みるく - 小説・エッセイ 1

杏奈は転校先の図書室で1冊のノートを見つける。それは何も書かれていない、真っ黒なノートだった。どこか不気味な雰囲気を持つそのノートに、誰のものか分からない書き込みが記されるようになる。そこにはクラス……続きを見る

幼稚園に勤める萌の前に現れたのは、園内で“木曜日の貴公子”と噂される爽やかイケメン。「振った男のことなんて覚えてない？」そう言った彼の正体は、高校時代に付き合っていた元カレ・邦章。しかも、最悪な別れ方……続きを見る

後輩に先を越され、結婚に焦る26歳のごくごく普通のＯＬ・かすみは、失恋のショックからヤケになって、お見合いすることに。しかし、当日その場に現れたのは…なんと、憧れのイケメン専務だった!?　「これからたっ……続きを見る

人形には魂が宿る…。誰かが言った気がするが、誰だったのかは定かではない。「マカシギ」編集者の万条涼子と、カメラマンの高浜は山形県のとある寺を訪れていた…。著・田島みるくの霊能教師・松宮龍明シリーズ 続きを見る

ホラー雑誌「マカシギ」に中途採用された月夜野佐代子は、それまで実家のある秩父で地元紙の編集をしていたが、不便ということもあり、都内に引っ越すことにした。著・田島みるくの霊能教師・松宮龍明シリーズ 続きを見る

その日は朝から霧が立ち込め、ミルクを流したような底に町は沈みこんでいた…。プラットフォームには無数の粒子が侵入し、電車を待つ人間を亡霊に変えた。ホラー雑誌「マカシギ」編集部でライターの万条涼子とカメ……続きを見る