田中　貢太郎 - 電子書籍 3

噂で評判の、白い衣服（きもの）を着て長い大きな舌を出している幽霊の正体とは……。作中、作者の田中貢太郎は「維新の際に千葉県の某処にあった実話を本（もと）として書いた」としている。（Hiroshi_O）[文字遣い……続きを見る

猟師は、猿の顔をした妖怪の大王の跡を追い、深く暗い穴の底に転落する。彼は、その衝撃で弓矢を失ってしまうが……。原典は、明の時代の中国の幻想的な短編小説集「剪燈新話（せんとうしんわ）」（瞿佑（くゆう）・……続きを見る

主人を毒殺された猿がとった意外な行動を書いた奇談。田中貢太郎・著「日本怪談全集」に収録されている『猿の話』という作品のうちの一話が、この『義猴記』と同じ文章になっているが、そこで田中貢太郎は、出典を……続きを見る

有名な「お岩さん」の物語の小説化。「四谷怪談」といえば鶴屋南北による歌舞伎『東海道四谷怪談』が最も知られているが、この田中貢太郎版は、歌舞伎のヒントとなったとみられる、江戸時代に本当にあったとされた……続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]日本怪談大全　第二巻　幽霊の館[出版社]国書刊行会[初版発行日]1995（平成7）年8月2日 続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]日本怪談大全　第一巻　女怪の館[出版社]国書刊行会[初版発行日]1995（平成7）年7月10日 続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]日本怪談大全　第一巻　女怪の館[出版社]国書刊行会[初版発行日]1995（平成7）年7月10日 続きを見る

乞食の道士が人びとの目の前で種をまき、湯をかけると、やがて芽を出して梨の樹になり、みるみる葉を茂らせて花が咲いて……。清の時代の中国の怪異小説集「聊斎志異」（蒲松齢・著）からの翻訳とみられる。（Hirosh……続きを見る

緑衣人（りょくいじん）と名乗る本名も住所も明かさない双鬟（ちごわ）の美少女と、主人公との、前世の夙縁（しゅくえん）。原典は、中国の明の時代に瞿佑（くゆう）が著した幻想的な短編小説集「剪燈新話（せんと……続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]日本怪談大全　第一巻　女怪の館[出版社]国書刊行会[初版発行日]1995（平成7）年7月10日 続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]日本怪談全集　※［＃ローマ数字2、1-13-22］[出版社]桃源社[初版発行日]1974（昭和49）年7月5日 続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]日本怪談大全　第二巻　幽霊の館[出版社]国書刊行会[初版発行日]1995（平成7）年8月2日 続きを見る

旅僧との約束を破り、鮭の漁で大漁をあげた漁師は長者となった。だが、やがて生まれた娘の姿は……。（Hiroshi_O）[文字遣い種別]新字新仮名[底本]日本の怪談（二）[出版社]河出文庫、河出書房新社[初版発行日]1986……続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]伝奇ノ匣6　田中貢太郎日本怪談事典[出版社]学研Ｍ文庫、学習研究社[初版発行日]2003（平成15）年10月22日 続きを見る

この作品を含む以下の12作品は、『黒雨集』には以下の順で収録されています。（川山）　「あかんぼの首」（新字旧仮名）　「水郷異聞」（新字旧仮名、新字新仮名）　「蛾」（新字旧仮名）　「雨夜詞（萌黄色の茎）……続きを見る

田中貢太郎の代表作集のひとつとされる「日本怪談全集」の第一巻に掲載された序文。田中貢太郎は、1918（大正7）年の「中央公論」誌十一月号に掲載された『雨夜草子、魚の妖・虫の怪』を第一作として数多くの怪談……続きを見る

ここで魚を獲ると「おいてけ、おいてけ」という声がするという、有名な本所七不思議の「おいてけ堀」の怪談を、田中貢太郎らしい簡潔な文体で再話。（Hiroshi_O）[文字遣い種別]新字新仮名[底本]怪奇・伝奇時代小……続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]日本怪談大全　第一巻　女怪の館[出版社]国書刊行会[初版発行日]1995（平成7）年7月10日 続きを見る

娘と結婚させてほしいという狐の申し込みを、富豪が断ったことから起こるユーモラスな争い。清の時代の中国の怪異小説集「聊斎志異」（蒲松齢・著）からの翻訳とみられる。（Hiroshi_O）[文字遣い種別]新字新仮名[……続きを見る

この作品を含む以下の12作品は、『黒雨集』には以下の順で収録されています。（川山）　「あかんぼの首」（新字旧仮名）　「水郷異聞」（新字旧仮名、新字新仮名）　「蛾」（新字旧仮名）　「雨夜詞（萌黄色の茎）……続きを見る

狸と俳人、村人達との情ぶかい交流を書いた奇話。（Hiroshi_O）[文字遣い種別]新字新仮名[底本]怪奇・伝奇時代小説選集3　新怪談集[出版社]春陽文庫、春陽堂書店[初版発行日]1999（平成11）年12月20日 続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]日本怪談全集　※［＃ローマ数字2、1-13-22］[出版社]桃源社[初版発行日]1974（昭和49）年7月5日 続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]伝奇ノ匣6　田中貢太郎日本怪談事典[出版社]学研Ｍ文庫、学習研究社[初版発行日]2003（平成15）年10月22日 続きを見る

大場宇兵衛が出会った、不思議な深夜の葬式の行列とは……。（Hiroshi_O）[文字遣い種別]新字新仮名[底本]怪奇・伝奇時代小説選集3　新怪談集[出版社]春陽文庫、春陽堂書店[初版発行日]1999（平成11）年12月20日 続きを見る

両親と婚約者の興娘（こうじょう）とを相次いで亡くした崔興哥（さいこうか）は、鳳凰のかんざしを拾ってやったことから、興娘の妹、慶娘（けいじょう）と関係する。いったんは駆け落ちをした二人だが、一年後、意……続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]日本怪談大全　第二巻　幽霊の館[出版社]国書刊行会[初版発行日]1995（平成7）年8月2日 続きを見る

祝（しゅく）が思いを寄せた美少女とは、実は水莽草（すいぼうそう）の毒にあたって死に、水莽鬼（すいぼうき）となった者だった……。清の時代の中国の怪異小説集「聊斎志異」（蒲松齢・著）からの翻訳とみられる。……続きを見る

手を洗う侍の前に、手洗鉢の下の葉蘭の間からにゅっと顔を出したのは……。通り魔（通魔）とは、ふいに現れて通り過ぎ、行き当った人や家に災害を与えるという、俗信の魔物のこと。通り悪魔。（Hiroshi_O）[文字遣い……続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]日本怪談全集　※［＃ローマ数字2、1-13-22］[出版社]桃源社[初版発行日]1974（昭和49）年7月5日 続きを見る

深山の洞穴に棲み、美女とみれば拐ってゆく鬼神。その鬼神に妻を奪われた軍の大将との対決。原典は、中国の唐の時代に書かれた『補江総白猿伝（ほこうそうはくえんでん）』（作者不詳）とみられる。（Hiroshi_O）[……続きを見る