太宰治 - 人文・思想・社会 6

無頼派、新戯作派と呼ばれ、『走れメロス』『人間失格』『斜陽』『津軽』など、現代まで読み継がれる数多くの名作を遺した文豪・太宰治。傑作短篇『千代女』を収録。 続きを見る

無頼派、新戯作派と呼ばれ、『走れメロス』『人間失格』『斜陽』『津軽』など、現代まで読み継がれる数多くの名作を遺した文豪・太宰治。傑作短篇『メリイクリスマス』を収録。 続きを見る

無頼派、新戯作派と呼ばれ、『走れメロス』『人間失格』『斜陽』『津軽』など、現代まで読み継がれる数多くの名作を遺した文豪・太宰治。傑作短篇『誰』を収録。 続きを見る

シリーズ第４巻は「ヴィヨンの妻」「女生徒」「桜桃」「皮膚と心」「きりぎりす」の5篇を大活字、読み仮名付きで収載している。太宰治は、「人間失格」だけが名作ではない。女性を主人公とした作品も数多く、「女……続きを見る

大活字本シリーズ太宰治の第１巻は、「人間失格」を大活字、読み仮名付きで収載した。「人間失格」は雑誌『展望』に連載された中編小説で、太宰治の代表作のひとつ。東北の名家に生まれ、容姿にも頭脳にも恵まれて……続きを見る

大活字本シリーズ太宰治の第2巻は、「走れメロス」と「お伽草子」を大活字、読み仮名付きで収載した。「走れメロス」は、紀元前のギリシャ時代、イタリア南部のシチリア島にある都市に伝わる古い伝説が物語のモチ……続きを見る

シリーズ第５巻は「富嶽百景」「東京八景」「帰去来」「如是我聞」の4篇を大活字、読み仮名付きで収載した。長編小説を物すために甲州天下茶屋に滞在した周辺をまとめた「富嶽百景」。東京帝大入学時から作品執筆……続きを見る

シリーズ第６巻は長編小説「パンドラの匣」を大活字、読み仮名付きで収載した。本作品は、太宰の読者であった木村庄助の病床日記がもとになっている。太宰と文通していた木村庄助は、病苦のため22歳で自殺する。木……続きを見る

本作品は、太宰が妻に裏切られ、その妻初代とおこした心中事件の顛末を描いたものである…。昭和13年発表。 【作品の書き出し】 　そのとき、 「いいの。あたしは、きちんと仕末いたします。はじめから覚悟していた……続きを見る

自信のない者同士の夫婦の日常がユーモアを交えて描かれている…。昭和14年、『文学界』に発表。 【作品の書き出し】 　ぷつッと、ひとつ小豆粒に似た吹出物が、左の乳房の下に見つかり、よく見ると、その吹出物の……続きを見る

大活字本シリーズ太宰治の第3巻は、「斜陽」を大活字、読み仮名付きで収載した。「斜陽」は、戦後日本の没落していく貴族階級の一家が主な登場人物となっている。既存の階級意識とその美学を守り続けた「最後の貴……続きを見る

太宰治シリーズ最終巻である本巻は「グッド・バイ」を表題に、「ダス・ゲマイネ」「畜犬談」「道化の華」を大活字、読み仮名付きで収載した。太宰は、本シリーズの第１巻に収載した「人間失格」を書き終えたのちに……続きを見る

不朽の名作をスマホで読みやすく！　写真と一緒に楽しむ近代文学！　人をもてなすことが好きな「奥さま」。しかし、彼女のもてなし方はお客におびえていると言いたいくらい度を越したものだった。そんな奥さまは「……続きを見る

太宰治が、戦前に師、友人、縁者などに送った百通の手紙。井伏鱒二、亀井勝一郎、木山捷平など含む。赤裸々な、本音と優しさとダメさかげんが如実に伝わる、心温まる一級資料。 続きを見る

不朽の名作をスマホで読みやすく！写真と一緒に楽しむ近代文学！少女は、父と、病弱な妹と三人で暮らしていた。死期が近いことを悟った妹に心を痛めていたある日、少女は妹宛の手紙を覗き見てしまう。その手紙は、……続きを見る

「誰も知らぬ」「恥」といった女性語りの作品や、 心中事件をモチーフにした「雌に就いて」など、 『若草』『婦人画報』といった女性雑誌に掲載された19作品を掲載。 続きを見る

「悶悶日記」の初出：昭和11年、『文芸』に掲載された。 （「あさましきもの」の書き出し）　 　　　　賭弓（のりゆみ）に、わななく／＼久しうありて、はづしたる矢の、もて離れてことかたへ行きたる。 　 　こん……続きを見る

初出：昭和25年、『若草』に掲載された。 （作品の書き出し）　 　桜が散って、このように葉桜のころになれば、私は、きっと思い出します。と、その老夫人は物語る。いまから三十五年まえ、父はその頃まだ存命中で……続きを見る

初出：昭和17年、『女性』（博文館）に掲載された。（作品の書き出し）　　省線のその小さい駅に、私は毎日、人をお迎えにまいります。誰とも、わからぬ人を迎えに。　市場で買い物をして、その帰りには、かならず……続きを見る

昭和10年、文芸雑誌『作品』に発表。著者初の作品集「晩年」に収録された。 【作品の書き出し】 どうにかなる。どうにかなろうと一日一日を迎えてそのまま送っていって暮しているのであるが、それでも、なんとして……続きを見る