サカノ景子 - ビーズログ文庫 1

『王の鍵師』だった行方不明中の父の跡を継ぐべく、一流鍵師を目指すエリアルの悩みは数あれど……一番大きなのは四六時中くっついて甘く優しく愛を振りまいてくる漆黒の悪魔──ヴァルサスの存在！　あと2週間後に迫……続きを見る

難関を勝ち抜き、名門・ゲオルギウス学院に入学したマーヤ。応援してくれた祖母からのお祝いは、＜ナユタズ・ロスト＞と呼ばれる、旧魔術の叡智を秘めた稀書だった。その鑑定を依頼するために持ち込んだ学院付属の……続きを見る

女の子たちから贈られたチョコレートの山を前に、エイジとレンは「去年より減ったな」と呟き、マーヤは驚愕。そんな平和なバレンタインを経て、ゲオルギウス学院は卒業式の日を迎える。来賓として壇上に上がったの……続きを見る

マーヤは、晴れてゲオルギウス図書館の新人局員となった。局長のアキラにいびられながら業務をこなし、自らの魔術の訓練に励みつつ、エイジの部屋でお茶をする、充実の図書館生活。ただしエイジとの関係は、レンに……続きを見る

「王の鍵師」だった父の失踪後、悪魔のヴァルサスに育てられたエリアル。……が、その育て方（？）は溺愛以外のなにものでもない！　おまけにそれは──エリアルが16歳になったら花嫁に迎えると宣言する“恋愛”の溺愛で……続きを見る