夏輝 - 小説・エッセイ 1

狐のお面に着流しで奈良を闊歩する不思議な青年「狐さん」は、春日大社で中学の同級生だった「烏」と再会。烏は狐の幼馴染み・揚羽（あげは）への10年越しの想いを遂げるため関西に戻ったと告げる。恋成就の協力を……続きを見る

彼氏と同じ大学を目指しながらも、受験に失敗し、従叔父（いとこおじ）のいる大阪の大学に入ることとなった友恵。挨拶へ赴くと、従叔父は「黒衣」と呼ばれ、大学教授の「殿下」、女装の大学生「サカイ」と、たこ焼……続きを見る

狐面に着流し姿の「狐さん」は、奈良公園で会った春菜に恋心を抱くが、春菜のメイド七瀬から「無職男性との交際など認めません！」と罵倒され、就活を決意。幼馴染みの烏からレクチャーを受ける。一方、以前、狐さ……続きを見る

豆を手にすれば恋愛成就の噂がある、東大寺二月堂での節分の豆まき。奈良の女子大に通う「私」は、“２０年間彼氏なし”生活からの脱却を願って、その豆まきに参加した。大混乱のなか、豆や鈴を手にするが、鈴を落と……続きを見る

1974年、“自由な街”原宿で、舘ひろし(伊達ひろし)と岩城滉一(岩槻滉一)が結成したモーターサイクル・チーム『クールス』は誕生した。『キャロル』の解散コンサートの先導、ロックバンドデビュー、メンバー内の不協……続きを見る