フォギー」ことジャズ・ピアニストの池永希梨子は演奏中に不思議な感覚にとらわれた。柱の陰に誰かいる……。それが、時空を超える大冒険旅行の始まりだった。謎の音階が引き起こす超常現象に導かれ、フォギーはナ……続きを見る
価格:1,045円
レビュー件数:26 / 評価平均:★★★★ (4.0) → レビューをチェック
太宰治『晩年』を読む(文芸漫談コレクション)
著者:奥泉光, いとうせいこう
出版社: 集英社
発売日: 2017年05月26日
「俺は選民だと言ってのけるパンクさと、その不安を吐露する弱気の混在。でも、僕なら気恥ずかしくてちょっと無理。」(いとう)。今回は「コンセプトマシンD」こと太宰治の『晩年』を読む。芥川賞作家と希代の仕……続きを見る
価格:110円
夏目漱石『こころ』を読む(文芸漫談コレクション)
著者:奥泉光, いとうせいこう
出版社: 集英社
発売日: 2017年03月31日
文学、面白いよ! ヒカルがボケて、いとうがツッコむ。芥川賞作家と希代の仕掛人が捨て身でおくる“漫談スタイル”の超文学実践講座。世界的な文豪・夏目漱石の『こころ』を読む。本電子書籍は、文芸誌「すばる」20……続きを見る
価格:110円
雪の階(上)
著者:奥泉光
出版社: 中央公論新社
発売日: 2021年01月29日
昭和十年。華族の娘、笹宮惟佐子は、富士の樹海で陸軍士官とともに遺体となって発見された親友の心中事件に疑問を抱き、調べ始める。富士で亡くなったはずの寿子が、なぜ仙台消印の葉書を送ることができたのか。寿……続きを見る
価格:880円
レビュー件数:7 / 評価平均:★★★★ (4.0) → レビューをチェック
雪の階(下)
著者:奥泉光
出版社: 中央公論新社
発売日: 2021年01月29日
親友の死は本当に心中だったのか。天皇機関説をめぐる華族と軍部の対立、急死したドイツ人ピアニストと心霊音楽協会、穢(けが)れた血の粛正をもくろむ「組織」(グルッペ)……。謎と疑惑と陰謀が、陸軍士官らの叛……続きを見る
価格:946円
レビュー件数:11 / 評価平均:★★★ (3.44) → レビューをチェック
ナボコフ『ロリータ』を読む(文芸漫談コレクション)
著者:奥泉光, いとうせいこう
出版社: 集英社
発売日: 2017年08月25日
「複雑なモラル・ハラスメントとセクシャル・ハラスメントが交差している、まさに現代、現在の小説(いとう)。」「下劣なものと崇高なもの、醜いものと美しいものーーその振り幅のなかで世界を構築している(奥泉……続きを見る
価格:110円
志賀直哉『暗夜行路』を読む(文芸漫談コレクション)
著者:奥泉光, いとうせいこう
出版社: 集英社
発売日: 2017年06月30日
『暗夜行路』は元祖「中二病小説」? 元祖「セカイ系小説」? 時任謙作はアメーバ? 今回は小説の神様こと志賀直哉が書いたリアリズム小説の一つの典型『暗夜行路』を読む。芥川賞作家と希代の仕掛人が捨て身で……続きを見る
価格:110円
夏目漱石『吾輩は猫である』を読む(文芸漫談コレクション)
著者:奥泉光, いとうせいこう
出版社: 集英社
発売日: 2017年03月31日
文学、面白いよ! ヒカルがボケて、いとうがツッコむ。芥川賞作家と希代の仕掛人が捨て身でおくる“漫談スタイル”の超文学実践講座。世界的な文豪・夏目漱石の『吾輩は猫である』を読む。本電子書籍は、文芸誌「す……続きを見る
価格:110円
横光利一『蠅』を読む(文芸漫談コレクション)
著者:奥泉光, いとうせいこう
出版社: 集英社
発売日: 2017年05月26日
「横光が、いや横光さんが(笑)、ここまで現代性を持っているとは、考えていなかった…」(いとう)。今回は「小説の神様」こと横光利一の『蠅』を読む。芥川賞作家と希代の仕掛人が捨て身でおくる“漫談スタイル”……続きを見る
価格:110円
川端康成『伊豆の踊子』を読む(文芸漫談コレクション)
著者:奥泉光, いとうせいこう
出版社: 集英社
発売日: 2017年05月26日
「では、ここで質問。『伊豆の踊子』は恋愛小説なのでしょうか?」(奥泉)今回は、「私」と旅芸人の一座との淡いかかわりを描いた『伊豆の踊子』を読む。芥川賞作家と希代の仕掛人が捨て身でおくる“漫談スタイル”……続きを見る
価格:110円
織田作之助『夫婦善哉』『六白金星』を読む(文芸漫談コレクション)
著者:奥泉光, いとうせいこう
出版社: 集英社
発売日: 2017年06月30日
文学者で、キムタクみたいに四文字で略してもらえるのって、オダサク以外にいますか? でも織田作は当時からそう呼ばれていたんですよね。今回は「評価低すぎる、織田作すごい!」(いとう)と言わしめた織田作之……続きを見る
価格:110円
武者小路実篤『真理先生』を読む(文芸漫談コレクション)
著者:奥泉光, いとうせいこう
出版社: 集英社
発売日: 2017年06月30日
武者小路実篤は寅さん? 「(音楽でいうと)複雑なコード進行なし。シャープとかフラットとかも一切なし。でも、そのおかげで不思議なパンクさは出ている。」そんな小説、武者小路実篤の『真理先生』を読む。芥川……続きを見る
価格:110円
森鴎外『舞姫』を読む(文芸漫談コレクション)
著者:奥泉光, いとうせいこう
出版社: 集英社
発売日: 2017年04月28日
「外国に行き、お金に困っている年端もいかない女の子を援助しているうちに、彼女が妊娠しちゃって、でも捨てて帰ってくる話ですから。…これ以上ない、ゲスな話だ。」(いとう)。今回は、新聞や週刊誌に書き立て……続きを見る
価格:110円
石の来歴 浪漫的な行軍の記録
著者:奥泉光
出版社: 講談社
発売日: 2021年03月19日
現実と非現実の交錯を描く芥川賞受賞作。石に異常な執着を示す男の人生。長男の死、妻の狂気、次男の学生運動、夢と現実の交錯のなかで描かれる奥泉光の芥川賞受賞作。他に「浪漫的な行軍の記録」所収ーー太平洋戦……続きを見る
価格:1,430円
レビュー件数:3 / 評価平均:★★★★ (4.0) → レビューをチェック
後藤明生『挾み撃ち』を読む(文芸漫談コレクション)
著者:奥泉光, いとうせいこう
出版社: 集英社
発売日: 2017年07月28日
『挾み撃ち』の特徴は半勃起? 「あらゆる小説の中でこの人の書くものだけが救いですから(いとう)」。今回は、後藤明生の『挾み撃ち』を読む。芥川賞作家と希代の仕掛人が捨て身でおくる“漫談スタイル”の超文学……続きを見る
価格:110円
虫樹音楽集
著者:奥泉光
出版社: 集英社
発売日: 2016年03月04日
ジャズ全盛の1970年代。サックスプレイヤー通称「イモナベ」は、『孵化』というライブを全裸で演奏して以降、精神に変調をきたしたとの噂と共にジャズシーンから姿を消した。ところが1990年、小説家になりたての私……続きを見る
価格:649円
レビュー件数:4 / 評価平均:★★★★ (3.67) → レビューをチェック
『吾輩は猫である』殺人事件(新潮文庫)
著者:奥泉光
出版社: 新潮社
発売日: 2013年05月01日
「吾輩は猫である。名前はまだ無い」この一行に、大きな謎が仕組まれていたとはー。上海の街に苦沙弥先生殺害の報せが走り、猫の「吾輩」はじめ、おなじみ寒月、東風、迷亭に三毛子、さらには英国猫のホームズやワ……続きを見る
価格:869円
レビュー件数:25 / 評価平均:★★★★ (3.96) → レビューをチェック
ビビビ・ビ・バップ
著者:奥泉光
出版社: 講談社
発売日: 2019年06月13日
現代文学のトップランナーが、AI社会をポップに描いたSFジャズエンタメ巨編!「僕の葬式でピアノを弾いて頂きたいんです」それがすべての始まりだった。電脳内で生き続ける命、アンドロイドとの白熱のジャズセッシ……続きを見る
価格:1,595円
レビュー件数:2 / 評価平均:★★★★ (4.0) → レビューをチェック
文芸漫談 笑うブンガク入門
著者:奥泉光, いとうせいこう, 渡部直己
出版社: 集英社
発売日: 2014年12月05日
小説の書き方・読み方がクスクスわかる! ヒカルがボケて、いとうがツッコむ! 芥川賞作家と稀代の仕掛け人が捨て身でおくる、“漫談スタイル”の超ブンガク実践講座。渡部直己(座付作家)による、ためになる脚注付……続きを見る
価格:1,408円
レビュー件数:14 / 評価平均:★★★★ (4.0) → レビューをチェック
雪の階(上下合本)
著者:奥泉光
出版社: 中央公論新社
発売日: 2021年01月29日
親友の死は本当に心中だったのか。天皇機関説をめぐる華族と軍部の対立、急死したドイツ人ピアニストと心霊音楽協会、穢(けが)れた血の粛正をもくろむ「組織」(グルッペ)……。謎と疑惑と陰謀が、陸軍士官らの叛……続きを見る
価格:1,826円
シューマンの指
著者:奥泉光
出版社: 講談社
発売日: 2013年04月12日
音大のピアノ科を目指していた私は、後輩の天才ピアニスト永嶺修人が語るシューマンの音楽に傾倒していく。浪人が決まった春休みの夜、高校の音楽室で修人が演奏する「幻想曲」を偶然耳にした直後、プールで女子高……続きを見る
価格:792円
レビュー件数:98 / 評価平均:★★★ (3.07) → レビューをチェック
倉橋由美子『スミヤキストQの冒険』を読む(文芸漫談コレクション)
著者:奥泉光, いとうせいこう
出版社: 集英社
発売日: 2017年07月28日
成長もなし。教訓もなし。変化もなし。空虚小説。チャレンジングな作品ですよ。つまり、これは倉橋由美子の冒険だと思います。(いとう)。今回は、倉橋由美子『スミヤキストQの冒険』を読む。芥川賞作家と希代の……続きを見る
価格:110円
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