浅川博忠 - 小説・エッセイ 1

橋本vs.小沢の対決と福田の秘蔵っ子・小泉の浮上、小渕政権誕生と自自連立、石原都知事誕生……。田中角栄と福田赳夫の「角福戦争」が、いまも永田町を揺るがす。ポスト佐藤を巡る怨念の対決から田中退陣、三木から……続きを見る

永田町で日本を動かす者たちは、この男を「師」と仰いだ。竹下登、細川護熙、羽田孜、橋本龍太郎、小渕恵三と５人の首相を輩出し、娘・眞紀子へと連なる「角栄学校」とは何だったのか？　戦後最強の政治家の実像と……続きを見る

経世会の軛（くびき）を脱して、久々に成立した清和会系の小泉政権。空前の支持率を背景に構造改革をさけぶ小泉だったが、「盟友」田中眞紀子の更迭をきっかけに、永田町に大乱の予兆が……。角福戦争以来の愛憎もあ……続きを見る

日本政治の失われた１０年。その原因は秀れたナンバー２の不在だ。剥出しの権力欲が激突する自民党内で、無念にもたおれた者、あえて補佐役に徹して身をまっとうした者……。彼らが「戦後」を動かしたのだ。保守合同……続きを見る

今もなお国民的人気を博す元総理のすべてを明かす……。挑戦すること３度目にして、首相の座を射止めた、「変革の人」小泉純一郎。財政構造改革、首相公選、憲法改正……。彼は日本をどう導こうとしているのか？　祖父……続きを見る

「電力の鬼」と呼ばれた男・松永安左ヱ門。戦後、政官の圧力をはねのけ、電力会社９分割という大事業をなしとげた彼は、生涯、在野を貫きとおした。親しくその謦咳に接した著者が描く、日本経済の礎を築いた実業家……続きを見る